瀬戸内・姫路城から銀の馬車道、日本海・城崎へ続く“兵庫遺産街道”へ、絶品レトロ洋食を食べ歩きながら“ハイカラ”な旅を満喫
兵庫県といえば港町・神戸のイメージが強いかもしれませんが、今、ぜひ訪れてほしいのが、日本海と瀬戸内海を結ぶ「兵庫遺産街道」。開湯1300年の情緒あふれる城崎温泉と瀬戸内の姫路を結ぶ街道です。2017年4月に「銀の馬車道 鉱石の道」が日本遺産に認定され、鉱山から採掘された銀をはじめとするさまざまな物資と文化が行き交ったこの街道には、豊かな自然と歴史、文化が残っています。さらに旅先グルメに目がない方には、日本発の絶品レトロ洋食の食べ歩きも見逃せません。
「銀山ボーイズ」&「河童」スポットは必見!
なかでも注目したいのが、史跡・生野銀山の「銀山ボーイズ」と福崎町辻川山公園内にある「河童」スポットです。「銀の馬車道」の基点となる生野銀山は、ミシュラングリーンガイドにも選出された場所。室町時代から採掘がはじまり、明治元年には日本初の官営鉱山となった鉱山で、坑内を見学することができます。
この鉱山で働いていた「労働者たち」の姿を伝えている「銀山ボーイズ」は、おそらく日本一(?)深い地下で活動する「超スーパー地下アイドル」。60体のマネキンが出迎えてくれますよ。個々にプロフィール設定もされているので、事前に確認して訪れるのも、おすすめです。
また、妖怪伝承を研究した日本民俗学の父・柳田國男の生家のある福崎町は、妖怪の町として知られていて、「銀の馬車道」沿いにあるので、ぜひ立ち寄ってみて。辻川山公園のため池には、河童の妖怪が棲んでいて、池の中から飛び出してくることも?どちらも印象的なショットを撮るには最適なスポットです。
昔懐かしい絶品レトロ洋食の食べ比べも楽しい
そして、兵庫遺産街道はグルメ街道としても注目度大。「銀の馬車道」が完成した当時は、近代化による産業革命の影響で多くの文化文明が花開き、日本に西洋料理が入ってきたのもちょうどこの頃。日本の食材を代用した日本人好みの洋食も生まれ、生野鉱山では都会から赴任した奥さんが作ったハヤシライスが評判になったとか。
「銀の馬車道」の沿線は、そんな時代に思いを馳せつつ、ハヤシライスやポークカツレツ、オムライスなど、日本生まれの絶品洋食が食べられるグルメスポットが多数点在し、「レトロ洋食街道」と呼ばれています。
2017年11月17日(金)から2018年2月11日(日)の期間中は、「銀の馬車道 レトロ洋食街道&クラスターラリー」を開催。レトロ洋食メニューの食べ比べが楽しめ、ラリーに参加すると銀の馬車道オリジナルコインがもらえます。
さらには抽選で純度99.9%の銀のインゴット(銀塊)が10名に当たるチャンスも。
同期間中は、「Y(洋食)-1グランプリ」と題して、「銀の馬車道」沿線の21店舗の中からレトロ洋食ナンバー1を決める投票も行っているので、地元で愛される洋食店を食べ歩きながら、実食審査員として参加してみては。
※12月28日まで、Y-1グランプリ アマチュアの部で、一般の方からのレトロ洋食メニューを募集中。詳細については、上記の兵庫遺産街道/銀の馬車道サイトにて。
歴史探訪からロケ地巡りまで「銀の馬車道」には多彩な魅力がいっぱい
ほかにも兵庫県を南北に貫く兵庫遺産街道沿いには、旅好きにはたまらないスポットがたくさん。
白鷺城の異名を持つ世界文化遺産国宝「姫路城」や、“日本のマチュピチュ”と呼ばれSNS等でも話題の「竹田城跡」をはじめ、映画やロケ地でも有名となった「砥峰高原」など、思わず写真を撮りたくなるような風光明媚な景色に出会えます。
2017年4月には、「銀の馬車道・鉱石の道」が、「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」として日本遺産に認定されました。この「銀の馬車道」は、生野銀山から飾磨津(現・姫路港)までをつなぐ道で、1876年に完成した日本初の高速産業道路と言われています。
当初はフランス人技師のもとで、当時の最新舗装技術を使った馬車専用道路として造られ、現在でも当時の面影を感じることができる場所が残っています。
「兵庫遺産街道」は歴史スポットとレトロな洋食が点在する街道。時空を超えて辿る歴史探訪を楽しみながら、美味しいレトロ洋食も堪能できるこの旅では、時を超え過去にタイムスリップしたようなひとときが感じられるはずです。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:兵庫県中播磨県民センター
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。