イタリア伝統菓子“チャルダ”日本初の専門店が自由が丘に誕生
イタリアの伝統郷土菓子“チャルダ”の日本初の専門店「ラ・チャルダ(La Cialda)」が、東京・自由が丘に2017年10月1日(日)にオープンする。
イタリア伝統菓子・チャルダとは
「チャルダ」とは、主にイタリア・トスカーナ地方に14世紀以前から伝わる、小麦粉を原料とした焼き菓子。小麦粉生地を円盤型の鉄の焼き型で薄く焼き、2枚を砂糖やアーモンドを砕いたフィリングを挟んだものが今もなお伝わっている。
当時は全て高価な食材であったため、メディチ家を中心とする王族、貴族の間で食され、特に婚礼の際は、新郎・新婦、それぞれの家紋で作った鉄型で生地を焼き、2つを合わせ挟むことで両家の結びつきや繁栄を象徴する、婚礼の引き菓子として重宝。のちに広く庶民へも伝わるようになってからは、チャルダはトスカーナ地方の故郷の味として親しまれている。
ベーシックなものからオリジナルの味までを用意
自由が丘に出店する「ラ・チャルダ」では、イタリアから仕入れた可愛らしいモチーフの焼き型を使い、厳選された小麦粉・バター・卵・砂糖・ミルクからできたシンプルな生地を毎日店舗で作り、一枚ずつ丁寧に焼き上げて提供。
たっぷりのバターとオーガニックのきび砂糖を使った「プレーン」は、素材本来の味わいをダイレクトに楽しめる、甘く素朴な味わいでバターのリッチな香りが特徴。
また、「チーズ」には、パルミジャーノなどをブレンドしたチーズがたっぷり練り込まれた生地を使用。プレーンとは異なるチーズらしいクラスト感のある食感が特徴となっており、おやつとしてだけでなく、ワインやリキュール、少し強めの酒にも好相性だ。
その他、フルーツやナッツ、チーズなどをオリジナルブレンドしたスプレッドやさっぱりとしたミルクアイスをサンドしたメニューも用意されている。
イタリアのカフェやグローサリーストアをモデルにした、クラシックで心地よい店内には、イートインスペースを併設。チャルダの他に、イタリアの揚げ菓子“キアッケレ”やバリスタ自慢のエスプレッソ、カプチーノなどのコーヒードリンクを堪能することができ、テイクアウトをすることも可能となっている。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ラ・チャルダ(La Cialda)
グランドオープン:2017年10月1日(日)
※2017年9月1日(金)~9月30日(土)までプレオープン営業中
住所:東京都目黒区自由が丘1-25-9 1F
電話番号:03-5726-9622
営業時間:11:00~19:00
定休日:木曜日
情報:株式会社オネスト
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