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片道170円から行ける絶景!東京メトロ沿線の隠れた“絶景スポット”9選

片道170円から行ける絶景!東京メトロ沿線の隠れた“絶景スポット”9選

東京メトロは19日、移動の際にかかる金額が片道170~310円の範囲で選定した東京メトロ沿線の“絶景スポット”9か所を発表した。

丸ノ内線 東京駅から200円:「新宿御苑」



新宿御苑/画像提供:東京地下鉄
新宿御苑/画像提供:東京地下鉄
広さ58.3ha、周囲3.5kmの広大な敷地をもつ「新宿御苑」。もとは、江戸時代信州藩主内藤家の屋敷の一部で、明治に入り、農事試験場、皇室の庭園を経て、戦後一般開放される国民公園となり今の姿に至っている。

御イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園を巧みに組み合わせた庭園と、御苑内に広がる約1万本の樹々が特徴で、その庭園は日本における近代西洋庭園の名園と呼ばれることも。整備された庭園、鬱蒼と茂る森、並木道。ここが都会の真ん中であることを思わず忘れてしまうほどの広大さにきっと驚くはず。

所在地:東京都新宿区内藤町11
アクセス:丸ノ内線新宿御苑前駅より徒歩5分

丸ノ内線 東京駅から200円:「荒川河川敷」



荒川河川敷/画像提供:東京地下鉄
荒川河川敷/画像提供:東京地下鉄
日本最大の川幅を誇る荒川が作り出す広い空。ここは、北千住駅から徒歩15分の千住新橋。天気の良い日の夕方は、水面にキラキラと夕陽が映し出され、空も水面も空間全体が真っ赤に染まる、なんとも幻想的な時間を過ごすことができる。

河川敷で走る人々、野球やサッカーを楽しむ子どもたち、風にそよそよとなびくススキや雑草たち。ごく当たり前だけどなぜかあたたかい、そんな光景とともに、都会の喧騒から離れた夕方マジックアワーを過ごしてみては。

所在地:東京都足立区千住5
アクセス:日比谷線・千代田線北千住駅より徒歩15分

日比谷線 六本木駅から170円:「カトリック麹町聖イグナチオ教会」



カトリック麹町聖イグナチオ教会/画像提供:東京地下鉄
カトリック麹町聖イグナチオ教会/画像提供:東京地下鉄
螺旋階段の壁にそってはめられた7枚のステンドグラスに描かれているのは、最後の晩餐や磔刑の場面などのイエスの一生。まるで海外にワープしたかのような光景が麹町の「聖イグナチオ教会」にある。

時間帯によって変わる光の差し込み方や色の柔らかさ、その圧倒的な美しさは息をのむほど。どんな天候の日でも綺麗だが、できることなら光の世界が最大限引き立つ晴天時に訪れるのがおすすめ。

「聖イグナチオ教会」には、この7枚の他にも主聖堂など様々なところにステンドグラスが。実は1枚1枚すべてにストーリーが込められている光の世界、その美しさは東京随一だ。

所在地:東京都千代田区麹町6-5-1
アクセス:丸ノ内線・南北線四ツ谷駅より徒歩1分

銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅から200円:「旧岩崎邸庭園」



旧岩崎邸庭園/画像提供:東京地下鉄
旧岩崎邸庭園/画像提供:東京地下鉄
坂道を上った先に突如として現れる優雅な佇まいの洋館。鹿鳴館などを手がけたジョサイア・コンドルの設計により、1896年、岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として建てられたもの。

館内には、17世紀の英国ジャコビアン様式の見事な装飾、英国・ルネサンス様式やイスラム風のモティーフなどが採り入れられたモダンさが随所に見られ、横に併置された和館との巧みなバランスは世界の住宅史においても希有の建築と評されている。

所在地:東京都台東区池之端1
アクセス:千代田線湯島駅より徒歩3分

丸ノ内線 東京駅から170円:「東京カテドラル聖マリア大聖堂」



東京カテドラル聖マリア大聖堂/画像提供:東京地下鉄
東京カテドラル聖マリア大聖堂/画像提供:東京地下鉄
高さ39.4mの天井に、コンクリートの壁で囲まれた一切柱のない荘厳な空間。その空間が作り出す、まるで息をすることさえ忍びなく感じてしまうような静けさ。世界でもユニークな教会建築として知られるこの大聖堂は、「世界のタンゲ」こと丹下健三氏設計のもの。

