海の近い古民家に泊まる「伝泊奄美」に注目　暮らすように旅する新体験

2017-02-13 12:46:37 提供:女子旅プレス

鹿児島県奄美市に伝統建築を1棟貸切りにして宿泊できる「伝泊 FUNA-GURA」「伝泊 MAE-HIDA」が誕生した。近年話題の民泊に続く、新たな旅のスタイルがにわかに注目を浴びている。

「伝泊」とは？

海の近い古民家に泊まる「伝泊奄美」に注目　暮らすように旅する新体験／画像提供：奄美設計集団

「伝泊」とは「伝統的」「伝説的」な建築を次の時代につなげるため、その価値や人々の暮らしを伝えていく宿や活動を指す造語。

通常のホテルや宿泊施設では体験できないような、やさしくゆったりとした空気感、奄美らしさを存分に感じ、観光地化されていない風景や人々の中で『暮らすような旅行』を提案する。

奄美で現在展開されている「伝泊 FUNA-GURA」「伝泊 MAE-HIDA」は、どちらも使われなくなった古民家を、外装はそのままに内装をリフォーム。築50年～100年の伝統建築の価値を損なわずに、新しい息吹を吹き込み、現代のニーズにあった水回りやしつらえへと生まれ変わらせた。

「伝泊」での過ごし方

それぞれの部屋には機能別に「食べドコロ」「寝ドコロ」「読みドコロ」と名前が付けられ、自炊できるような設備や食器、伝統・奄美・自然をキーワードにセレクトしたアメニティも完備。シャンパーニュ、スパークリング、白、赤のワインも多数用意されているので、地元食材で料理をして一緒に楽しむこともできる。

また「伝泊 FUNA-GURA」は200m先に静かなビーチが、「伝泊 MAE-HIDA」は裏庭から10m先にビーチが広がる、どちらもリゾート感あふれるロケーションなので、慌ただしい現代の喧騒から離れ、心置きなく読書を堪能したり、集落の中でただのんびり時間を過ごせる立地だ。

なお今後は2017年春までに奄美島内に3～5棟をオープン。夏前には佐渡島、金沢、京都でもオープンを予定しており、2019年までに全国30棟をオープンする。（女子旅プレス／modelpress編集部）