オランダに行ったら外せない!女子旅プレス厳選「世界的トレンドスポット7選」
オランダといえば、風車、チューリップの花畑、歴史の香り漂う古い街並みをイメージするでしょうか。もちろんそれも大正解!ですが実際に訪れてみると、オランダのイメージがガラッと覆るほど、自由で、モダンで、ユニークな、知られざる魅力にあふれた国なんです。今回はSNSで注目されること間違いなしの、世界的にもトレンディな7スポットをご紹介。次の休暇は、オランダの魅力に触れてみませんか?
【アムステルダム】超有名な絵画から、リピーター続出の音楽ホールまで!芸術の宝庫「ミュージアム広場」
5つの運河に囲まれ、上空から見ると“扇”を広げたような形をしている、アムステルダムの旧市街。16~18世紀頃に建てられた重厚感のある建造物や、運河にかかる趣のあるレンガ橋、色とりどりのフラワーショップなど、どこに目を向けても絵になる街。
そんなアムステルダムの南西に位置する「ミュージアム広場」は、アートファンならマストで訪れたいエリア。わずか500メートル程の距離のなかに、いくつもの美術館がひしめきあっているんです!
まずは、オランダ最大のミュージアム「アムステルダム国立美術館」。レンブラントの『夜警』、繊細な光の描写が美しいフェルメールの『牛乳を注ぐ女』など、来日すればアートファンが殺到する、“超”がつく名作の数々が展示されています。企画展ではなく、所蔵館で鑑賞したことは一生の自慢になるはず。
さらには、日本にまつわる展示も。鎖国時代の日本において、唯一交易が許された西洋の国・オランダ。貿易港だった長崎県出島の模型があるのは、なんだか感慨深い!
その隣にあるのは、情熱の画家フィンセント・ファン・ゴッホの膨大な作品を所蔵する「ゴッホ美術館」。7作品描かれた『ひまわり』のうちのひとつが展示されているほか、『灰色のフェルト帽の自画像』『アルルの寝室』『黄色い家』といった名作や、日本文化に関心を持っていたゴッホが収集した浮世絵も展示されています。
いつも混雑している「ゴッホ美術館」。入場券は窓口で販売していないので、オンラインでのチケット予約が必須です。ミュージアムショップも充実しているので、お土産探しにも◎。
世界屈指の音響の良さを誇るコンサートホール「コンセルトヘボウ」も、ミュージアム広場の一角に。ここを本拠地とするロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などのクラシックが演奏されるのはもちろんのこと、世界的なロックバンド「ザ・フー」や「ピンク・フロイド」も、かつてここでコンサートを開催したのだとか。形式にとらわれないオランダの寛容さ、なんだかステキ!
ほぼ毎日イブニングコンサートが開催されるほか、毎週日曜にはサンデーモーニングコンサートも行われます。コンセルトヘボウの2階にオープンしたレストランは、当日チケットを持っている人のみが利用可能。5つ星ホテルで修業を積んだシェフの絶品フレンチと優雅な音楽を堪能しませんか?
ミュージアム広場には、冬になるとスケートリンクが登場。その風景はまるで映画の世界!ホットワインやホットチョコレートで温まりながら、アムスっ子気分を味わってみては?
■アムステルダム国立美術館
住所:Museumstraat 1,1071 XX Amsterdam
■ゴッホ美術館
住所:Museumplein 6,1071 DJ Amsterdam
■コンセルトヘボウ
住所:Concertgebouwplein 10,1071 LN Amsterdam
【ハーグ】ありそうで存在しない世界へ 視覚の魔術師にふれる「エッシャー美術館」
アムステルダムから乗り継ぎなしの列車に乗り、約50分でアクセスできるハーグ。オランダ王室や政府機関が置かれた政治の中心地ですが、緑豊かな街並みはどこかホッと落ち着く雰囲気。
フェルメールが描いた、かの有名な『真珠の耳飾りの少女』を所蔵する「マウリッツハウス美術館」など、この街にもさまざまな美術館が点在していますが、今回は2002年に開館した「エッシャー美術館」をご紹介!
エッシャーは、オランダ出身の版画家。2018年には日本でも大規模な展覧会が開催されるなど、世界的な人気を得ています。錯覚や遠近効果を用いた不思議な世界は、数学者や建築家、幅広いクリエイターに多大な影響を与えてきました。
これらの作品はすべて版画によるもの。まるでPCを用いたグラフィックのようなデザインを、20世紀初めに手作業で完成させたエッシャーのアイデアと、技術の高さに驚きが止まりません。
美術館のもうひとつの見どころは、オランダ王室のエマ王太后の冬の宮殿として使われていた優美な建物。クラシックな螺旋階段、モダンな地球儀を模したシャンデリアなど、気品漂う佇まいで、SNSで自慢したくなっちゃいます!
