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“世界一幸福な国”フィンランド流ハッピーになれるスポット7選

“世界一幸福な国”フィンランド流ハッピーになれるスポット7選

国連が発表した「世界幸福度報告書2018」にて、世界幸福度ランキング1位に輝いたフィンランド。選出の背景には、森や湖などの豊かな自然を身近に感じられることや、ささやかな幸せを家族や友人と分かち合う文化が根付いているといった点も無縁ではないかもしれません。この結果を受け、フィンランド政府観光局は、観光客から人気の高いヘルシンキにおける、フィンランド流ハッピーになれる7つのスポットを発表しました。

「カフェ・レガッタ」でコーヒーとシナモンロールを味わう



カフェ・レガッタ/画像提供:Visit Finland
カフェ・レガッタ/画像提供:Visit Finland
ヘルシンキ市内にありながら、都会の喧騒から離れ、のんびりとした時間を過ごすことができる「カフェ・レガッタ(Cafe Regatta)」。フィンランドの人が夏の休暇を過ごすサマー・コテージを彷彿とさせるような建物は、店内もノスタルジーを感じさせ、ほっこりした気持ちになれそう。

店舗が海に面しているので、晴れた日は素敵な眺めと共に、コーヒーとコルヴァプースティ(シナモンロール)を味わう、素敵なひとときを過ごせるとあって、ここを訪れたゲストはみんな笑顔で帰ると言われています。

ロンナ島とヴァッリサーリ島で過ごす素敵な休日



ロンナ島とヴァッリサーリ島の両島への上陸は夏期のみ/画像提供:Visit Finland
ロンナ島とヴァッリサーリ島の両島への上陸は夏期のみ/画像提供:Visit Finland
フィンランドには、大小さまざまな島があり、群島を巡るクルーズ、サイクリング、そして群島でのピクニックは、現地の人にとってまさに憩いの時間。ヘルシンキにも、ユネスコ世界遺産であるスオメンリンナ島を初めとする300以上もの島があります。

そんなヘルシンキで体験したいのが、遊覧船JT Lineに乗船しながらのアイランド・ホッピング。スオメンリンナ島のすぐ近くにあるヴァッリサーリ島とロンナ島は、それぞれ2016年、2014年に一般公開されるまで元々軍事目的で使用されていた島で、観光客にはまだまだ知られていませんが、地元ヘルシンキっ子に人気のとっておきの場所です。

フェリーに乗船する前にマーケット広場で、ベリーやスナップエンドウを買って、島で即席のピクニックを楽しむのもよし、ハイキングを楽しんだり、ロンナ島にあるワッフルバーや2017年に海岸沿いにできた新しいサウナでくつろぐのもお勧めです。

カイヴォ・プイストでランチ&海岸線をのんびりと散歩



カイヴォ・プイスト/画像提供:Visit Finland
カイヴォ・プイスト/画像提供:Visit Finland
ヘルシンキ市内には大小さまざまな公園がありますが、海岸沿いの小高い丘が特徴の「カイヴォ・プイスト(Kaivo Puisto)」はヘルシンキ市民にも人気がある公園のひとつです。公園内にある小高い丘を登ると、スオメンリンナ島をはじめ、ヘルシンキの海や島々を一望できます。

真っ白な桟橋や海岸沿いをのんびりと歩くルートは散歩にも最適。公園の近くの海沿いには、寄り道したくなる魅力的なカフェやレストランがたくさんあり、カフェ・シャンパンバーである「マットライトゥリ(Mattolaituri)」、映画『かもめ食堂』にも登場した「カフェ・ウルスラ(Cafe Ursula)」、公園近くの小さな島にある若者に人気のピザレストラン「スキッフェル・リウスカルオト(Skiffer Liuskaluoto)」などは、夏場は特に地元の人がこぞって訪れます。

しかし、地元の人の一番の楽しみはというと、夏場に海岸沿いのアイスクリームスタンドで買ったアイスを食べながら、海岸を行きかうボートを眺めながらのんびりすること。また、夏場には、ラグ、カーペットを洗うため、地元の人たちが公園内の洗い場に集まり、それが一風変わった夏の風物詩ともなっています。

「ヌークシオ国立公園」でカヤックを楽しみ、マッカラを味わう



ヌークシオ国立公園/画像提供:Visit Finland
ヌークシオ国立公園/画像提供:Visit Finland
首都ヘルシンキから車で1時間足らずで行ける「ヌークシオ国立公園」は、週末になると地元の家族連れや友達同士でいっぱいになる人気スポット。国立公園内には多くの湖があり、整備された3つのメインハイキングコースでは、それぞれ表情の違った国立公園の景色を楽しむことができます。

