無印良品のホテル業態「MUJI HOTEL 北京」開業へ、世界初“無印自販機”も設置

2018-06-27 07:28:00 提供:女子旅プレス

無印良品を運営する良品計画は2018年6月30日、中国・北京に「MUJI HOTEL 北京」を開業する。MUJI HOTELは東京・銀座においても2019年春を目処に開発計画が進められている。

北京らしさを感じる再開発地区に開業
無印良品のインテリアを活かした客室
世界初の無印良品の自販機も設置
MUJI HOTEL 北京（MUJI HOTEL BEIJING）概要

北京らしさを感じる再開発地区に開業

同施設は、天安門広場を目の前に臨む北京市の新たな文化発信シンボル「北京坊」の一角にオープン。周辺地区は「胡同」と呼ばれる歴史ある路地が残る北京らしい風情を感じられるエリアであると同時に、国際デザインウィークの主催地でもあり、今後、北京の商業・文化・アートの発信地となるべく再開発が進められている。

無印良品のインテリアを活かした客室

MUJI HOTELのブランドコンセプトである「アンチゴージャス、アンチチープ」を掲げ、客室は珪藻土や麻、綿、石といった自然素材の風合いを活かした、スタンダードルームからスイートまで6タイプ42室を用意。

眠りのことをよく考えて選び抜いた素材や照明を使用し、客室の備品の一部は地下一階の無印良品店舗で手に入れることも可能だ。

世界初の無印良品の自販機も設置

フロントや共用部には、中国で古くから馴染みのある竹や、周辺の再開発地域のレンガを取り入れ、「老北京」と呼ばれる北京の歴史ある周辺エリアの空気を受け継いだ空間デザインに。

1階レセプション脇には、世界中から厳選した旅やくらしに関する約8000冊の本を自由に読めるブックラウンジを設け、人と人がつながるコミュニケーションの中心となることを目的に置かれた12mのビッグテーブルでは、季節ごとにイベントや展示も実施。

また、宿泊者限定の無料の自転車貸し出しサービスの導入や、洗濯・乾燥・アイロンがけができるユーティリティルームを24時間開放、そして世界で初めて「MUJI Pocket」という、無印良品の菓子類やトラベル用品などが揃う24時間利用可能な自動販売機を設置する。（女子旅プレス／modelpress編集部）