福井県永平寺町に開業した「永平寺 親禅の宿 柏樹関（はくじゅかん）」は、旅館と宿坊の要素を掛け合わせた、いわば“ハイブリッド旅館”。美味しい和食御膳に舌鼓を打ち、夜は露天風呂に浸かってゆったり…という旅館に欠かせない体験に加え、滞在中に座禅や写経まで体験できてしまう、とってもユニークな体験宿なんです。
旅館に宿坊の魅力をプラス「永平寺 親禅の宿 柏樹関」
「永平寺 親禅の宿 柏樹関」は、本格旅館のおもてなしと、まるで宿坊のような坐禅や本格的な精進料理など、禅の世界が気軽に体験できる「新しい体験型宿泊施設」として、2019年7月に開業。
永平寺川沿いの参道というロケーションで、遠方からの観光客も多い「永平寺」まで歩いてすぐの距離。「永平寺」とは、全国に15,000ほどある曹洞宗の寺院の大本山で、このエリアで最も知名度のある観光名所。
お土産通りには、食事処やお土産屋さん、スイーツ店がいくつも軒を連ね、地元グルメの食べ歩きも楽しめるエリアです。
最新デジタル設備完備の客室
客室は和洋室18室で、大人ひとり18,000円から～（税別・1泊2食）。ツインベッドと畳敷きのスペースに絵画が飾られ、この部屋のシャワーと別に、館内の露天風呂付大浴場も利用できます。
AIスピーカーを始め、USBコンソール、LED読書灯、スマホ用スタンドスピーカーなど、充実した滞在を楽しむための最新設備を導入。また越前焼や越前和紙などの伝統工芸品をさり気なく用いて、福井ならではの寛ぎ空間を演出しています。
禅の世界に親しむ朝のおつとめや写経を体験
こちらのお宿、単なる旅館ではなく、宿泊者に禅の世界に親しんでもらうことをサービスのひとつとしており、「永平寺」より認定を受けた“禅コンシェルジュ”が常駐。
日の出前からたくさんの僧侶が務める「朝のおつとめ」や、多目的和室「開也（かいや）の間」での坐禅体験、写経体験といった禅体験を通じて、安らぎの禅の世界に親しむことができます。もちろん希望者のみの体験メニューのため、ゆっくり自分たちの時間を過ごしたいという方は参加しなくてもOK。
またチェックアウト後の観光プランも“禅コンシェルジュ”におまかせ。ご当地名物や県内の観光名所などの見どころ案内全般の相談を承ってくれます。
味の美味しさも◎！本格的な精進料理を堪能
朝晩のお食事は1F「水仙」で。夕食は、季節によって蟹、ふぐ、カレイといった福井の海の幸や、銘柄牛、湯葉を活かした越前の郷土料理も選べます。
希望すれば、肉・魚不使用で野菜のみを使用した、「永平寺」の典座（てんぞ）老師（＝調理長）監修の本格的な精進料理をコース形式で堪能することも。
肉・魚不使用であっても、多彩な調理法や味付けにより野菜をふんだんに味わえて、なおかつそれぞれの素材の美味しさをしっかり感じられるお品ばかり。ベジタリアンの方やダイエッターの方にも嬉しい、健康的かつヘルシーで美味しい夕食です。
朝食は季節ごとの小鉢が華やかに並ぶ朝がゆ膳。胃にもやさしいおかゆと、美味しい小鉢やおかずに、朝でもお箸が進みます。
朝からしっかり腹ごしらえしたら、せっかくなら福井県の観光へ！「永平寺」だけでなく、有名な「福井県立恐竜博物館」や、日本海の気候が生んだ断崖の絶景「東尋坊」など魅力的なスポットにもぜひ寄り道してみて。生の甘えびや牡蠣、蟹といった、日本海で獲れた海の幸も絶品ですよ。
癒しを求める女性同士の旅や、両親と一緒の親孝行の旅、子どもにちょっとユニークな体験をさせてあげられる家族旅行まで、幅広い世代の旅に適したお宿。普段できない貴重な禅体験も思い出になるユニークな宿を、福井旅行の活動拠点としてみませんか？（女子旅プレス／modelpress編集部）
永平寺 親禅の宿 柏樹関（はくじゅかん）概要
住所：福井県吉田郡永平寺町志比6-1
電話番号：0776-63-1188
（チェックイン14時～/チェックアウト～10時）
アクセス
・電車・バス：
えちぜん鉄道・永平寺勝山線「永平寺口駅」から京福バス「永平寺行」に乗車（13分）、終点より徒歩3分
福井駅東口より京福バス「永平寺ライナー」に乗車（約30分）、終点より徒歩3分
・自動車：
中部縦貫自動車道「永平寺参道IC」より約5km（約10分）
宿泊者用無料駐車場あり
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