生駒里奈、着物で魅せる大人の表情にドキッ 古都・京都の朝は「まるでファンタジー」<密着インタビュー>
女優の生駒里奈が、1000年以上に渡って日本の首都・平安京が置かれていた京都へ。凜とした早朝の空気の中を歩く生駒の姿は、どこか非現実的な雰囲気もあり、うっとりとする美しさがあった。朝の京都を歩き、目や耳で感じた新たな魅力とは。
目次
生駒里奈が“朝京都”を体験
静かで凛とした雰囲気の中、これまで知らなかった京都を感じられると注目を集めている“朝京都”。そんな“朝京都”を実際に生駒が体験。日の出と共に、平安遷都1100年を記念して明治28年に遷都(※1)のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建した平安神宮へ。
(※1)せんと。都を他の地に移すこと。
鮮やかな朱色と荘厳な社殿は観光客にも人気で、平日でも日中は多くの人達が訪れる。しかし早朝の平安神宮は鳥の声や風音がはっきりと聞こえるほど静か。京都に抱いていたイメージから、“朝京都”で気付いた魅力などを生駒に語ってもらった。
生駒里奈「すごく癒やされた」
― 生駒さんの京都の思い出は?
生駒:京都の街は家族旅行でしか歩いたことがないんです。すごく好きな街なんですけど、乃木坂46の時に京都へ来た時は、タイミングもなくて街を歩くことはありませんでした。家族旅行で京都に来た時は東映太秦映画村に行ったんです。新選組や忍者の服が着られる体験があって、私はお姫様の格好をしました。
生駒:だからその時からアニメやコスプレが好きな片鱗は見えてたんだろうなって、今になってお母さんと話すんです。お姫様の格好をしたまま映画村の中を歩けるんですけど、外国の観光客の方から「写真撮ってください」って何度も言われて(笑)。その思い出はすごく残っていますね。
― その他にはどんなところに行ったことがありますか?
生駒:家族と行ったのは映画村くらいでした。乃木坂46の時に特典映像を撮影するために京都へ来た時は、鴨川ですき焼きを食べたのと嵐山で川下りをしましたが、今回みたいに京都をぶらっと歩くってことはなかったですね。
― 生駒さんは京都にどんなイメージを持っていますか?
生駒:古都というイメージ。日本の歴史がぎゅっと詰まっているような街ですね。今日も朝日が当たっている神社や街がすごく幻想的でした。綺麗な神苑(※2)の景色もすごく癒やされました。
(※2)平安神宮神苑。明治時代の代表的な日本庭園で、東・中・西・南の四つの庭からなっている。
生駒:街の力強さを感じました。京都の歴史は教科書にもたくさん載っているし、今でもすごいパワーを感じましたね。京都の街が出来るまでにきっと色んな事があったんだろうなって改めて感じました。
生駒里奈の食のルールは?
― 今日は日の出と共に平安神宮へ行きましたが、早起きは得意なほうですか?
生駒:小学生とか中学生の時は夜10時に寝る生活をしていたので朝は強かったんですね。その頃はお母さんが作った朝ごはんをしっかり食べていました。朝にすごく余裕がありましたね。
― お仕事も忙しいと思いますが、食生活で決めているルールなどはありますか?
生駒:もちろん健康第一とは思うけど、あまり考えすぎないほうがいいのかなって思っています。ルールをカチカチには決めず、その時々で生活リズムに合わせて変えられるようにしています。
ファンタジーのような雰囲気に夢中
― 早朝の平安神宮はいかがでしたか?
