京都旅行は初夏が狙い目!桜や紅葉に負けない新絶景“青もみじ”の名所巡り
桜や紅葉の名所として名高い京都ですが、初夏の青もみじの時期も美しいことは案外知られていない事実。「美しい変化」「清新」という花言葉にもあるよう、季節の変わり目や、新生活が始まって少しリフレッシュしたいと願うあなたを、瑞々しい生命力に溢れた青もみじが心からリフレッシュさせてくれるはず。今回はそんな新絶景・青もみじの名所を4ヶ所ご紹介します。
東福寺
京都随一の紅葉の名所といえば東山区にある「東福寺」。秋の紅葉の盛りはもちろん美しいですが、例年5月頃からは、夏のはじまりを告げる爽やかな風に青もみじが揺れ、とっても美しいんです。
特に通天橋から見下ろすもみじは絶景。
特別拝観時のみ足を踏み入れることを許される、三門の楼上からは、青もみじの向こうに広がる京都の街を一望できます。市松模様のモダンなデザインの北庭も見逃せません。
紅葉の時期は大勢の団体客が押し寄せ、観光バスが何十台と駐車されているのため、なかなかの距離を歩かなくてはいけないのですが、青もみじの時期は駐車場が開放され、境内のすぐそばまで車で行けることから観光しやすいというメリットも。
ちなみに禅堂では、毎週日曜朝6時半に一般向けの坐禅体験を行っています。心静かに背筋を伸ばし、穏やかに流れる時をみつめる、禅の心に触れる貴重な体験となるはず。
東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15−778
電話番号:075-561-0087
下鴨神社/糺の森
古くより導きの神、勝利の神として信仰され、季節を問わず多くの参拝者が訪れる「下鴨神社」。正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言い、賀茂は神様、御祖は親を指し、親神をお祀りする場所という意味が込められています。
境内には縁結びのお社「相生社(あいおいのやしろ)」や、美麗神を祀る「河合神社」があることから、恋愛や美容のご利益のスポットとしても人気に。すべての社殿のうち55棟が国宝・重要文化財に指定されている、大変格式のあるお社です。
世界遺産に登録されている、広大な「糺の森(ただすのもり)」には、空を覆うほどの青もみじが茂り、まるで緑のトンネルのよう。小川のせせらぎ、鳥のさえずり、癒やしに溢れた京都のオアシスです。
下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
河合神社(かわいじんじゃ)
「下鴨神社」から「糺(ただす)の森」の参道を通り抜けると、摂社のひとつ「河合神社(かわいじんじゃ)」が見えてきます。美の神様とされる玉依姫命が祀られていることから、いつまでも美しくありたいと願う女性参拝者から人気を集めるスポットです。
こちらへのお参りがてら必ず体験したいのが「鏡絵馬」への絵付け体験。一般的な絵馬は台形型ですが、「河合神社」の鏡絵馬は手鏡のような形をしていて、そこに手持ちの化粧品で願いを込めて理想のべっぴんさんを描き、美麗祈願をするというもの。
鏡絵馬に色付けをするための専用お化粧室に、クレヨンが用意されているので、メイク道具を持ち歩かなくてもOK。ずらりと並ぶみんなの理想の「顔」もステキです。
また、「河合神社」へ来たら、ここの庭で実を結んだ「かりん」と清らかな御神水を合わせた「かりん美人水」を飲むのも忘れずに。かりんには、新陳代謝を促すリンゴ酸や、ビタミンCが含まれ、きれいで若々しい肌作りを促すことからその名がつけられたそう。
青もみじを見上げながら頂く「かりん美人水」の美味しさは格別。どこか懐かしさのあるやさしい甘さが身体にすーっと染み渡ります。
河合神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
貴船神社
水の神様である高龗神(たかおかみのかみ)をお祀りしている「貴船神社」。
社内にある「思ひ川橋」では、かの和泉式部も恋愛成就を願い、ここで身を清めたと言い伝えられていることから、縁結びのご利益がある神社としても厚く信仰されるようになりました。
本宮の石段の下から見下ろす燈籠の朱色と青もみじの新緑のコントラストは圧巻。奥宮へと続く参道では、2本の杉が1本の大木のように寄り添い合っていることから“夫婦円満の象徴”とされている「相生の大杉」も見ることができます。
参拝者のほとんどが、お参りの後にチャレンジしているという「水占みくじ」もぜひ。ランダムで選んだ水占みくじの紙を御神水に浮かべて濡らすことで、恋愛・学問・商売などそれぞれの部門ごとに文字が浮かび上がってくるという、まさに水の神社ならではのおみくじ体験。
青もみじのシーズンだけ、青もみじをかたどった特別な絵馬も登場しています。
貴船エリアは、貴船川の上流にあることから“京の奥座敷”とも呼ばれ、一説によると貴船の地名自体、“「氣」が「生」まれる「根」源の地”が語源となっているのだそう。「貴船神社」も貴船川の上流に鎮座し、ここから流れる水が京都全土を潤しているのです。夏でも清々しい空気の流れる貴船が発するパワーを授かってみては。
貴船神社
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号:075-741-2016
そうだ、青もみじシーズンの京都へ行こう。
「そうだ 京都、行こう。」というキャッチフレーズがあるように、週末1泊2日の休みさえあれば新幹線にのってふらっと行けちゃう京都。
今回ご紹介したスポットを巡るのにぴったりの「京都 青もみじ・御朱印めぐり」というツアープランも登場しているので、青もみじのきらめく初夏の京都で、桜や紅葉の時期とは一味違う魅力を、自分の目で確かめてみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:東海旅客鉄道株式会社
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。