絶景・パワスポ・グルメが凝縮!魅力いっぱいな山口の王道&穴場スポットへ
今度の週末、思いきって遠出して山口県へ出かけてみませんか?思わず感嘆のため息が出ちゃうような大自然が織りなす造形美に魅せられたり、名物のフグをはじめ、地元でとれた食材の滋味あふれる料理を堪能したり、幕末に思いを馳せるスポットを訪ねたり…。そこには旅をより一層盛り上げてくれるフォトジェニックなシーンがたくさん。1泊2日でふらっと行ける山口の旅は、きっと満足すること間違いなしです。
【1日目】<下関エリア>関門海峡を歩いて渡る?「関門トンネル人道」
1泊2日の山口の旅は新下関駅からスタート。本州と九州を隔てる関門海峡。車や電車なら、あっという間に通り過ぎてしまいますが、なんと海底を歩いて渡ることもできるんです。それが「関門トンネル人道」。
トンネルは2層構造になっていて、車道の下には世界でも珍しい歩行者専用道路に。人道入口からエレベーターで約50m下ると全長780mのトンネルの始まり。
ちょうど中間地点くらいが福岡との県境で、路面には県境がわかるように文字が刻まれています。実は海底を歩いて県境を越えられるスポットは国内でもここだけなのだとか。思い出に残る絶好のフォトスポットですよ。
■関門トンネル人道
住所:山口県下関市みもすそ川町22
電話番号:093-618-3141 NEXCO西日本 北九州高速道路事務所
アクセス:JR「新下関駅」からタクシーで約10分
<下関エリア>関門海峡を眺めながら絶品ふく料理でプチ贅沢!「平家茶屋」
地元の食材をたっぷり使った、和食の会席やフグのコース料理が味わえる「平家茶屋」。唐戸市場から仕入れた新鮮なフグは、一晩かけて〆ることで旨みを熟成させています。
おすすめは「ふく御膳」。フグのメイン料理に加え、刺身やから揚げ、フグ皮サラダなど、まさにフグ尽くしのメニュー。メイン料理はお店自慢のふくシューマイとふくちり鍋の2種から選ぶことができ、どちらをチョイスすべきか悩ましいところ。
すぐにでも食べたいのを我慢し、SNSにアップするための写真をパチリ。友達に自慢しちゃいましょう。店内の大きなガラス窓からは関門海峡の絶景も。ゆったりとしたお食事タイムが過ごせます。
■平家茶屋
住所:山口県下関市みもすそ川町1-1
電話番号:083-222-2022
アクセス:JR「新下関駅」からタクシーで約15分
<下関エリア>ふらっと散策するなら人気スポットが集中するシーサイドへ
飲食店やカフェ、山口みやげのショップが集まった複合施設のカモンワーフは、関門海峡側にボードウォークがあり、食後の散策にぴったり。愛嬌たっぷりの大きなフグのオブジェもあり、思わず一緒に記念撮影したくなるフォトジェニックなスポットです。
散策途中にひと休みにしたくなったら、こだわりの自家焙煎珈琲と手作りスイーツが味わえる「タカダコーヒー」へ。
1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーは、世界各国の厳選した農園から直接仕入れた希少なコーヒー豆を使用。味わい深いスペシャルティコーヒーは、人気の「塩チョコレート生ロールケーキ」とのマッチングも完璧です。
アンティーク調のテーブルやイスがレイアウトされた店内が、さらに素敵な時間を演出してくれます。
時間があれば、近海の新鮮な魚介類が集まる「唐戸市場」へ。
市場ならではの活気あふれる雰囲気やテイクアウトグルメを楽しんでみるのもいいですね。
■タカダコーヒー
住所:山口県下関市唐戸町6-1 カモンワーフ1F
電話番号:083-232- 0955
アクセス:JR「下関駅」からタクシーで約10分
■唐戸市場
住所;山口県下関市唐戸町5-50
電話:083-231-0001
アクセス:JR「下関駅」からタクシーで約10分
<美祢エリア>冒険気分で「秋芳洞」に潜入!自然が造り出した神秘的な空間にうっとり
国の特別天然記念物に指定され、日本三大鍾乳洞にも数えられる「秋芳洞」。およそ3億5000年前に生まれたサンゴ礁が石灰岩の台地となり、長い年月をかけて浸食を繰り返してできた神秘的な空間です。
