2016年人気上昇した国内旅行先ランキングTOP10
2016年に年間人気上昇した国内旅行先エリアランキングTOP10が発表された。10位圏内には九州・沖縄エリアから3県、中国・四国エリアから4県がランクインした。
2016年国内旅行先年間人気上昇エリアランキングTOP10
1位.沖縄県
2位.大分県
3位.奈良県
4位.島根県
5位.香川県
6位.鳥取県
7位.福井県
8位.徳島県
9位.静岡県
10位.長崎県
1位にランクインした沖縄県では北部(恩納・名護・本部・今帰仁)エリアが前年同期比+33.2%、宮古島・伊良部島エリアが+46.7%と好調。子ども連れの家族利用も夏休みの家族旅行を中心に+32.8%(約1.3倍)と伸張し、女性複数名利用が離島エリアを中心に増加し+41.0%(約1.4倍)となった。
人気観光スポット「美ら海水族館」などレジャー施設やプライベートビーチ保有のリゾートホテルの集まる北部エリアでは、家族利用が+37.5%に。宮古島・伊良部島エリアは、2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が開通し、さらに宮古島への全日本空輸による羽田空港直行便が期間限定で増便、関西空港直行便が2016年3月より通年運行を開始就航したことから人気が急上昇し、近畿在住者の旅行客が急増した。
九州エリアからは2位に大分県、10位に長崎県と2県がランクイン。長崎県では離島の五島列島エリアや壱岐島エリア、2016年4月にリニューアルオープンした「ポート ホールン長崎」周辺の佐世保・平戸・ハウステンボスエリアが牽引し、県内全体の子連れ宿泊者が増加。
山陰・山陽エリアからは4位に島根県、6位に鳥取県がランクイン。島根県では2016年4月に「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」の日本遺産認定で話題となった松江・玉造・安来・奥出雲エリアが前年同期比+22.5%という結果に。
四国エリアからは5位に香川県、8位に徳島県がTOP10入り。香川県では今年の春~秋にかけて開催された現代アートイベント「瀬戸内国際芸術祭 2016」の会場となった離島地区(小豆島・直島)エリアを中心に宿泊が増加し、特に女性複数名利用が+46.6%と女子旅が人気を集めた。
7位の福井県では今年3月公開の映画「ちはやふる」のゆかりの地として話題となったあわら・三国エリアが前年同期比+25.2%と伸張。また、2016年7月に新アトラクションがオープンしたテーマパーク「芝政ワールド」や、「勝山恐竜化石群及び産地」が国の天然記念物の文化財指定されることとなり話題の「福井県立恐竜博物館」、昨年オープンした「かつやまディノパーク」などのレジャー施設を中心とする家族旅行も好調だった。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※「楽天トラベル」調べ、2016年1月1日(金)~2016年12月31日(土)間の国内宿泊を対象に予約流通実績をもとに調査
【Not Sponsored 記事】