■エッシャー美術館
住所:Lange Voorhout 74,2514 EH The Hague
【ロッテルダム】SNS映え必至! 近代建築マーケット「マルクトハル」
ロッテルダムの地下鉄Blaak駅から徒歩約1分の位置に佇む、アーチ型の建物。ここは世界中の建築ファンとグルメが集まる、オランダ最大の屋内フードマーケット「マルクトハル」。旅先でのマーケット散策って気分がアガりますよね!
表参道のファッション複合ビル「GYRE(ジャイル)」の設計でも知られる、ロッテルダムを拠点に活動する建築家集団MVRDVが手がけた建物で、近代的な建築が並ぶロッテルダムの街に、さらなる華を添えています。
屋内マーケットは、食品店やスタンドが約100店舗も入ったフードパラダイス! 飲食店やレストランも充実しており、ハーリング(ニシンの塩漬け)やフリット(フライドポテト)、スイーツなどの軽いおやつやランチにぴったり。
真空パックされたオランダ産チーズ、チョコレート、量り売りのナッツやドライフルーツなど、お土産にぴったりな商品もたくさん。
ちなみに、マーケットを覆う建物は、228室の住宅になっているんです。毎日新鮮な食材がすぐ手に入る暮らし、うらやましすぎる!
天気や気温に左右されることなく、オランダの食をダイナミックに楽しめるマーケット。フォトジェニックなポイントがたくさんあるので、ぜひ訪れて!
■マルクトハル
住所:Dominee Jan Scharpstraat 298,3011 GZ Rotterdam
【ロッテルダム】一度は泊まってみたい!おしゃれでキュートな「キューブハウス」
第二次世界大戦によって、多くの歴史的建造物を失ったロッテルダム。戦後は市民の復興によって、ユニークで斬新なモダン建築が続々と誕生。世界的にも名高い現代建築の街として知られるようになりました。
なかでも、特に斬新奇抜な「キューブハウス」。立方体の箱がいくつも並んだその姿はとにかく不思議。「中は一体どうなっているの!?」と興味がわきませんか? そんなあなたに朗報が!
キューブハウスのうちの1棟は「Kijk-Kubus」というミュージアムとして公開されています。3層構造になっている室内はやっぱり特殊。家具などは壁の傾きに合わせてつくられた特注品なのだとか。この不思議な空間を現地で体験してみて!
また一部の棟は「StayOkay」というユースホステルになっています。せっかくなら実際に泊まって、住み心地を体験してみるのはいかがでしょう?
キューブハウスのすぐ近くには、マルクトハルをはじめ、スタイリッシュな造形のロッテルダム中央駅など、特殊建築がずらり。これらのアート建築はSNSでも注目されること間違いなし!
■Kijk-Kubus(ミュージアム)
住所:Overblaak 70,3011MH Rotterdam
■StayOkay Rotterdam(ユースホステル)
住所:Overblaak 85-87,3011 MH Rotterdam
【ロッテルダム郊外】この風景は外せない!世界遺産に登録された「キンデルダイクの風車群」
ロッテルダム南東に位置するキンデルダイクには、1740年代に造られた19基の風車が!これだけ風車が並んでいるのは、オランダでもここだけ。
川の両側に建つ風車は、それは圧巻の景色。川べりでぼんやり眺めているだけでも心が充たされます。もちろんSNSで自慢することも忘れずに!
キンデルダイクに風車が建てられた目的は、湿地帯の土地を干拓地にするため。風車の動力を使って排水を行い、時間をかけて人が住める土地へと改良されていきました。干拓地となるまでに地盤沈下や洪水など、さまざまな困難もあったそう。この風景が守られているのは、先人たちの知恵と不屈の精神の賜物なんですね!
現在19基のうち2基は博物館に。風車内を住居にしていた人々の暮らしや、生活道具、風車の構造などが見学できますよ。
オランダの原風景といえるキンデルダイクの風車群は、とにかくスケールが大きく、一見の価値あり!
■キンデルダイクの風車群
住所:Nederwaard 1b,2961 AS Kinderdijk
【マーストリヒト】もともとは教会!美しすぎるブックストア「ドミニカネン書店」
ロッテルダムから列車で約2時間半。“オランダ最古の街”と称されるマーストリヒトへ。ロッテルダムの近代的な街並みから一転、石造りの堅牢な教会や、石畳の小道、オランダ最古の橋など、古き良きヨーロッパを思わせる、独特な雰囲気がステキ!
この街には、英国のガーディアン紙の「世界一美しい本屋」に選ばれた書店が。それも13世紀に建造された教会をリノベーションしたという、世にも珍しい本屋さんなんです。
各国のベストセラー、オランダ生まれの「ミッフィー」の絵本をはじめ、陳列された約5万冊の本には圧倒されるばかり。また、年間150を超えるイベントが開催され、毎年約70万人が訪れるのだとか。世界からの注目度の高さがうかがえますね!
