東京の絶品うなぎが食べられる名店5選
今年の夏も厳しい暑さが続いていますね。古くから日本には夏の土用の丑の日に、精の付く食材として栄養価の高いうなぎを食べる習慣が根付いてきました。そこで今回は夏真っ盛りのこの時期にぴったりな、東京都内の本当に美味しい絶品うなぎ屋を5つ厳選してご紹介します。
神田きくかわ(神田)
神田駅から徒歩5分、昭和22年創業の老舗「神田きくかわ」。現在は神田、日比谷、上野毛、御殿場の4ヶ所に店舗を展開している江戸前うなぎの名店です。
本場直送のうなぎは東名高速・用賀インターからほど近い上野毛店に運び込み、地下水を汲み上げた「立て場」で最大3日間休ませて泥を吐かせることで、身がしっかり引き締まるのだそう。鮮度にもこだわり、その日に必要なうなぎだけが各店舗に運び込まれます。
「神田きくかわ」では注文を受けてからうなぎを蒸しはじめ、その後備長炭でじっくりタレ焼きに。この時、特注の金串を使用しているため身の中からもしっかり熱が伝わり、一層ふっくらとしたうなぎが出来上がるんです。
こうして手間ひまかけて焼き上がったうなぎは、まろやかな甘さの蜂蜜入りのタレが脂ののった身に絡んだ上品な美味しさ。お重のごはんが見えないくらいたっぷり盛りつけられています。
神田きくかわ店舗情報
住所:東京都千代田区神田須田町1-24-2
電話番号:03-3251-1506
営業時間:11:00~20:30
定休日:月曜日(月曜が祝祭日の場合は営業、翌日を休業日)
ひょうたん屋(東銀座)
東京メトロ各線銀座駅から徒歩3分の「ひょうたん屋」は、蒸さずにパリッと焼き上げる関西風のうなぎを提供しているお店。銀座1丁目と6丁目の2ヶ所にお店を構えています。
ひょうたんが描かれたのれんをくぐると、カウンターとテーブル席があり、いかにもうなぎ屋らしい渋めな和の佇まい。
こちらのうなぎは関西風なので地焼きですが、身自体がとてもやわらかく程よい弾力があり、きりっと辛口な醤油ダレの香ばしい焦げ目がついています。お重に盛られた鰻自体も立派で見た目にも満足度が高いお店です。
ひょうたん屋6丁目店店舗情報
住所:東京都中央区銀座6-12-15
電話番号:03-3572-2511
営業時間:月~金11:30~14:00、17:30~21:00(LO20:30)、土17:00~20:30(LO20:00)
定休日:日曜・祝日
丸静(築地)
築地の路地裏のさらにせまい道を入った先にある「丸静」は、都内の名店と名高いうなぎ屋のひとつ。
こちらのうな重は、お重のお米を覆い隠すほど大きな身がのっていてふっくら肉厚、なおかつ適度に脂ものっていてボリューム満点です。
タレは甘さ控えめで辛口なのが特徴。この豪快な見た目と何度も食べたくなる美味しさ、そして気風の良い大将の人柄に惹かれてリピーターになる人が後を絶ちません。
丸静(まるしず)店舗情報
住所:東京都中央区築地6丁目12-10
電話番号:03-3541-0072
営業時間:11:30~14:30、17:30~19:00
定休日:日曜日、祝日
尾花(南千住)
東京のうなぎといえば、真っ先に南千住の「尾花」を挙げる人も多い言わずと知れた江戸前うなぎの名店。お店は南千住駅から徒歩10分、立派な民宿のような店構えで店内もゆったり広く造られているものの、お昼時には1時間待ちの行列ができることもざらです。
こちらのうな重はうなぎにほぼ焦げ目がなく、見た目の上品な美しさはもちろんのこと、身自体も肉厚でやわらかくふわふわ。う巻き、鰻巻き、肝吸いといった一品料理も、手間ひまかけて丁寧に作られていることが伝わる美味しさなのでぜひ注文してみて。お店は予約不可で、うなぎがなくなり次第閉店してしまうので注意しましょう。
尾花(おばな)店舗情報
住所:東京都荒川区南千住5丁目33−1
電話番号:03-3801-4670
営業時間:11:30~13:30、16:00~19:30
定休日:月曜日
いちのや(神泉)
1832年創業の老舗「いちのや」は渋谷エリアに数あるうなぎ屋の中でも、特に食通達の間で人気を集めるお店のひとつ。どっしりと重厚な黒塗りの外壁と、石灯籠や緑に彩られた古い日本家屋の店構えが目を引き、味への期待が高まります。
席は靴を脱いでくつろぐ掘りごたつ式の席と、目の前に焼酎や日本酒のボトルがずらりと並ぶカウンター席の2種類。和モダンな雰囲気で、混みすぎていないので大人のデートにもおすすめ。
こちらのうな重は、女性でも食べやすいちょうど良いボリューム感で、身にやや濃い目の甘めのタレをぬった上品な味わい。彩り豊かな根菜サラダ、う巻き、肝焼きなど一品物も豊富で、急に美味しいうなぎが食べたいと思った時にふらっと立ち寄りやすい1軒です。
いちのや店舗情報
住所:東京都渋谷区神泉町20-22 神泉ハイツ1F
電話番号:03-5459-6862
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00(L.O.)
定休日:無休
いかがでしたか?
厳しい暑さが続く夏はどうしても食欲が衰えがち。そんな時こそしっかり栄養のある食事を摂らないと、体力もなくなってより夏バテしやすい身体になってしまいます。ちょっぴり贅沢な絶品うな重を食べて、元気に夏を乗り切りましょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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