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日本の夏の風物詩として古くから愛されている、花火大会の季節が今年もやってきました。夏の夜空に咲く色鮮やかな大輪の花は、何度見ても私達の心を震わせてくれ、感動をもたらしてくれますよね。今回は全国各地の花火大会からおすすめの会場24ヶ所を厳選してご紹介。

隅田川花火大会（東京）

毎年7月最終土曜日に行われ、今年で記念すべき40回目を迎える「隅田川花火大会」。1733年に始まった「両国川開き花火大会」をルーツにもつ、伝統と格式を兼ね備えた東京の夏の風物詩として、江戸川区花火大会とともに東京二大花火大会に数えられています。

花火コンクールが行われる第1会場と第2会場の2会場から花火が打ち上がり、鑑賞場所によっては花火と東京スカイツリーの姿を同時に楽しむことも。毎年テレビ東京が独占中継しているため、リアルタイムでテレビ画面越しに花火鑑賞できるので、人混みが苦手な人は気分だけでも味わってみては。

■隅田川花火大会
開催日：2017年7月29日（土）19：05～20：30※雨天時：荒天の場合、翌30日（日）に延期
場所：東京都台東区／桜橋下流～言問橋上流（第一会場）、駒形橋下流～厩橋上流（第二会場）

夏一番花火大会（長崎）

7月22日（土）、長崎県佐世保市の「ハウステンボス」にて、九州最大級18,000発を打ち上げる「夏一番花火大会」が開催。

世界一の花火師を決める国内唯一の大会「世界花火師競技会」の予選を勝ち抜いた上位2チームが代表の座をかけ激突し、勝者は9月23日（土）の「九州一花火大会」で日本代表の山﨑煙火製造所と共に世界一決定戦に進出します。

目玉となる、世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が総合プロデュースを手がける、花火オペラエンターテインメント「蝶々夫人」では、名曲にあわせて、物語の舞台となった長崎の夜空を色とりどりの花火が埋め尽くします。

■「夏一番花火大会」概要
開催日 2017年7月22日(土)
場所：ウォーターマークホテル前花火観覧エリア（有料イス席）・ロッテルダム会場花火観覧エリア（有料イス席・マス席）
時間：20：00～21：30
花火大会1部：20：00～20：45、花火大会2部 21：00～21：30

みなとこうべ海上花火大会（兵庫）

8月5日（土）、兵庫県神戸港一帯で、関西屈指の人気花火大会「みなとこうべ海上花火大会」が開催。今年は神戸開港150年にちなみ、関西最大規模となる15,000発の花火を打ち上げて、華やかな光で盛大に節目の年を祝福します。

神戸港一帯の夜景を背に、仕掛け花火や尺玉、スターマインが次々と打ち上がり、ロマンティックなひとときを演出してくれますよ。

■みなとこうべ海上花火大会
開催日：2017年8月5日（土）19：30～20：30
場所：兵庫県神戸市中央区／神戸港（新港突堤～メリケンパーク沖海上）

長岡まつり大花火大会（新潟）

大曲・土浦と並ぶ日本三大花火大会のひとつ、新潟県の「長岡まつり大花火大会」。今年は8月1日（火）は前夜祭、2日（水）～3日（木）は大花火大会＆昼行事という日程で開催されます。

今年は、戦争により一時中断していた大花火大会の復活70年の節目を迎えるため、正三尺玉3連発やフェニックス花火を両日ともフルバージョンで盛大に打ち上げ。昨年よりスタートした音楽花火も引き続き行われ、バラエティに富んだ名物花火の数々が感動のフィナーレへと誘います。

■長岡まつり大花火大会
開催日：2017年8月1日（火）は前夜祭、2日（水）～3日（木）は大花火大会＆昼行事
大花火大会は19：20～21：15
場所：新潟県長岡市岡村町ほか、信濃川河川敷長生橋下流

2017びわ湖大花火大会（滋賀）

毎年8月8日に開催される「びわ湖大花火大会」が今年も開催決定。滋賀県の琵琶湖を舞台に、水面に映る花火と光、そして噴水が奏でる芸術的なハーモニーを楽しめます。

■びわ湖大花火大会
開催日：2017年8月8日（火）19：00～20：30※荒天の場合は、8月11日（金・祝）同時刻に延期
場所：大津港周辺のびわ湖畔、なぎさ公園など

