“温泉天国”熊本県の「子宝の湯」3選
熊本県では県内に54カ所の温泉が点在していて、その温泉を泉質によって「美人の湯」「癒やしの湯」「子宝の湯」に分けています。中でも、保湿力が高く湯冷めしにくい塩化物泉と、鉄分を含み貧血に良いとされている含鉄泉の温泉は、「子宝の湯」と呼ばれています。今回は“温泉天国”熊本の冷え性と貧血に効能が期待できる「子宝の湯」を3つご紹介。
絶景露天風呂で夕陽が沈む天草の海を一望「ホテル竜宮」
天草の海に囲まれた上天草温泉郷「ホテル竜宮」は、2015年3月に展望露天風呂がオープンし、夕陽百選に選ばれた天草の夕陽が沈むさまを眺めながら温泉を楽しむことができます。また、貸切露天風呂も5つ用意されており、プライベートな空間でのくつろぎを求める家族やカップルにぴったり。
泉質は塩化ナトリウム物泉で、肌にやさしいまろやかな湯触り。「ホテル竜宮」内の特別な“ホテルINホテル”「天使の梯子」にはすべての部屋にいつでも利用可能な露天風呂が備されており、まさに大人の隠れ家。もちろん客室露天風呂から天草の海と夕陽をひとり占めすることができます。
老舗旅館のむし湯もぜひ体験したい「米屋別邸」
開湯1700年といわれ、国内有数の上質な泉質として有名な阿蘇郡小国の杖立温泉(つえたておんせん)。1843年に創業した米屋の別邸として創られた温泉旅館「米屋別荘」は、当時の伝統を大切にしながらも新しさに挑戦する老舗の宿。
適度な滑りのある湯はアルカリ塩泉で、寒い冬でも湯冷めしにくいのが特徴。また、杖立には温泉の蒸気を利用した天然サウナ「むし湯」があり、ほとんどの旅館に蒸し風呂が設置されているほど一般的で、地元では風邪をひいた際には喉を潤すために「むし湯」に入る風習が。温泉だけでなく、地元に長い間根付いてきた天然サウナもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
時間によって色が変わる不思議な温泉「和風旅館 美里」
黒川温泉の中心に程近く、時間によってお湯の色が透明から水色、乳白色へと変化する不思議な温泉が有名な「和風旅館 美里」の温泉。湯が硫黄を含んでいるため、生活習慣病などにも良いとされ、肌のメラニンを分解する働きも期待できる『美人の湯』ともいわれていますが、色が乳白色になることから“お乳の色”にちなんで子宝を授かれるという噂もあるんだとか。
いつ何色に変化するかは、その時のお楽しみ。塩化物も多く含み、塩の成分が肌をコーティングし、湯冷めしにくく、肌の乾燥を防いでくれるため、湯巡りの最後にもおすすめです。(女子旅プレス/modelpress編集部)
上天草温泉郷「ホテル竜宮」
住所:熊本県上天草市松島町合津6136
電話番号:0969-56-3333
杖立温泉 米屋別邸
住所:熊本県阿蘇郡小国町下城4162-4
電話番号:0967-48-0507
黒川温泉 和風旅館 美里
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6690
電話番号:0967-44-0331
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。情報:熊本県
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