洞内の観光コースは約1km。年間を通して17℃と一定で、冬は暖かく夏は涼しく、快適に洞内ウォークを楽しめます。
ちょっとした探検気分で洞内へ。右手に長淵を見ながら進んでいくと、目の前に現れるのは洞内一のみどころ百枚皿。皿状の石灰華が約500枚以上も連なる光景は、まるで段々畑のようにも見えます。これほどの規模は世界レベルなのだとか。
さらに内部へと進むと、天井から傘がぶら下がっているような鍾乳石や、岩壁を流れる水が鍾乳石へと形を変えた黄金柱などが次々に。変化に富んだ自然の造形美に目を奪われます。
黒谷口から階段を上ると3億年のタイムトンネルの入口。ビジュアルアートが描かれた全長187mの人工トンネルでは、地球の起源から現代までの歴史や人類の進化の過程が紹介されています。
■秋芳洞
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉
電話番号:0837-62-0305(秋吉台観光交流センター)
アクセス:JR「美祢駅」からタクシーで約25分
<美祢エリア>どこまでも青く透き通った「別府弁天池」でパワーチャージ
清らかな水で透明度の高い「別府弁天池」。日本名水百選に選定されているこの池の水は、花尾山から湧き出した地下水です。
中央から池の淵に向かって徐々に青色が変化するグラデーションがとにかくキレイ。ついついカメラを向けたくなっちゃいますよ。
ここはその昔、この地を開拓した長者が、水不足に困り夢のお告げに従って弁財天を祀ったところ、水が湧き出しだという伝説が残っています。
「1杯飲めば1年、2杯飲めば2年長生き」との言い伝えも受け継がれており、昔から地元の人々は飲用水にしていたといいます。敷地内には給水場があり、湧き水を持ち帰ることも可能。
神秘的な美しさと神聖な伝説が残り、隠れたパワースポットとして人気の「別府弁天池」。水のパワーをいただいて、運気アップしちゃいましょう。
■別府弁天池
住所:山口県美祢市秋芳町別府水上
電話番号:0837-64-0203(美祢市養鱒場)
アクセス:JR「美祢駅」からバスで約25分、「堅田」下車徒歩約10分
<萩エリア>旅の楽しみを最大限に引き出してくれる「ruco」にステイ
下関市から美祢市へと、海と山の魅力をたっぷり満喫したあとの宿泊先は、山口県初のゲストハウス「ruco」。“訪れる人と萩市の日常をつなぐ場所にしたい”との思いから、地元の人々と力を合わせて誕生した宿泊施設です。
もとは音楽専門学校だった4階建ての空きビルをリノベーション。1・2階は宿泊者以外も利用できるカフェスペース、3・4階は宿泊者専用スペースになっています。
カフェに行けば地元の人たちとの温かいふれあいも可能です。宿泊者専用スペースには共用リビング&キッチンがあり、ゲストどうしのコミュニケーションの場に。ホテルステイではきっと体験できない、旅先の土地のことをより深く知り、心がほっこりする時間が過ごせるはずです。
■ruco
住所:山口県萩市唐樋町92
電話番号:0838-21-7435
アクセス:JR「東萩駅」から徒歩17分
【2日目】
<萩エリア>「松陰神社」のキュートな傘みくじで運だめし
2日目は「松陰神社」からスタート。明治維新の原動力となり、多くの維新志士たちを育てた吉田松陰を祀る「松陰神社」。明治40年に松下村塾の塾生だった伊藤博文らが中心となり創建されました。
神社の境内には私塾の松下村塾や宝物殿の至誠館などのみどころが点在していますが、神社を訪ねたなら女子的に欠かせないのはやっぱりおみくじ。「松陰神社」のおみくじは小さな傘の形をしていて、開いた傘に運勢が書いてあります。
そのユニークさとキャッチーさにテンションもぐんとアップするはず。境内の木々には色とりどりの傘みくじが結ばれ、まるで花が咲いたような愛らしい雰囲気に乙女心をわしづかみ。お願いごとをしながら、ここでしか撮れない1枚にチャレンジしてみるのもいいのでは?
