「サフィール踊り子」伊豆の新観光特急運行へ、プレミアムグリーン車を初導入
JR東日本は8日、伊豆方面の新たな観光特急列車「サフィール踊り子」を2020年春より運行することを発表した。
美しいサファイヤブルーの新観光特急
列車は東京・新宿方~伊豆急下田間を運行する8両×2編成で、1号車はJR東日本初となるプレミアムグリーン車、2~3号車はグリーン個室、4号車はヌードルバー、5~8号車はグリーン車で構成される。
車両名は、宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、「サフィール」(=仏語で宝石のサファイヤの意)を冠し、ロゴは、列車愛称名の考え方である「宝石のサファイヤ」をイメージしたデザインを採用した。
個性溢れるプレミアムな内装<車両詳細>
・1号車:プレミアムグリーン車(1+1列)
ゆったりとしたプライベート空間とくつろぎの空間を実現する1+1列の座席を配置。天窓と窓からのダイナミックな車窓を楽しめるよう、収納スペースは座席下に配置する。
・2~3号車:グリーン個室
気の合う仲間や家族と目的地までゆったりとした時間を過ごせるグリーン個室は、落ち着いてくつろげるカフェをイメージしたプライベートな造り。4名用と6名用が用意され、乗客同士で会話をしやすい対面テーブル席を導入する。
・4号車:ヌードルバー
こだわりの麺料理を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンと、車窓を流れる相模湾の景色を眺めながら食事を楽しめるカウンター席&ボックス席を配置。
・5~8号車:グリーン車(2+1列)
天窓からの陽の光がガラス製荷棚を通して車内に降り注ぐ空間が心地よいグリーン車は、伊豆の自然をイメージしたリラックスできる空間に。従来の特急列車よりも広く快適な2+1列の座席を配した。(女子旅プレス/modelpress編集部)
「サフィール踊り子」概要
運行開始時期:2020年春(予定)
運行区間:東京・新宿~伊豆急下田
車両形式:E261系
情報:東日本旅客鉄道
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