江戸川区花火大会（東京）

8月5日（土）、東京・江戸川河川敷「第42回 江戸川区花火大会」が開催。本大会は東京都江戸川区と千葉県市川市での同時開催。

「満開！江戸川大輪花！」をテーマに、5秒間で1,000発もの花火を一気に打ち上げる迫力満点のオープニングにはじまり、8つの異なるテーマに沿った花火が次々と江戸川の夜空を彩ります。

■第42回 江戸川区花火大会
開催日：2017年8月5日（土）19：15～20：30
場所：東京都江戸川区江戸川河川敷（都立篠崎公園先）

幕張ビーチ花火フェスタ2017（千葉）

今年で39回目を迎える千葉市の夏の風物詩、「幕張ビーチ花火フェスタ2017（第39回千葉市民花火大会）」が8月5日（土）に開催。毎年約30万人が楽しんでいる本大会は、今年は「花火で勇気と感動を！」をテーマに、昨年より5,000発増やし20,000発の打ち上げ花火が夜空を彩ります。

新たに音楽と花火に合わせた炎（FIREFLAME）の演出、昨年より大幅にスケールアップした海辺のロケーションを活かした海上ミュージックスターマインや尺玉の打ち上げ、個人協賛によるLOVEメッセージ花火などを企画。

そして約7千発を超える特大ミュージックスターマインが大会フィナーレを飾ります。また、関連イベントの「第6回海浜幕張まつり」も開催予定。

■幕張ビーチ花火フェスタ2017（第39回千葉市民花火大会）
開催日：2017年8月5日（土）19：30～20：30
場所：幕張海浜公園（千葉市美浜区美浜1）

諏訪湖祭湖上花火大会（長野）

長野県諏訪市で毎年8月15日に行われている「諏訪湖の花火」。湖上を4万発もの花火が彩る、打上数・規模ともに全国でも指折りの規模を誇る花火大会です。

とりわけ、諏訪湖の地形を活かした水上スターマインや全長2kmのナイヤガラ花火は圧巻。昨年は約600店もの露店が連なり、約50万人が来場する盛況ぶりでした。

■諏訪湖祭湖上花火大会
開催日：2017年 8月15日（火）19：00～
場所：長野県諏訪市湖畔前諏訪湖上

2017神宮外苑花火大会（東京）

東京都内で唯一、山手線内で開催されるコンサート付きの都市型花火大会である「神宮外苑花火大会」が、今年は8月20日（日）に決定。今年の打ち上げ総数は1万2000発を予定。

当日は神宮球場で大黒摩季さんほか豪華ゲストが出演するライブが行われ、近隣飲食店によるお祭りフードの屋台も出店し、賑やかなお祭りムードに包まれます。

■2017神宮外苑花火大会（第38回大会）
開催日：2017年8月20日（日）予備日：翌21日（月）
花火打上げ開始19：30
花火打上げ終了20：30
場所 ：東京都・明治神宮外苑一帯

大曲の花火（秋田）

1910年にはじまり、明治時代から歴史を重ねてきた日本三大花火大会のひとつ「大曲の花火」が、今年も秋田県大仙市にて8月26日（土）に開催。

この中で行われる全国花火競技大会は、内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣奨励賞が授与されることから、全国の花火師たちにとっても憧れの場となっています。

目玉は1年もの制作期間を要する「ワイドスターマイン」。毎年テーマをもうけることで、創造性とストーリー性に富んだ花火が夜空を埋め尽くします。

また、続く10月14日（土）には夏と趣の異なる「大曲の花火～秋の章～」も開催。「劇場型花火ショー」をテーマにした臨場感溢れる音と光の花火ショーが繰り広げられます。

■大曲の花火
開催日：2017年8月26日（土）
場所：秋田県大仙市大曲花火大橋付近雄物川河畔
昼花火17：30～／夜花火18：50～

土浦全国花火競技会（茨城）

大正14年より始まった茨城の「土浦全国花火競技会」が、今年は10月7日（土）に開催決定。

日本三大花火大会のひとつであり、秋田県の「大曲の花火」と並ぶ二大競技大会としても知られ、夜空の大輪の花を咲かせる10号玉、花火師の独創性が反映される創造花火、スターマインの3部で構成。大会の目玉と言えるワイドスターマインは、桜川湖畔を覆うほどの大スケールです。