■松陰神社
住所:山口県萩市椿東1537
電話番号:0838-22-4643
アクセス:JR「東萩駅」から徒歩約20分
<萩エリア>昭和レトロな木造建築がフォトジェニックな「萩・明倫学舎」
全国屈指の規模を誇った萩藩校明倫館の跡地に建つ「萩・明倫学舎」は、2017年3月にお目見えしたスポットです。
本館は昭和10年に建造された、国の登録有形文化財でもある旧明倫小学校の木造校舎を改修。外壁は1階部分が板張り、2階部分は白漆喰塗りで、屋根はフランス瓦や連続する窓のデザインが特徴で、どこか懐かしくもモダンな雰囲気を醸し出しています。
内部は小学校として使われていた教室が復元されていて、木造建築ならではのレトロなムードがたっぷり。思わずシャッターを押したくなっちゃいます。
2号館は萩の世界遺産などを紹介するビジターセンターと、幕末・維新を科学技術史の視点で紹介する幕末ミュージアムが併設されています。
なかでも見逃せないのが幕末ミュージアム。日本でも有数の収集家である小川忠文氏から寄贈された、江戸時代の科学技術史や歴史に関する4000点を超える膨大な資料群のうち約500点を展示。江戸時代に造られたという国産の顕微鏡や地球儀、扇風機など、ここでしか見られない貴重な資料がいっぱいです。
■萩・明倫学舎
住所:山口県萩市江向602
電話番号:0838-21- 0304
アクセス:JR「東萩駅」から徒歩約20分
<萩&長門エリア>ヘルシーな定食 or 海を眺めながらのバーベキュー?地元食材で大満喫のランチスポット
萩でちょっと早めのランチにするなら、平屋の一軒家をリノベーションした「patracafe」へ。城下町の入口に佇む小さなお店では、体が喜びそうな食事が楽しめます。
おすすめは週替りランチ。メイン、副菜3品、雑穀ごはん、お味噌汁、サラダ、漬物と満足のボリューム。季節の野菜やその時手に入った食材で作るランチセットは、バランスの良さも魅力です。
萩から長門まで行ってランチタイムを過ごすなら、海の幸・山の幸がずらりと並ぶ直売所、レストラン、ベーカリーなどが集まる10月にオープンしたばかりの複合施設「センザキッチン」がおすすめ。
直売所で購入した地鶏や魚の一夜干しなど、地元の魅力的な食材を購入したら、隣接するグリルハウスで手軽に炭火焼バーベキューとして楽しめます。
どの食材を選べばいいのか迷ったときなどは店員さんにアドバイスをもらえばOK。地元の人とのコミュニケーションも、きっと旅の素敵な思い出になるはずです。
■patracafe
住所:山口県萩市大字平安古町603-3
電話番号:0838-21-7075
アクセス:JR「東萩駅」から徒歩約25分
■センザキッチン
住所:山口県長門市仙崎4297-1
電話番号:0837-27-0300
アクセス:JR「仙崎駅」から徒歩約10分
<長門エリア>赤・青・緑のコントラストが美しい「元乃隅稲成神社」でフォトジェニックな1枚を
青くきらめく海に向かってずらりと並ぶ真っ赤な鳥居。ここはそのフォトジェニックさにSNSやメディアでも大きな話題となっている絶景スポット「元乃隅稲成神社」。昭和30年に、島根県津和野町にある太鼓谷稲成神社から分霊されて建てられた本州最西端の稲成神社です。
まるでトンネルのように見える鳥居の総本数は全部で123基。日本海の大パノラマを背景に鳥居が立ち並ぶ壮大な風景は、絶対に写真に収めたい感動ものの美しさ。最近では鳥居のトンネルがパワースポットとしても人気を集めているとか。
鳥居と並んで参拝者の心をつかんでいるのが、日本一入れるのが難しいという賽銭箱。岬に建つ大鳥居の上をよーく見ると、なんと高さは5mの場所に設置されているんです。お賽銭を入れるためには心をこめつつ全力で。
成功させるのはかなりハードルが高いですが、上手く納めることができたら、どんな願いでも叶いそう。
また、時間が許せば本州と角島を結ぶ全長1780mの「角島大橋」へも足をのばしてみましょう。こちらも絶景スポットとして人気で、ダイナミックな橋の景観は必見です。
透き通ったコバルトブルーの海上に延びる橋を渡ると、まるで海の上を走っているような感覚を味わえ、プチリゾート気分に浸れますよ。
■元乃隅稲成神社
住所:山口県長門市油谷津黄498
電話番号:0837-22-8404(長門市観光コンベンション協会)
アクセス:JR「長門古市駅」からタクシーで約20分
■角島大橋
住所:山口県下関市豊北町神田~角島
電話:083-786-0234(豊北町観光協会)
アクセス:JR「特牛駅」からバスで約15分、「ホテル西長門リゾート入口」下車徒歩約3分
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いかがでしたか?山口にはSNS映えする魅力的なスポットがたくさんあります。フォトジェニックなスポットはもちろん、歴史好きには必見のスポット、美味しいグルメスポットなど、行ってみたいところ満載の山口県。
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※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。