休日は東京駅へ!意外と知らない東京駅の魅力とおでかけを快適にしてくれる「普通列車グリーン車」の使い方って?
言わずと知れた歴史ある名所「東京駅」。東京の玄関口の駅として複数の路線が入り組み、他県はもちろん国外からも多くの人がこの駅に足を運んできます。交通の要という印象が強い東京駅ですが、実は周辺に最先端の施設やお洒落スポットが充実しているのをご存知でしたか?乗り換えで立ち寄るだけではなく、週末ちょっと時間をかけて散策したくなる魅力的なスポットのご紹介とあわせて、旅好き女子におすすめしたいゆったり快適な「普通列車グリーン車」を利用した賢いおでかけ方法をご紹介します。
1914年の雰囲気をそのままに、駅舎の風格を楽しむ「東京駅丸の内駅舎」
東京駅といえば赤レンガ造りの趣ある駅舎がシンボル。1914年の開業以来、東京の顔として長く親しまれてきました。幾度となく震災や戦争で建物の存続が危ぶまれましたが、2012年に当時の雰囲気をそのまま復元。今では国の指定重要文化財になり、日本の歴史を代表する建物になっています。
「普通列車グリーン車」を降りて丸の内南口改札を出ると、頭上には大きなレリーフが飾られた美しいアーチが。日本の建築様式と西洋のデザインが組み合わさった駅舎は、見ているだけで当時にタイムスリップしてしまいそう。写真を撮るのも忘れずに。
■東京駅丸の内駅舎
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9
日本郵便が手掛けるお洒落なJP商業施設「KITTE」でお買い物
「切手」と「来て」という意味が込められた商業施設「KITTE(キッテ)」。新国立競技場の設計を担当する建設家・隈研吾氏が内装デザインを手掛けました。その洗練された空間は、建物に入るだけでわくわくした気分に。
JPタワーの中には、東京中央郵便局や観光情報センター、ミュージアム、ショップ、レストランなどが入居しています。可愛くて素敵なショップが目白押しなので、お買い物魂に熱が入ってしまいそう。たくさん買い過ぎてしまっても大丈夫。電車に乗るときは「普通列車グリーン車」を利用すればゆったり座ることができるので荷物を気にせず気軽に買い物を楽しめます。
またJPタワーで一番見ておきたいのが屋上にある約1,500平方メートルの庭園「KITTEガーデン」。ここから東京駅丸の内駅舎が一望できるので、駅舎撮影のベストポイントなんです。
美しい駅舎の佇まいや行き交う人々の様子を、上から眺めるのも新鮮ですよね。休憩を兼ねて、屋上庭園でゆっくり東京駅見物を楽しみましょう。
また昼間の景色は勿論のこと、ライトアップされた夜の景色も素敵です。帰る前に、光に包まれる東京駅丸の内駅舎も是非眺めてみて。
■KITTE施設概要
住所:東京都千代田区丸の内2丁目7番2号JPタワーB1~6F
電話番号:03-3216-2811(10:00~19:00)KITTEインフォメーションセンター
営業時間:
ショップ 月~土11:00~21:00(レストラン・カフェは~23:00)
ショップ 日・祝11:00~20:00(レストラン・カフェは~22:00)
※一部店舗により異なります。
オープンしたばかりの最新式プラネタリウム「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」
東京駅から少し歩いた有楽町には、2018年12月にオープンしたばかりの最新スポット「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」が。こちらの施設、従来のプラネタリウムとは異なる、新感覚のアトラクションや仕掛けで話題を呼んでいる、今有楽町で最も注目度の高い場所なんです。
目玉となっているのが、世界初となる2つのプラネタリウムドーム。1つはバンドの生演奏とともに床から天井まで投影される「多目的デジタルドームシアター」。最大8Kの高解像度のドーム映像が空間全体を包み込むシアターで、生ライブやイベントを楽しむことができます。
もう1つは、限りなくリアルな星空が鑑賞できる「プラネタリウムドームシアター」。高解像度の美しいリアルな星空映像はもちろん、最新の立体音響システムも内蔵。まるで宇宙を遊泳しているかのような感覚にうっとりしてしまいます。
よりリラックスした状態でプラネタリウムを楽しめるよう、プレミアムシートの「銀河シート」も用意。寝転びながら満点の星空鑑賞ができるので、ロマンチックな夜のデートを楽しむカップルにおすすめ。人気のあまり満席になりやすいので、ご予約はお早めに。
他にも、VRで複数人と宇宙のバーチャル空間を楽しめる「VirtuaLink(バーチャリンク)」や、宇宙をテーマにしたカフェやショップも充実。宇宙への日帰りトリップを楽しめる充実した施設となっています。
■コニカミノルタプラネタリア TOKYO施設概要
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5-1有楽町マリオン9階
インフォメーション:03-6269-9952
営業時間:10:30~22:30(最終受付は21:30)
※金曜日のみ23:00まで営業(最終受付は22:00)
東京駅の八重洲北口から徒歩1分!169本の桜を楽しめる「日本橋八重洲さくら通り」
高層ビルが立ち並ぶ都会のど真ん中である東京駅に、桜の名所があるのはご存知ですか?169本のソメイヨシノなどの桜が植えられている「日本橋八重洲さくら通り」です。東京駅目の前に桜並木が続き、夜はライトアップされ幻想的なピンクの世界が広がります。