■土浦全国花火競技会
開催日：2017年10月7日（土）18：00～（荒天延期）
場所：茨城県土浦市佐野子桜川河畔学園大橋付近

勝毎花火大会（北海道）

今年は8月8日（火）に開催される北海道の「第67回勝毎花火大会」は、毎年道内外から多くの人々で盛り上がりを見せています。

花火・照明・音楽のコラボによる圧巻の花火ショーは必見。スターマインの連射や、見どころである勝毎花火大会の代名詞「錦冠」は、見上げる夜空から黄金の花火が降りそそぎ、感動のグランドフィナーレを迎えます。

■第67回勝毎花火大会
開催日：2017年8月13日（日） 19:30～21:00(予定)
場所：十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400m付近)

第39回足立の花火（東京）

7月22日（土）、約100年の歴史を持ち、東京都の夏に行われる花火大会の中で、最も早く開催される「第39回足立の花火」。

「夏の花火は足立から…」をテーマに、1時間で約12,000発が次々と打ち上げられ、密度に凝縮された迫力のある花火が夜空に咲き誇る。

■第39回足立の花火
開催日：2017年7月22日（土）19:30～20:30　※雨天の場合は中止
場所：荒川河川敷（東京メトロ千代田線鉄橋～西新井橋間）

葛飾納涼花火大会（東京）

今年で51回目を迎える、東京都葛飾区の「第51回葛飾納涼花火大会」が、7月25日（火）に開催することが決定。約1万3000発の花火で色とりどりのステージを演出する。

次の半世紀へ新たな歴史の幕開けとして、今年の葛飾花火はナイアガラの滝が降り注ぐオープニングに始まり、葛飾区観光大使が葛飾区をPRする「観光大使葛飾PRステージ」、世界花火師競技大会で世界一に輝いた進化系花火を披露するデジタルスターマイン、「男はつらいよ」の寅さんに象徴される昭和のなつかしさと郷愁を和火で表現する下町ならではのステージとなっています。

グランドフィナーレは次の50年へ夜空に鮮やかな虹色の橋が架かるのも見どころです。

■第51回葛飾納涼花火大会
開催日：2017年7月25日（火）19:20～20:20　※荒天の場合は翌日に順延、翌日も荒天の場合は中止
場所：葛飾区柴又野球場（江戸川河川敷）

いたばし花火大会（東京）

8月5日（土）、東京都板橋区「第58回いたばし花火大会」が開催。

トラの尾を用いて火柱を中央に集約する演出を交えたワイドスターマインがオープニングを飾ります。最高峰の技術を駆使した繊細にして秀逸な花火は、まさに夜空に描く芸術そのもの。

前半最後には大迫力の名物仕掛け花火、関東でも最長クラスを誇る「ナイアガラの滝」は圧巻。

後半は終了の合図に合わせて、昨年好評だったワイドスターマイン、いたばし「新名物」天空のナイアガラが打ち上がり、フィナーレにふさわしい華やかな演出とともに、東京最大の尺5寸玉が板橋の夜空に咲きます。

■第58回いたばし花火大会
開催日：2017年8月5日（土）19:00～20:30　※荒天の場合は翌6日（日）に順延
場所：板橋区 荒川河川敷

サザンビーチちがさき花火大会（神奈川）

8月5日（土）、神奈川県茅ヶ崎市で開催される「第43回サザンビーチちがさき花火大会」。

水中に孔雀が羽を広げたように海面を美しく彩る水中孔雀とスターマインが並んで打ち上がる海ならではの演出や、オリジナル花火絵画コンテストの入賞作品が花火になって打ち上げられます。

