日本初「日本妖怪博物館」広島県三次市に開館へ
日本初の「妖怪」をテーマとした博物館「湯本豪一記念 日本妖怪博物館」が2019年4月26日(金)、広島県三次市に開館する。博物館内では、妖怪研究家の湯本豪一氏から寄贈された約5,000点の資料の中から厳選された妖怪コレクションが展示されるほか、体験型デジタルコンテンツも展開する。
旧三次市文化会館跡地に開館する「日本妖怪博物館」は地上2階建てで、絵巻・錦絵・書物・武具・玩具など約5,000点の妖怪にまつわるコレクションの中から厳選して展示。昨年10月下旬に、広島三次ワイナリーで開催した先行プレイベントには、9日間で県内外から妖怪ファンら約2,700人が訪れた。日本では「ゲゲゲの鬼太郎」「妖怪ウォッチ」等、かねてより妖怪人気が根強いが、実は広島県三次市は、江戸時代に書かれた『稲生物怪物語』の舞台となった。
また三次市が県北部に位置し、かつて日本海側から瀬戸内海側を結ぶ交通の要所として栄えたため、多くの商人が訪れて全国の妖怪話が語られたことも、妖怪との結びつきを強くしている。
チームラボとのコラボ作品
展示の一部は「チームラボ 妖怪遊園地」と名付け、ウルトラテクノロジスト集団・チームラボとのコラボレーションによるデジタルコンテンツを展開。
来場者が描いた妖怪のイラストがスクリーン上で動きだすインタラクティブな作品や、スクリーンをタッチをすると妖怪の姿や歴史を学べるデジタル図鑑で体験して、誰もが妖怪の存在をより身近に、面白く感じられる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)概要
住所:広島県三次市三次町1691-4
入場料:大人600円、高・大学生400円、小・中学生200円
開館時間:9:00~17:00
休刊日:水曜日(休日の場合は翌日)
情報:広島県
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