天井は大十字架をかたちづくり、外装のステンレス張りの輝きは、社会、人々の心の暗闇を照らすキリストの光をイメージ。50年以上経った今でも、色あせることなく人々を救う場として存在している。

所在地:東京都文京区関口3-16-15
アクセス:有楽町線江戸川橋駅より徒歩15分

日比谷線 六本木駅から240円:「名主の滝公園」



名主の滝公園/画像提供:東京地下鉄
名主の滝公園/画像提供:東京地下鉄
一見アマゾンにも見えるのは「名主の滝公園」にある男滝。高さ8mを有する都内有数の滝で、もとは江戸時代に王子村の名主・畑野孫八が自邸に開き、後に一般で利用できる避暑施設となったのがその始まり。

当時は、武蔵野台地の突端である王子近辺には滝が多く、かつて「王子七滝」と呼ばれる7つの滝が存在していたそう。しかしながら、現存しているのは「名主の滝」のみで今や貴重な存在なのだとか。思い立ってすぐいける滝は、東京でここだけ。

所在地:東京都北区岸町1-15-25
アクセス:南北線王子駅より徒歩10分

銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅から200円:「根津神社」



根津神社/画像提供:東京地下鉄
根津神社/画像提供:東京地下鉄
東京十社のひとつである根津神社。歴史は古く1900年前に日本神話の英雄・ヤマトタケルが創建したと言われる古社。そんな根津神社で目に付くのは、境内乙女イナリ道のはるか向こうまで幾重にも重なり立つこの赤い鳥居たち。

この千本鳥居は願掛けや願いが叶った御礼として奉納されたもので、この鳥居の数々は人々の願いの数々で、ご利益がありそうな赤いトンネルをくぐり抜けると邪気が祓われると言われている。ご利益は「災厄除け」、「縁結び」、「商売繁盛」、「合格祈願」。

所在地:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:千代田線根津駅より徒歩5分

丸ノ内線 新宿駅から240円:「木材会館(東京木材問屋協同組合)」



木材会館(東京木材問屋協同組合)/画像提供:東京地下鉄
木材会館(東京木材問屋協同組合)/画像提供:東京地下鉄
たくさんの角材が規則正しく組み合わされた迫力ある建物、ここはなんと東京木材問屋組合創立100周年記念事業の最大の目玉として計画されたオフィスビル。このプロジェクトでは、木材需要の低迷する現在、都市部の建築において、いかに木材を使って安らぎを感じる魅力的な空間を作るか、地球環境に貢献できる建物が出来るかを探求したそう。

オフィスビル全体では9種の木材が使われており、外観だけでなく一部内観も見学可能となっている。

所在地:東京都江東区新木場1-18-8※見学の際は事前予約が必要
アクセス:有楽町線新木場駅より徒歩4分

日比谷線 六本木駅から240円:「六義園」



六義園/画像提供:東京地下鉄
六義園/画像提供:東京地下鉄
「小石川後楽園」と並び江戸の二大庭園と呼ばれたのがここ「六義園」。庭園中央に、中の島を有する大泉水がある回遊式築山泉水庭園で、紀州(和歌の浦)とその周辺の景勝や和歌の歌枕として詠まれた名勝の景観などが八十八境として映し出されており、現在は国の特別名勝に指定されている。

この美しい庭園を彩るのは、春には桜やツツジ、夏にはアジサイ、秋には紅葉というような四季折々の花や木々たち。かつて花園の街と呼ばれたこの土地で、昔から変わらない四季を今も伝え続けている。

所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
アクセス:南北線駒込駅より徒歩7分

世界や日本各地で見られる絶景スポットに勝るとも劣らない、「東京」という街に眠る魅力的な絶景スポットを通じて、知られざる新たな東京の魅力を再発見してみては。(女子旅プレス/modelpress編集部)
/画像提供:東京地下鉄
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情報:東京地下鉄

【Not Sponsored 記事】
新宿御苑/画像提供:東京地下鉄
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