開花の季節にはビールやおつまみを販売する出店が並び、ステージではバンド演奏のイベントも開催。お仕事の合間や、帰り際に見られる桜としても人気です。都会の中で美しく咲く桜を見に、是非足を運んでみて。
老舗和菓子店「とらや」初のコンセプトショップ「TORAYA TOKYO」でスイーツ&お茶を堪能
室町時代後期から続く老舗和菓子店「とらや」初のコンセプトショップが、東京駅丸の内駅舎の南口改札側にあります。
東京ステーションホテル2階に開店した「TORATA TOKYO(トラヤ トウキョウ)」は、「とらや」「TORAYA CAFE」「とらや パリ店」「とらや工房」という、4つのブランドの菓子を集めたお店。そのモダンな造りと上品な雰囲気から、ちょっと贅沢なティータイムにおすすめのお店。
赤レンガの壁と高級感のある絨毯、ゆったり座れるベンチシート席が大人のカフェ空間を演出し、その場にいるだけで落ち着きます。
もちろん、名物である和菓子も絶品。上品な甘さで作られた「とらや」の小倉羊羹『夜の梅』、「TORAYA CAFE」のあずきとカカオのフォンダン、「とらや パリ店」の『ポワールキャラメル羊羹』がワンプレートになった「TOKYOプレート」は必ず注文しておきたい看板メニュー。じっくりと菓子を楽しみつつ、窓から見える東京駅からの景色を楽しみましょう。
また物販限定の菓子も取り扱っているので、是非お土産を探す目的だけでも気軽に覗いてみてくださいね。
■TORAYA TOKYO
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
「宴会&レストラン エントランス」より南エレベーターで2Fに上がり、ドーム回廊へ
電話番号:03-5220-2345
営業時間:平日・土曜日10:00~21:00(20:30L.O.)
日祝:10:00~20:00(19:30L.O.)
※祝前日は21:00まで
※2019年4月1日より物販・喫茶共に10:00~20:00(喫茶19:30L.O.)に変更となります。
東京駅からの帰りはグリーン車で快適に!意外と知らないお得で便利な移動手段
東京駅で観光やお買い物を楽しんだ後、大荷物で混雑している電車に揺られながら家まで帰るのが憂鬱…そんな風に思う方も多いのではないでしょうか?せっかくの休日、最後の帰宅までゆったり過ごせるよう「普通列車グリーン車」を利用してはいかがでしょう?
新幹線や特急列車のイメージが強いグリーン車ですが、JR東日本の普通列車にも全車自由席のグリーン車が用意されているんです。(※一部列車除く)
駅で2階建の大きめの列車を見かけたことがある方も多いのでは?
ゆったりした座席で快適に移動ができるので、ツウな旅好き女子なら利用しない手はないですよね。
JR東日本の「普通列車グリーン車」は、JR東日本の東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車に連結されています。(※1)たくさんの路線にあるので、週末おでかけ先の選択肢が広がります。
乗車前までにグリーン券を購入すれば、休日の料金は最大で800円。(※2)1,000円以下で快適な移動時間を確保できるのが嬉しいですね。
料金は目的地までの距離が50km未満か以上かによって金額が変わります。例えば東京駅~主要駅だと、千葉駅・横浜駅・大宮駅までが50km以内。藤沢駅・鎌倉駅・成田空港駅が50km以上です。
ホーム上にグリーン券売機があるので、「グリーン車に乗りたいな」と思い立ってもすぐ買えるのが嬉しいですよね。ただしホーム上の券売機はSuicaなど交通系ICカードでのみの購入になります。普通グリーン券の購入金額にICカードの残額が足りない場合は1000円札1枚分のみチャージが可能です。
実は、一番おすすめの方法はモバイルSuica。券売機を使わずにスマホで購入できるので簡単。当日中ならいつでもどこでも普通グリーン券の購入が可能ですが、乗車前までに買わないと車内料金になってしまいますのでご注意ください。
なお、ICカードを持っていない方は、改札外の窓口・券売機で磁気グリーン券を購入してくださいね。
便利で快適だからこそ平日の利用もおすすめ。アポイント先への移動時間、資料の整理をしたり、メールのチェックをしたりと「普通列車グリーン車」なら机があるので座ってノートパソコンなどでも作業ができるのが嬉しいポイント。シチュエーションに合わせて利用すれば仕事の移動時間を有効活用できます。
プチ贅沢で週末は心豊かな東京女子旅を
せっかくの休日を楽しんだ後、大きな荷物を抱えて立ったまま…はおでかけのシメにはちょっと悲しいですよね。メリットを知っているなら、グリーン車を使うのが賢い選択。
貴重な時間をより快適で楽しいものにするためにも、ちょこっとお値段をプラスして、ワンランク上なグリーン車を利用してみましょう。詳しくは関連リンクにある【JR東日本「普通列車グリーン車」価格・購入方法はこちら】をご覧ください。
週末、東京へ遊びに行った帰りは、グリーン車で最後まで快適な休日にしてみてはいかがですか?
(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:東日本旅客鉄道株式会社東京支社
※1:一部連結されていない車両があります。
※2:事前販売料金は【50kmまで】平日780円、休日580円/【51km以上】平日1,000円、休日800円。車内販売で購入の場合は260円加算。
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。