芸術の域!宇宙のような天井画が幻想的なバンコク「ワット・パクナム」がブーム確実
「フォトジェニック」「SNS映え」という言葉が爆発的に広まり、日常的に使われるようになって久しい昨今。まさにその言葉がふさわしい天井壁画を擁する、タイ・バンコクの「ワット・パクナム」という寺院が、SNS上で密かなブームを呼んでいます。一見なんてことない白亜の仏塔を登ると、辿り着いた先には、宇宙を連想させる色彩豊かな天井壁画が頭上を覆い尽くし、その他に類を見ない世界観が多くの参拝客を魅了しているんです。
芸術作品のような天井壁画が見ものの「ワット・パクナム」
「ワット・パクナム」があるのは、バンコク近郊のトンブリー地区で、BTSの「ウタカート(Wutthakat)駅」から徒歩20分ほど。決してアクセスが良い場所とは言えないので、不安な方はタクシーかトゥクトゥクで向かうのが無難です。
閑静な寺院に足を踏み入れると、天井壁画のある白亜の大仏塔がそびえ立っており、1~4階はタイの芸術品や仏像、文化的価値の高い仏具などの展示スペースとなっています。
お目当ての天井壁画があるのは5階。土日祝のみエレベーターが稼働しています。実はここの日本別院が千葉県成田市の郊外にあることから、日本ともゆかりの深い存在なのです。
5階の中央にはエメラルドグリーンのガラス製の仏舎利塔が堂々と鎮座し、その周囲を繊細な彫刻の施された金色の柱が囲み、そして何よりも目を引くのがドーム状の天井いっぱいに、目が醒めるような鮮やかな色彩と繊細なタッチで描かれた仏陀の生涯図。その神秘的な世界観が宇宙を彷彿とさせ、不思議と惹き込まれてしまいます。
バンコクの寺院だと「ワット・プラケオ」や「ワット・ポー」に代表されるよう、一面金箔で覆われた綺羅びやかな装飾や、ゴージャスな細工は決して珍しくないものの、この「ワット・パクナム」の天井壁画はそれらとはまた一線を画す芸術作品のような美しさが最大の魅力。
まだあまりメジャーなスポットとは言えませんが、ぜひ次のタイ旅行のプランに組み込んでみて欲しい場所です。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ワット・パクナム・パーシーチャルン
住所:Wat Paknam Phasi Chareon Bangkok 10160 Thailand
拝観時間:8:00~18:00
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ambabheg/16229748501/
2枚目画像:https://www.flickr.com/photos/paultraf/8348276623/
3枚目画像:https://www.flickr.com/photos/paultraf/8348217747/
4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/paultraf/8349278266/
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