これが日本!?夏休みに行きたい秘密の絶景スポット<3選>
貴重な夏休み。せっかく出かけるなら、とっておきの体験ができるところを選びませんか?今回は、旅作家の小林希さんが国内各地を回って体験したアクティビティを紹介している書籍『大人のアクティビティ!』から、夏におすすめの3スポットを特別にご案内します。ここは本当に日本?と思うような場所ばかりですよ。
滝を滑り泳ぎ、青い世界に包まれるキャニオニング
渓谷を流れる川の上流から下流へ泳いだり、ウォータースライディングしたりとスリルが楽しめるキャニオニング。中でも「青のキャニオニング」と名高い群馬県・四万エリアのキャニオニングは、その美しさから夏にぜひ訪れたいスポットです。体験コースは川の上流からスタート。最初は水の冷たさに驚きますが、流れに任せて泳ぐうちに、心地よく感じられるように。一番の目玉は5mを超える岩からの大ジャンプ。太陽の光を反射した水面は、川とは思えないほどの鮮やかな青さです。
やってみたいけれど、体力や泳ぎに自信がない…という方も大丈夫。ガイドのサポートがあるので安心して参加できますよ。20名ほどの団体で移動するので、終わるころには友達が増えているかも。
自然の中に溶け込んでアクティブに動いたら、心も体もすっきりして、最高のリフレッシュになりますね。
1日数時間だけ現れる幻の島へ上陸
沖縄は夏の人気観光地。ただ、石垣島と小浜島の間に1日数時間だけ現れる幻の島を知る人は少ないのではないでしょうか?それは、潮の満ち引きによって消えたり現れたりする、全長100mにも満たない無人島、浜島です。上陸するには、ツアーに参加する必要があります。石垣島から出港し、竹富島などの島影が見えてくれば間もなく、サンゴや貝のかけらが積もった小さな砂地の浜島に到着します。島に降り立つと、透き通った穏やかな波が足元に打ち寄せます。淡いグリーンやブルーのグラデーションが美しい水面に囲まれ、まるで海の真ん中に立っているかのよう。
滞在する1時間の間にも、潮の満ち引きによって島は刻々と形を変えていきます。ほかでは見ることのできない幻想的な光景に惹き込まれますよ。
ツアーでは、シュノーケリングも可能です。海の中は、陸とはまた異なる世界。タマンやイラブチャー、カクレクマノミなど、ざまざまな種類の魚に出合えます。
たった1時間でも、遠い夢の世界へ行ったような気分が味わえる無人島ツアー。沖縄の海の美しさを心に刻んではいかがでしょう。
渓谷の自然とアートが融合した不思議なトンネル
日本三大渓谷の一つ、新潟県十日町の清津峡にあるトンネルは、ちょっと特殊です。2018年に行われた「大地の芸術祭」に合わせてトンネル内にアート作品を常設。渓谷美とアートのコラボレーションが楽しめるようになっているのです。仄暗いトンネル内は、音楽と光の演出でミステリアスな雰囲気に。光はオレンジや赤、青など5色に変化し、歩きながらアート作品を体感できます。
最大の見どころは3ヵ所ある見晴台。特に第3見晴所は天井に設置された雫のような鏡が赤い光を放つ不思議な空間。火星をイメージしており、宇宙旅行に出かけたような気分になれます。終点のパノラマステーション「トンネル・オブ・ライト」は下に水が張られていて、全体に外の景色が映し出されるとっておきの仕掛けが。
ほかにも所々に少し奇抜なアート作品が配置されています。人工のトンネルと、アート、そして自然が共存する空間は、非日常感を味わわせてくれるアトラクションのようです。
ここが日本?と驚くスポット満載
今回紹介したような、驚きの場所やアクティビティが紹介されているのが、『大人のアクティビティ!日本でできる28の夢のような体験』。勤めていた出版社を退社し、世界放浪の旅をしたこともある旅作家の小林希さんの著書です。その小林さんが、「こんな素敵なところがあるのを今まで知らなかったなんて…!」と感じたという国内のスポットを厳選し、紹介しています。訪れるのに体力が必要か、写真映えするかなどの気になる情報が一目でわかるグラフチャートも付いていて、自分にぴったりの旅先が見つけられますよ。気になる方はぜひ手に取って、旅行の計画に役立ててください。
writer / ゆりか photo / 株式会社ワニブックス
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