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宮城県の松島湾内外に浮かぶ大小260余りの小島からなる松島。日本三景のひとつに数えられ、ミシュラングリーンガイドで3つ星を獲得。昼は遊覧船に乗ったり、恋愛にまつわる観光地巡りを楽しんだら、松島湾でとれる濃厚な牡蠣をはじめ新鮮な海鮮をお腹いっぱい堪能して、夜は温泉でほっと一息。そんな旅好きの好奇心をくすぐる要素が満載の松島女子旅を、週末2日で体験してみました。

日本三景・松島へのアクセス

宮城県が誇る観光名所・松島の最寄り駅となるのがJR松島海岸駅。もし東京から出かける場合は、仙台行き新幹線で約1時間半。そこからJR仙石線・石巻行きに乗り換えて約40分。のどかな住宅街を抜け、目的の駅が近づくにつれ、徐々に青くきらめく海が見えてきて到着前から期待が高まります。

JR松島海岸駅からさらに10分程海岸方面へ歩けば、目の前に美しい松島湾のパノラマの絶景と、松島を象徴する存在の「松島五大堂」の姿が。すぐ目の前が商店街となっているので、焼きたての海鮮や焼きかまぼこの香りに誘われて、食べ歩きしながら海岸沿いをお散歩してみましょう。

遊覧船でゆったり松島を満喫

松島は陸から眺めるだけでももちろん美しいのですが、もっと間近で松島の魅力を知るなら、湾内の美しい島々を眺めながらクルーズ体験できちゃう松島湾観光遊覧船に乗ってみるのがおすすめ。

運航ルートは、大きな遊覧船で松島湾内を約60分かけて一周して松島へ戻ってくるコースと、松島から対岸の塩釜湾へ到着するコースの2種類。ゆったり約50分かけての船旅です。

260もの島の中でも、仁王島、鐘島など有名どころがいくつかあり、そのような島を通る時はゆっくりスピードを落としてくれるのでシャッターチャンスも狙えます。

ちなみに遊覧船は1時間に1本しか運航していないので、1本逃すとかなり長い時間待つことになってしまうため、事前に乗船時間をチェックしておくようにしましょう。

松島から遊覧船で塩釜へ

遊覧船が寄港する塩釜には、港から少し離れると大きな倉庫のような仲卸市場があり、水揚げされたばかりの魚や海産食品がズラリと並び、お土産を探す観光客や、買い付けに訪れる飲食店関係者や地元の方も足を運びます。

しかも場内の一角にある海鮮丼屋では、港から水揚げされたばかりの新鮮な海の幸をたっぷりのせた、絶品海鮮丼をお腹いっぱい味わえるんです。ただし14時ころには閉まってしまうので早めに行くことをおすすめします。

恋したい女子におすすめ！松島の観光モデルコース

遊覧船で松島を見た後は、徒歩で楽しむ松島女子旅の過ごしかたをご紹介。実は松島は恋愛にまつわるスポットが狭い範囲に集中していることから、歩いてこれらのスポットを巡る観光ルートが人気なんです。

悪縁を絶つ縁切り橋「渡月橋」からスタートし、良縁に出会えるという「福浦橋」、ご縁を結ぶ縁結び橋と言われる“透かし橋”が架かる「五大堂」、そして恋愛に恵まれるという「円通院」を巡るルートは“縁結びコース”と呼ばれています。

各スポット徒歩10～15分ほどしか離れておらず、午前中にすべて徒歩で周りきれる距離間なので、恋に悩む女子が良縁を願って足を運ぶのです。

松島湾のぷりっと濃厚なとれたてカキでお腹いっぱいに

松島は日本を代表する景勝地であると同時に、カキの養殖が非常に盛んなことでも有名ですよね。海岸沿いの商店街を歩けば、松島産牡蠣や海鮮の浜焼きのお店を数メートルおきに見かけるほど。

生のままや蒸して食べるのが一般的ですが、せっかくなら牡蠣のグラタンや牡蠣フライ、牡蠣のオイル漬け、牡蠣入りのカレーパンなんて変わり種にもトライしたいところ。松島周辺のホテルでは牡蠣尽くしのコース料理をふるまっているところもあり、牡蠣好きにとってはまさに天国です。

いかがでしたか？

かつて松尾芭蕉がこの地を訪れた際、あまりの美しさに句が紡げず言葉を失ったという逸話も残されているほど、はるか昔から人々をとりこにしてきた松島。新幹線だとかなり気軽に行けるので、ぜひ次の女子旅の候補として取り入れてみませんか。（女子旅プレス／modelpress編集部）

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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