生駒:家族旅行の時もそうですけど、今までは日中の京都しか知らなくて。誰もいない早朝の神社はシーンと静まり返っていて、心が落ち着きました。今ちょうど舞台の稽古をしていることもあって、毎日色んなことを考えているんです。そんな頭の中もスッキリしたというか。すごく息抜きになったし、早起きしてよかったなーって。
生駒:平安神宮自体、初めてだったんです。朱色がすごく鮮やかだし、日本じゃないような雰囲気もある。まるでファンタジーのようで、物の怪とかも出てくるんじゃないかって(笑)。京都は五芒星の結界で守られているという話もあるじゃないですか。そういう神秘的な話も好きだから、京都にはずっと来たいと思っていたんです。乃木坂46を卒業して5月で丸1年になるんですけど、まだどこへも旅行に行けていなくて。だから今回はすごく息抜きができました。
生駒里奈がお米愛を語る
朝の平安神宮を満喫した後は、京都の街をぶらり。平安神宮からほど近く、日替わりの定食とお弁当が楽しめると地元の人たちから愛されている「キッチン くじら」で朝ごはんを食べることに。
― 平安神宮へお参りした後は、朝ごはんが食べられるお店「くじら」にもお邪魔しました。
生駒:「くじら」さんを発見できて、すごく嬉しい。本当に美味しいし、お野菜いっぱいだからヘルシー。それにやっぱりお米が好き。和食派だけど、どうしても朝ごはんって楽で軽いパンになることが多くて。朝早く起きてしっかりごはんの時間を設けると、今日も頑張れそうな気がしますね。今は体も起きてきたから、いっぱい食べられる!今日みたいにお散歩してから朝ごはんを食べるのはいいかも。
― 舞台では体力も使うと思いますが、そういう時はご飯も大切ですよね。
生駒:やっぱりお米ですよね。時間があればおにぎりを作って持っていきます。お米は腹持ちがいいし、パワーになります。同じ炭水化物でもお米がいいなって。私はお米食べない日があると不安になっちゃうんです。ずっと自分の家で作ったお米を食べるのが普通だったので、今も秋田県産のお米を持ってきてもらってます。
― 地元のものがパワーになっているのはいいですね。
生駒:そうですね。新米の季節は楽しみ。それと最近は健康を考えて野菜をマリネやスープにして生で食べないようにしています。生だと体が冷えちゃって。もちろんお米も食べて。夜ご飯には気をつかっていますね。
生駒:ピザとかパスタが大好きで、お昼はジャンクフードばっかり食べちゃうんです。だから夜ご飯だけはせめて。朝はお味噌汁を飲んで、時間がないならお湯だけでも飲んでいこうと気をつけています。本当は今日みたいにゆっくりお米を食べられる時間があるといいんですけどね。
生駒里奈、今年のプライベートな目標を決める
― 今後やってみたい朝京都プランは?
生駒:朝焼けの街を見下ろせる高い場所から京都の景色を見て、澄んだ空気の中を散歩してみたい。スマホも持たずに30~40分くらい、ただただ近場をぐるぐるって回るだけでもいいと思う。
生駒:今日は着物だけど、運動がてらちょっと走ってみたりして。走るのは苦手だけど、景色がいいから楽しんで走れそうじゃないですか?しっかりプランを考えなくても、一つだけ行く場所を決めて、その近場を歩いてみるのも京都だからこそできる楽しみだと思います。今年の目標は旅行に行くことにします。東京から京都なら新幹線ですぐだし、いつも行きたいなって思っていたので!
― ありがとうございました。
舞台やテレビ出演で忙しい毎日を送る生駒だが、その合間で体験した“朝京都”は「すごく息抜きになったし、早起きしてよかった」と笑顔を見せた。京都の朝を歩く凛とした生駒の眼差しは、大人びていてどこかミステリアスな雰囲気に。“朝京都”は街の新しい魅力を気付かせてくれるのはもちろん、その人自身の新たな魅力を引き出してくれるのかもしれない。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:東海旅客鉄道株式会社
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
JR東海からのお知らせ
朝の京都を楽しむなら、東海道新幹線で行く「そうだ 京都、行こう。」の旅が便利。
たとえば、人気の桜名所を参加者限定でゆっくり楽しめる「春の特別拝観」がオススメ。平安神宮では4月6日(土)、7(日)、9(火)、10(水)、11日(木)の5日間限定で、7:00~8:30の間、一般参拝が始まる前の早朝に人数限定でのお花見が可能。紅しだれ桜が見頃となり最も華やぐ時季に、じっくりと楽しめるプランとなっている。
早朝の世界遺産仁和寺を楽しむツアー(※)や朝の京都を楽しむコンテンツなど、詳細は、「そうだ 京都、行こう。」サイトでチェックできる。
※2019年3月24日(日)実施
桜ををゆっくり楽しんだ後は、京都ならではの朝ごはんやカフェめぐりもおすすめ。雑誌「SAVVY」とタイアップした京都の朝さんぽに便利な冊子「京都朝さんぽ」ガイドブックも要チェック。「そうだ 京都、行こう。」の対象旅行プランを購入した方やEXサービスをご利用の方に、京都駅のJR東海ツアーズにて無料でプレゼントしている。
いつもより早起きして、凜とした空気を胸いっぱいに吸い込み、ゆったりとした時間が流れる京都の朝観光を体験してみては。
平安神宮
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町
境内参拝時間:6時~17時(お守・お札・朱印は7時30分から)
神苑拝観受付時間:8時30分~17時
キッチン くじら
住所:京都府京都市左京区聖護院山王町43-20
営業時間:8時~19時(朝ごはん/8時~11時、日替わり/8時~14時、お弁当/8時~14時・17時~19時)
※日曜定休