また、カヤックやスイミングなど水辺でのアクティビティーや、自然の恵みであるベリーやキノコ、ハーブの採集などを通じて、大自然を身近に感じながら生きるフィンランドの人たちの生活スタイルを体験できるのも人気の理由。

ラーヴという火を起こせる場所では、マッカラ(フィンランドのソーセージ)をグリルしている人たちをよく見かけますが、このグリッリ・マッカラ(焼ソーセージ)は、フィンランドの甘いマスタードを一緒につけて味わうのがローカル流の食べ方だとか。

「ヒエタラハティ―・マーケットホール」で地元グルメとフリマを楽しむ



ヒエタラハティ―・マーケットホール/画像提供:Visit Finland
ヒエタラハティ―・マーケットホール/画像提供:Visit Finland
ヘルシンキには3つのマーケットホールがありますが「ヒエタラハティ―・マーケットホール(Hietalahden Kauppahalli)」は、国際色豊かな料理を食べることができる、隠れた人気スポットです。

ホールにはフィンランド・デザインのテキスタイルがつりさげられており、とてもポップ。スープ専門店の「ソッパケイッティオ(Soppakeittio)」や、精肉店が提供するハンバーガーで有名な「ロスルンド(Roslund)」は地元の人にも愛されている人気店です。

ビンテージ食器類/画像提供:Visit Finland
ビンテージ食器類/画像提供:Visit Finland
また「ヒエタラハティ―・マーケットホール」でもう一つ有名なのが、ホール前の広場で行われるフリーマーケット。イッタラやアラビアのアンティーク食器、洋服など様々なものが売られており、思わぬ掘り出し物が見つかるかも。

フィンランドの人たちに混じって新旧サウナで汗をかく



海沿いにもパブリックサウナがあるフィンランド/画像提供:Visit Finland
海沿いにもパブリックサウナがあるフィンランド/画像提供:Visit Finland
ヘルシンキには、いくつかのパブリックサウナがあり、特に海沿いにあるサウナでは、クールダウンをするためにサウナから出てきたあとそのまま海に飛び込む地元の人たちを見ることができるでしょう。

フィンランドの人にとって、サウナは社交の場/画像提供:Visit Finland
フィンランドの人にとって、サウナは社交の場/画像提供:Visit Finland
屋外プールにサウナが隣接するアッラス・シープール/画像提供:Visit Finland
屋外プールにサウナが隣接するアッラス・シープール/画像提供:Visit Finland
近年できたお洒落なデザイン・サウナ「ロウリュ(Loyly)」や屋外プールにサウナが隣接する「アッラス・シープール(Allas Sea Pool)」には、レストラン・カフェも併設されており、サウナを気の置けない仲間たちと楽しんだ後に、テラスで海風を感じながらゆったりとした時間を過ごしたり、ライブミュージックなどを楽しむことができる、ヘルシンキ市民の新たなホットスポットとして注目されています。

もしディープなフィンランド・サウナで地元の人との交流を楽しんでみたいなら、昔ながらの「コティハルユ・サウナ(Kotiharjun Sauna)」がお勧め。地元の人たちがビールを飲みながらクールダウンをする姿は、まさに、フィンランドのサウナ文化の象徴といえるでしょう。

建築美も堪能できる「市民のリビングルーム」 図書館を訪れてみる



ヘルシンキ大学図書館 カイサハウス/画像提供:Visit Finland
ヘルシンキ大学図書館 カイサハウス/画像提供:Visit Finland
読書好きが多いフィンランドは図書館での本の貸出数が世界でもトップレベルを誇り、図書館はその中心的存在です。2016年には「World’s Most Literate Nation(世界で最も識字能力が高い国)」にも選ばれたりと、その国民性が結果にも影響を与えているよう。

フィンランドの図書館は建築の美しさ、そしてインテリアを身近に感じることができるという点で見応えがあり、特に2012年にオープンした「ヘルシンキ大学図書館 カイサハウス(Kaisa House)」は、フィンランド・デザインを堪能できる素敵な図書館。曲線が美しい建物の外観や、デザイナーチェアに座りながら美しい窓から眺めるヘルシンキの街は、まさに格別です。(女子旅プレス/modelpress編集部)

情報:Visit Finland

【Not Sponsored 記事】
カフェ・レガッタ/画像提供:Visit Finland
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