SNS映えの巨大な「鼻」が新宿駅に出現!“おいしい匂い”の体験型ポスターとは?
6月25日〜7月1日、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードに巨大な「鼻」のモニュメントが出現。穴に頭がすっぽりはいる謎の「鼻」は、SNSで話題のスポットになりそうな予感です。
謎の「鼻」の正体は、兵庫県が街の魅力を発信する嗅覚体験型ポスター。設置された巨大な鼻のモニュメントに頭を入れると、兵庫県神戸市・芦屋市・淡路市・洲本市の4市を感じる匂いがするというもの。さらに匂いに関連したシーンを表現する「音」も流れ、目を閉じると現地にいるような不思議な感覚を味わえます。4市それぞれの歴史や文化に基づいた魅力的な6つの香りをご紹介します。「日本最古のコーヒー店」の香り
ポスターで再現された香りのひとつは、神戸市にある日本最古の珈琲店「放香堂」の純インド産ブレンドコーヒーの香り。神戸市は幕末期に貿易が盛んな港町となったことから、明治時代にインド産のコーヒー豆が輸入され、今も営業を続けている日本初の珈琲店が誕生しました。目を閉じて感じる、コーヒーの芳醇な香りと共に異国情緒溢れる神戸の街に思いを馳せてみては?
「ミシュラン二つ星監修の給食」の香り
芦屋市からは、ミシュラン二つ星の日本料理店が監修した「スペシャル牛丼」の匂いを再現。昭和26年に給食が開始されて以来、手作りの給食を守り続け、毎年秋に有名料理店のシェフによるコラボ給食を行っていることでも有名なこの市。給食の域を超える美食の香りを体験してみてください。
「海を見下ろす棚田」の香り
食料自給率が100%を超える淡路島。島の至るところに棚田があり、瀬戸内海の潮風と田んぼの匂いが漂います。その香りを嗅いでいると、田んぼの水に反射する夕陽や、金色に輝く秋の稲穂がイメージできそう。
「生産量日本一の線香」の香り
淡路島は線香の総生産量日本一でもあります。古来から香りに縁があり、日本書紀には島に流れ着いた香木を燃やしたところ素晴らしい香りが漂い、朝廷に献上したと記されています。今回は兵庫県線香協同組合がプロデュースする線香「淡路の竹」を再現。 ほっと落ち着く、どこか懐かしい香りです。
「いかなごのくぎ煮」の香り
神戸や淡路エリアのローカルフード「いかなごのくぎ煮」の匂いまで再現。2月下旬から3月下旬ごろに旬を迎えるいかなごという小魚を、醤油・みりん・砂糖・生姜などで甘辛く煮た郷土料理です。くぎ煮を炊く匂いが漂ってくると「春が訪れた」と思うほど、兵庫では春の風物詩になっているのだとか。
6種類のうち、残り1種類は非公表。実際にポスターを嗅いで香りを当てて楽しんでみては。
香りの製作を担当したのは、ベーコンの焼ける匂いで起こす目覚ましアプリを作り、世界最大級の広告賞「カンヌライオンズ」を受賞したScentee株式会社。取り寄せた商品の匂いや、実際に現地を訪問して空気の香りを採取し、4市に縁のある匂いを再現しました。淡路島の風の香りからローカルフードまで、リアリティのある匂いを体感できます。
新しいライフスタイル「島&都市デュアル」
今回のキャンペーンを提供する神戸市、芦屋市、淡路市、洲本市の4市では、都市の文化が味わえる「都市エリア(神戸市、芦屋市)」と、自然の豊かさを体験できる「島エリア(淡路市、洲本市)」を一つの生活圏として捉え、都市の文化と島の豊かさの2つ(デュアル)を掛け合わせた贅沢なライフスタイル「島&都市デュアル」を提案。
さらにWEBサイトやSNSによる情報発信、地域に暮らす市民がガイドする体験ツアーや、都心でのイベントやセミナーなども展開予定です。
渋谷で島&都市デュアルに触れるイベントを開催!7/6 DUAL LIFE FES
また7月6日(金)には、4市の魅力を発信するイベント「DUAL LIFE FES by 島&都市デュアル」が渋谷キャストにて開催。4市のライフスタイルを紹介する移住者によるトークセッションや、ご当地グルメを販売するキッチンカーなどイベントが盛りだくさん。ポスターで嗅いだ香りのほかにも、島&都市デュアルの魅力を実際に味わってみては?(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元: 神戸市経済観光局観光MICE部観光企画課/芦屋市企画部政策推進課/淡路市企画政策部まちづくり政策課/洲本市企画情報部企画課
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。