書店とはいえども、かつて教会だった面影が、ステンドグラスの窓、フレスコ画、丸天井などに見られます。さらに祭壇だった場所はカフェスペースに。コーヒーを飲みながら、美しすぎる店内を眺めて過ごすのも、また一興。
■ドミニカネン書店
住所:Dominicanerkerkstraat 1,6211 CZ Maastricht
【マーストリヒト】本場のクリスマスマーケットに酔いしれる!「マジカル・マーストリヒト」
クリスマスマーケットといえばドイツが発祥と言われますが、隣国となるオランダでも開催されています。なかでも、フライトホフ広場の一角がまるごとお祭りのようになる「マジカル・マーストリヒト」は、煌びやかなイルミネーションと、充実のフード屋台、盛大なパレードで、じわじわと人気を集めています。
クリスマスシーズンになると、巨大なスケートリンクをはじめ、観覧車やメリーゴーラウンドなどが出現! それらを囲むように多くの屋台が連なり、この時期を楽しみにしていた地元住民から観光客まで、多くの人出でにぎわいます。本場ヨーロッパのクリスマスマーケット、規模も雰囲気も、やっぱり別格!
“美食の街”としても知られるマーストリヒトなので、フード屋台もいろいろお試しあれ。オランダの冬の伝統菓子でもある、揚げたてのオリボーレン(ドーナツ)やワッフル、ホットチョコレート、赤ワインにスパイスやオレンジなどを加えたホットワインなど、体が温まるグルメも充実していますよ。
マーケットは昼間から開催されていますが、イルミネーション煌めく17時頃に訪れるのがおすすめ。辺りが暗くなった頃、大通りにはパレードを待つ人だかりが。馬車に乗った王子様やお姫様のあとには、貫禄のあるサンタクロースがお目見え!
このようなイベントが約1か月も開催されるとは、ヨーロッパの人々にとってクリスマスがいかに特別な時間なのか、思い知らされます。日本とはひと味もふた味も違う、オランダのクリスマス、ぜひ満喫してみては?
■マジカル・マーストリヒト
住所:Vrijthof, 6211 NP Maastricht
オランダへのアクセスは、創立100周年を迎える「KLMオランダ航空」で!
日本からオランダへ最短でアクセスできるのは「KLMオランダ航空」の直行便。日本から首都アムステルダムへは、約11時間40分で到着します。
2019年はKLMオランダ航空にとってビッグなアニバーサリーイヤー! 世界で初めて創立 100 周年を迎えるエアラインとなります。
航空業界のパイオニアともいえるKLMは、航空業界の未来を考え、CO2排出量の削減などに積極的に取り組んできました。その技術を他社にも共有し、サスティナブル(持続可能)な航空産業の未来を実現するため、「Fly Responsibly(責任ある航行)」を提唱しています。
環境に配慮し、おもてなしの評価も高く、機内食もおいしいと評判のKLM。オランダへ渡航の際は、要チェック!
【オランダ×ベルギー・フランダース×女子旅プレス 特別企画】オランダ×ベルギー旅行が当たる!プレゼントキャンペーン
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応募は2019年11月30日まで。
[ 賞品詳細 ]
【特賞】〈4泊6日の旅〉KLMオランダ航空で行くオランダ+ベルギーへの旅(1組2名様)
・日本(成田国際空港または関西国際空港)からオランダ・アムステルダムまでの往復エコノミー航空券2枚
・アムステルダム・スキポール空港からブリュッセル空港までの片道エコノミー航空券2枚
・オランダ(ロッテルダム)およびベルギー(ゲント)のホテル宿泊/各都市2泊
を提供いたします。
※航空券には諸税を含みません。航空券を利用できる日程には限りがあります。
※予約および発券は2019年12月13日(金)まで、旅行の出発は2020年3月末までとさせていただきます。
【オランダ賞】オランダ政府観光局特製グッズセット(3名様)
【ベルギー・フランダース賞】ベルギー・フランダース政府観光局特製グッズセット(3名様)
[ 応募方法 ]
受付終了。
また訪れたくなるオランダ
ユニークな建築やアート、新旧さまざまな街と、寛容なオランダの気風がそこかしこに垣間見える、フリーダムな国・オランダ。一度訪れたなら、その居心地のよさに再訪を誓いたくなるはずです。
今回紹介したスポットは、オランダの魅力のほんの一部。チーズの街「ゴーダ」や「エダム」、ミッフィーの故郷「ユトレヒト」など、紹介しきれなかった魅力的な街が各地に点在しています! あなたのベスト・オブ・オランダ、ぜひ探してみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:オランダ政府観光局/ベルギー・フランダース政府観光局/KLMオランダ航空
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。