■第43回サザンビーチちがさき花火大会
開催日：2017年8月5日（土）19:30～20:20　※荒天時翌日順延6日（日）
場所：サザンビーチちがさき

小田原花火大会（神奈川）

8月5日（土）、神奈川県酒匂川の河川敷で、約9000発の花火が打ち上げられる「小田原酒匂川花火大会」は、4部で構成されたストーリー性のある花火が夜空を彩ります。

音楽と花火がシンクロする「ハナビリュージョン」を楽しむことができ、毎年多くの人を魅了している、川を渡した全長300mに及ぶナイアガラ大滝がフィナーレを飾る。

■第28回 小田原酒匂川花火大会
開催日：2017年8月5日（土）19:10～20:00
場所：酒匂川スポーツ広場

金沢まつり 花火大会（神奈川）

今年は8月26日（土）に開催される神奈川県の「第43回金沢まつり 花火大会」。スターマインで幕を開け、型ものや新作花火などが、次から次へと打上げられる。

フィナーレの「特大スターマイン」は驚くほどの迫力で観客を魅了し、ライトアップされた八景島と花火が幻想的な雰囲気に包まれます。

■第43回金沢まつり 花火大会
開催日：2017年8月26日（土） 19:00～20:00　※荒天時中止
場所：海の公園

多摩川花火大会（神奈川）

1929年から始まり今年で76回目を迎える歴史ある花火大会、神奈川県川崎市の「第76回川崎市制記念多摩川花火大会」が、8月19日（土）に多摩川の河川敷で開催。

毎年、スターマインや仕掛け花火のほか、音楽と花火のコラボレーション"ハナビリュージョン"を実施しています。

約6000発もの花火が打ち上げられると、普段見慣れた多摩川の風景が一変。同日開催の世田谷区たまがわ花火大会と併せて、多摩川一面が花火の閃光で染め上げられる、多摩川の夏の風物詩となっている。

■第76回川崎市制記念多摩川花火大会
開催日：2017年8月19日（土）19:00～20:00
場所：多摩川河川敷

納涼花火（神奈川）

夏休みの終わりが近づく8月22日(火)、神奈川県の湘南の夜空に約1200発の「納涼花火」が打ち上げられる。江の島の夕暮れをバックに、潮風を感じながら花火が湘南の夜空を彩ります。

■納涼花火
開催日：2017年8月22日（火） 19:00～19:20
場所：片瀬海岸西浜

松戸花火大会（千葉）

8月5日（土）、千葉県松戸市の江戸川河川敷で開催される「松戸花火大会イン2017 ～みんなであげる夢花火～」は、花火の基本である光・色・音の三原則を重視しています。

点火式から始まり、気持ちが込められた4つのプログラムが次々と展開。伝統的な花火から近代的な花火まで取り入れた、調和のとれた内容となっていて、色とりどりの花火約1万発が夜空を照らします。

■松戸花火大会イン2017 ～みんなであげる夢花火～
開催日：2017年8月5日（土）19:15～20:20　※※荒天時は翌日8月6日（日曜）に順延
場所：江戸川河川敷

手賀沼花火大会（千葉）

8月5日（土）、千葉県の柏市と我孫子市の2市が合同で開催する「手賀沼花火大会2017」が、好評を受け今年も開催。

尺玉をはじめ、幻想的な水中花火や大迫力のウルトラジャンボスターマインが、子どもたちに人気のキャラクターマインは今年も健在。カップルでも親子でも楽しむことができます。

■手賀沼花火大会2017
開催日：2017年8月5日（土） 19:00～20:30　※荒天の場合は8月6日(日)、6日が荒天の場合は中止
場所：手賀沼湖上(台船より打上)

木更津港まつり花火大会

千葉県木更津市で開催される「木更津港まつり」の最後を飾る、「第70回木更津港まつり花火大会」が8月15日（火）に打ち上げられます。

見どころはフィナーレに向けて打ちあがる、関東最大級と称されるスターマインと尺玉の連打は圧巻。スターマインと共に上がるナイアガラの美しさも必見です。

■第70回木更津港まつり花火大会
開催日：2017年8月15日（火） 19:10～20:30
場所：中の島公園

館山観光まつり館山湾花火大会（千葉）

8月8日（火）、鏡ヶ浦と呼ばれる穏やかな海岸で行われる千葉県の「第54回館山観光まつり館山湾花火大会」。

大小100発以上の花火が次から次へと打上げられる特大スターマインと、大会名物の海面から直接打ち上げられる、関東地方最大級の大きさを誇る8号玉の水中花火が見どころ。

海岸線が南北に弧を描いているため、海沿いのどこからでも花火がよく見ることができます。湾いっぱいに開く花火が夏の夜を鮮やかに彩り、鏡のような水面に映る花火の美しさは格別です。

■第54回館山観光まつり館山湾花火大会
開催日：2017年8月8日（火） 19:30～20:45(予定)
場所：北条海岸付近

いかがでしたか？どれも非常に人気の花火大会ばかりなので、実際に出かける前には交通状況や周辺の混雑状況などをよくチェックしておくことをおすすめします。

今年は誰とどこで夏の思い出のページを刻みますか？（女子旅プレス／modelpress編集部）

4枚目画像：https://www.flickr.com/photos/cinz/14794942496/
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6枚目画像：https://www.flickr.com/photos/78475089@N02/14896058192/
7枚目画像：https://www.flickr.com/photos/machu/4868059333/

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