南国サイパンの祭典「フレームツリーアートフェスティバル」で野外フェス、復興アピールの場に日韓中アーティスト集結
サイパン島で、カルチャーイベント「フレームツリーアートフェスティバル」が、2019年4月11日(木)~14日(日)の4日間に渡り開催。13日、日韓中3カ国から招聘されたアーティストによる「#MYMARIANAS パラダイスフェスティバルコンサート」が同時開催された。
ミクロネシア地域で最も歴史ある祭典「フレームツリーアートフェスティバル」
今年で38回目を迎えた「フレームツリーアートフェスティバル」は、ミクロネシア地域で最も長く開催され続けているカルチャーイベント。イベント名でもあるフレームツリー(マリアナの国樹)の真っ赤な花が島中に咲きはじめる毎年4月に開催されている。
青い空と海に抱かれたサイパンの野外フェス
サイパン島ススペ地区のシビックセンタービーチパークで開催された「#MYMARIANAS パラダイスフェスティバルコンサート」は、昨年10月に北マリアナ諸島を直撃した、大型台風26号からの復興を広く海外にアピールするとともに、現地の被災者を応援する目的で行われた。
出演したのは、米オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン8で優勝した日本人パフォーマーの蛯名健一、韓国の人気オーディション番組『SUPER STAR K2』出身の歌手、ホ・ガク、同じく『SUPER STAR K3』優勝の実力派グループ、Ulala Session(ウララセッション)、そして中国人歌手のイーシン・ワンの4組。
唯一、日本から出演した蛯名は「サイパンに来たのは今回が初めてでしたがとても美しい島」と現地の印象を語り、「ステージを見に来てくれた各国の観光客、そしてローカルのお客さんが、最高に盛り上がってくれて、僕自身もとても楽しかったです」とパフォーマンスを終えての感想を述べた。
フェス会場を盛り上げる充実のグルメブース
また、会場には約40の飲食・物販等のブースが出店。最多を占める飲食ブースはBBQ串、日本食、フィリピン料理、好きな組み合わせを選べるランチボックス、アルコールにカフェドリンクなどフードフェス並みの充実ぶり。参加者は好みのメニューをテイクアウトしてビーチや公園で思い思いに舌鼓を打っていた。
さらに、サイパンのオーガニックブランド「キングフィッシャー・ノニ」、ファッション、陶器、木製家具のほか、イベント会場での思い出をより深めてくれる似顔絵やフェイスペイントのような体験型ブースも出店。
青い海と空に抱かれたビーチパークが、夕刻とともに橙色と群青のグラデーションカラーで染められ、常夏の島サイパンの夕べがグローバルなアートとミュージックで彩られた。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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