トルコが誇る絶景スポット!イスタンブール「ガラタ塔」 圧巻の景色に息を呑む
トルコ最大の都市イスタンブールは、大きく旧市街、新市街、アジア側の3つのエリアに分けられます。中でも新市街は、流行りのファッションやグルメなどのトレンドをいち早く知ることができる、若者に人気のエリア。そんな新市街を観光する際、必ず足を運んでほしい絶景スポット「ガラタ塔」の魅力と塔への行き方をご紹介します。
トルコ・イスタンブールの絶景スポット・ガラタ塔って?
イスタンブールの世界遺産「ブルーモスク」「アヤソフィア」など重要な歴史的建造物の集まる旧市街とは、金角湾を挟んで、反対岸にある新市街。イスティクラル通りに沿って、流行最先端のファッション、グルメ、カルチャーが集まっていて、ここを歩けばトルコの流行がわかると言っても過言ではありません。
そんなイスティクラル通りを抜けた先、カラキョイ地区の小高い丘の上に建つガラタ塔は、新市街のランドマーク的な存在。かつては灯台として建てられたものの、一度は戦火により壊され、1348年にジェノヴァ人によって今の形に再建されました。
9階立ての石造りの塔のおよそ67メートルの高さから、ポスポラス海峡と金角湾に沿って大きく3つに分断されているイスタンブールの町並みを、360度一望出来るとあって、今やすっかり人気の観光名所となっています。
イスタンブールの街並みを紹介する時は、この塔から撮影した風景が用いられる事も多く、イスタンブールを象徴する風景を楽しめる場所でもあるのです。
旧市街からガラタ塔への行き方
旧市街からガラタ塔へ行く場合、旧市街と新市街を繋ぐ長さ490メートルのガラタ橋を渡って、そこからさらに岩畳の坂道を登っていくこととなります。
地下鉄やトラムで最寄りのテュネル駅で降りれば、イスティクラル通りを抜けて坂道を登ることなくガラタ塔に到着しますが、もし時間に余裕があれば、イスタンブールの美しい街並みの中をのんびりお散歩しながら向かうのがおすすめ。
旧市街側からの道のりがわからなくても、新市街の中でひときわ目立つ、のっぽなトンガリ屋根の塔体は遠くからでも一目瞭然。
ガラタ橋を渡りきった先には、至る所にガラタ塔への方向を示す看板があるので、そのサインに沿って行けば迷うことはありません。古い石畳の小径を自分の足で一歩ずつ歩いて塔まで辿りついた時は感動もひとしおです。
ガラタ塔に登ってみよう
ガラタ塔へ到着したら、展望階へ向かう前にカウンターで25リラ(約1000円)の入場料を払ってチケットを入手。
石造りの塔の内部には展望階まで続くエレベーターが1台しか通っていないため、多少の行列は覚悟して出かけましょう。お昼以降は大概、塔の外まで観光客の行列ができていますが、中にそこまで見どころは多くないので割りとスムーズに進みます。
ガラタ塔の中にはカフェがある
窓口でチケットを手に入れたら、大人数用のエレベーターで一気に展望台のフロアへ。展望階には街全体を眺めながら軽食を楽しめるカフェもあり、テーブル席のガラス窓から外の風景を横目に、のんびりコーヒーとケーキで一息つくことも。
実はトルコは「世界一お茶を飲む国」と言われるほど、お茶文化が強く根付いています。そのためか、ガラタ塔のような有名観光地にもちょっとしたお茶を嗜めるスペースが併設されていることが。こういう場所のスイーツは想像以上にクオリティが高いので一度は味わってみても良いかもしれません。
ガラタ塔の展望台は人でいっぱい
展望台からガラタ橋を正面にしてイスタンブールの街を見渡すと、金角湾とボスポラス海峡を挟んで、新市街、ガラタ橋の向こうの旧市街、海峡の左奥がアジア側…と、イスタンブールの街がはっきり3つに分かれているのがよくわかります
展望台を360度ぐるりと一周すると、見る場所によって異なる絶景が広がるのがまた魅力的。狭い通路が絶景をカメラに収める旅行客でいつも大変混雑しています。
ガラタ塔に登るのなら日中または夕方がおすすめ
もしガラタ塔に登るのであれば、青い空と海の美しさが際立つ日中か、もしくは街全体が西日でオレンジ色に染まる夕方の時間帯が狙い目。ちなみに、夜はガラタ塔字体がライトアップされて昼とはまた違った姿を見せてくれますよ。
高台に吹く心地良い風を感じながら、オスマン時代の面影を残す街並みを見下ろして、イスタンブールの長い歴史に思いを馳せてみては?(女子旅プレス/modelpress編集部)
ガラタ塔
住所:Galata Kulesi,Turkey
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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