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日本の重要な年中行事で、江戸時代より五節句のひとつに数えられる七夕。新暦7月7日と月遅れの8月7日頃に各地で七夕祭りが開催されますが、特に規模の大きい神奈川県の「湘南ひらつか七夕まつり」、千葉県の「茂原七夕まつり」、埼玉県の「狭山市入間川七夕まつり」の3つは総称して「関東三大七夕祭り」と呼ばれています。今回はそれぞれの七夕祭りの魅力をご紹介。

湘南ひらつか七夕まつり（神奈川）

神奈川県平塚市で毎年第1金曜日から3日間に渡り行われる「湘南ひらつか七夕まつり」は、湘南に夏の訪れを告げる日本有数の七夕祭りのひとつ。

中心街には約500本、特にメイン会場である「湘南スターモール」や「紅谷町パールロード」には、活躍中のスポーツ選手、歴史ドラマのモデル、世界文化遺産に登録された富士山など、旬な話題や世相を取り入れた大型飾りがひらめき、毎年大勢の来場者を楽しませています。

また、夜間には照明が灯され七夕飾りも幻想的な雰囲気に。このほか「七夕おどり千人パレード」や「湘南ひらつか織り姫」が登場するパレードが開催されたり、バラエティに富んだ露店約400店が出店され、地元の飲食店によるイベントで湘南グルメを楽しむことができます。

湘南ひらつか七夕まつり

開催地：JR平塚駅北口商店街を中心とする市内全域（平塚市紅谷町が中心）
電話番号：0463－35－8107
アクセス
電車：JR平塚駅北口下車徒歩2分　
車：圏央道茅ヶ崎海岸ICから約10分、小田原厚木道路･平塚ICから約20分

茂原七夕まつり（千葉県）

毎年7月下旬の金曜日～日曜日で、千葉県内の祭りの中でもトップクラスの盛り上がりを見せる、茂原市の「茂原七夕まつり」。

茂原駅周辺の商店街が手作りの竹飾りや吹き流しで華やかに彩られますが、その七夕飾りの出来栄えを競うコンテストも行われるため、どれもこだわりのつまった力作ぞろい。

また、お祭りにはつきものの飲食屋台など200店以上が出店し、鼓笛隊パレードや、阿波踊り、よさこいの踊り子たちによる圧巻のパフォーマンスが会場を大いに盛り上げます。

茂原七夕まつり

開催地：千葉県茂原市茂原JR茂原駅周辺
アクセス
東京～茂原：京葉線特急で約52分

入間川七夕まつり（埼玉県）

「関東三大七夕祭り」の最後のひとつが、埼玉県狭山市で150年以上前から続く伝統行事「入間川七夕まつり」。ほかの2つの祭りよりもやや遅く例年8月上旬の土曜日・日曜日に開催されています。

お祭り中は、「都市景観の日」実行委員会が主催する都市景観大賞の「都市空間部門」で2014年に優秀賞を獲得した、狭山市駅西口・市民広場から七夕通り商店街を中心とした約1.5キロの沿道が、100本を超える色とりどりの竹飾りで溢れ、涼し気な光景を生み出しています。

また歩行者天国に沿って、毎年焼きそばやお好み焼き、串焼き、かき氷などたくさんの屋台が並ぶので、お腹いっぱい食べ歩きを楽しむことも。

そんな「入間川七夕まつり」で最も盛り上がるのが、夜の｢納涼花火大会｣。夏の夜空に約2000発もの大輪の花が咲き、祭りを華やかに飾ります。

入間川七夕まつり

住所：埼玉県狭山市入間川地域、西武鉄道新宿線の狭山市駅周辺

七夕祭りは織姫と彦星のロマンチックな星物語のイメージから、カップルの夏デートはもちろん、親子三世代が一緒になって楽しめるイベントでもあります。

夏の風を受けて七夕飾りがたなびく風流な街へ浴衣姿でお出かけしてみては？（女子旅プレス／modelpress編集部）

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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