北海道美瑛の絶景“青い池”は冬季ライトアップも神秘的な美しさ
北海道美瑛町の人気観光名所である“青い池”。幻想的な青みを帯びた水中にカラマツなどの樹々がまっすぐ枯れ立つ光景が非常に神秘的で、道内外の観光客を魅了し続けています。そんな“青い池”では、冬になり水面に雪が降り積もると共に、夜間ライトアップが始まり、普段とは異なる美しい銀世界を見せてくれるんです。
美瑛の絶景スポット“青い池”って?
JR美瑛駅から約17km、美瑛町白金の標高約500メートルに位置し、“青い池”の呼び名で親しまれる「白金青い池」は、雄大な十勝岳連峰を借景に豊かな自然の中にひっそりと広がる絶景スポット。
“青い池”の名があらわす通り、緑がかった不思議な青い池の水が最大の特徴。十勝岳を源流とする硫黄沢川にアルミニウムなど白色系の微粒子を含んだ水が流れ出ており、その水が美瑛川本流と交じることでコロイドの微粒子が生成され、そこに太陽光が射すと青い光が散乱されやすくなり、地上からは青く見えるのだと言われています。
見る角度や季節によって不思議とさまざまな色味を見せてくれますが、水自体が青く染まっているわけではありません。“青い池”の中にカラマツなど枯れた樹々がまっすぐ伸びる様子が非常に神秘的ですよね。
冬の雪化粧した“青い池”はまた違った美しさ
普段は幻想的な青さが魅力の“青い池”ですが、北国に厳しい冬が訪れると、凍りついた水面に純白の雪が降り積もり、まるで白砂漠のような美しい銀世界を見せてくれます。しんと静まりかえった雪国の夜の絶景を見られるのは、冬季限定で夕方5時~9時に行われるライトアップ期間のみです。
白ひげの滝もライトアップ
また青い池から約2.5km離れた場所にある、美瑛町のもうひとつの観光名所「白ひげの滝」も、冬が本格化し、一面が真っ白な雪で覆われる時期になると夕方5時~9時まで夜間ライトアップを実施。
白ひげの滝は全国的にも珍しい地下水から湧き上がる滝で、岩肌を這う白糸のような水が白金小函の渓流へ流れ落ちて水しぶきを上げており、こちらも人気の景勝地となっています。
なお、今期は平成28年12月3日(土)~平成29年2月25日(土)の毎週土曜日(12月31日除く)と、平成29年1月29日(日)~2月3日(金)の毎日、白金青い池・白ひげの滝のライトアップバスツアーも催行されているので、真冬の北海道の絶景を堪能したい方は出かけてみては。(女子旅プレス/modelpress編集部)
青い池ライトアップ
期間:2016年11月1日(火)~2017年2月28日(火)
時間:17:00~21:00
※お手洗いはございませんので、近くのビルケの森をご利用ください
※駐車場…乗用車100台、バス10台
白ひげの滝ライトアップ
期間:2016年11月1日(火)~2017年3月31日(金)
時間:17:00~21:00
※駐車場…白金観光センター前公共駐車場をご利用下さい
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、サービスが保証されるものではありません。
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