愛知「ジブリパーク」2022年秋一部開業へ 「ハウルの動く城」から広がるジブリ映画の世界<エリア詳細>
愛知県長久手市の愛・地球博記念公園に、スタジオジブリの作品を活用した「ジブリパーク」が開業する。スタジオジブリが手掛けた各エリアの基本デザインに加え、2022年秋に一部エリア(青春の丘エリア、ジブリの大倉庫エリア、どんどこ森エリア)を先行開業することが発表されている。
美しい自然環境を活かした「ジブリパーク」エリア詳細
「ジブリパーク」は、長年に渡り親しまれてきた愛・地球博記念公園の理念を継承しながら、その魅力を高め、子どもから大人まで、愛知県民のみならず広く国内外からの来園者に楽しんでもらい、またスタジオジブリ作品を将来にわたって伝え残していくことを目的に開業準備が進められている。
「ジブリパーク」は、公園北口から繋がる「青春の丘エリア」をはじめ、「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」の大きく5つのエリアで構成。
そのうち「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」は、2022年秋に先行開業し、その他の施設は概ね1年後の開業を目指す。
「青春の丘エリア」
来園者を迎える玄関口となる「青春の丘エリア」は、映画『ハウルの動く城』などのジブリ作品に見られる19世紀末の空想科学的要素を取り入れつつ、「エレベーター棟」を改装し、足元の広場を改修。映画『耳をすませば』の「地球屋」も再現される。
ジブリの大倉庫エリア
「ジブリの大倉庫エリア」は、今年9月末に営業終了した温水プールを、通年天候に左右されない屋内施設として再利用。
「倉庫」らしさと懐かしさを感じる和洋折衷の建築空間をイメージし、常設展示室、企画展示室、映像展示室、遊び場、売店と喫茶、収蔵施設等を備えた大空間となる。
もののけの里エリア
映画『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにした和風な里山的風景をイメージしたエリア。広場には、映画『もののけ姫』の「タタリ神」や「乙事主」をモチーフにしたオブジェの建設を計画している。
どんどこ森エリア
既存の「サツキとメイの家」周辺をより充実させる形で、受付所等を「サツキとメイの家」と合わせたデザインとし、裏山の森に散策路を再整備。エリア名は、映画『となりのトトロ』でサツキとメイが自宅の庭に蒔いた種が、早く芽を出すようにと、夜にトトロと一緒に踊った「どんどこ踊り」に由来している。
「魔女の谷エリア」
映画『ハウルの動く城』と映画『魔女の宅急便』の、魔法を題材とした2作品にちなんだ「魔女の谷エリア」では、北ヨーロッパ風の空間をイメージし、「オキノ邸」と庭園、「ハウルの城」と荒地、休憩・レストラン棟等を整備する。(女子旅プレス/modelpress編集部)
愛・地球博記念公園
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533−1
【Not Sponsored 記事】