フランス・マントンの「レモン祭り」に行ってみたい!柑橘カラーで街がカラフルに
フランス南東部のコート・ダジュールにあるリゾート地マントン。昔から柑橘類の栽培が盛んなこの街では、フランス語で「Fete du Citron」、日本語で「レモン祭り」と呼ばれる、レモンとオレンジで出来たオブジェの展示やパレードを行う、世界でも類を見ないユニークなお祭りが行われています。
マントンってどんなところ?
イタリア国境に近いマントンは、年間を通して温暖で年間快晴日数は300日以上、いかにも南仏のリゾートらしく冬とは無縁な穏やかな気候。中世の面影を残す街は美しい海と山に囲まれ、街には素晴らしい庭園がいくつも点在しており「フランスの真珠」とも呼ばれています。
かつてはモナコ公国の領土でしたが、現在はフランス領。前衛芸術家のジャン・コクトーゆかりの地であり、かつての要塞跡を利用して彼の地中海作品を展示している「ジャン・コクトー美術館」が見どころです。
レモンやオレンジで街がカラフルに柑橘カラーに「レモン祭り」
昔から、温暖な気候の中で豊かに実る柑橘類の栽培が盛んなマントン。マントンのレモンは一般的なものよりも果実の酸味が強く、通常のレモンの木より3倍多い果実が実ることもあるのだとか。
そんなマントンで、毎年2月中旬から3月初めにかけて大々的に行われるお祭りが、何トンものレモンやオレンジを使って、巨大なオブジェ制作や盛大なパレードを行う「レモン祭り」。
毎年、街の中心のカジノ・ガーデンにはテーマにそった作品群が柑橘で覆われた状態で登場。過去にはレモンとオレンジをあしらった豪華な城や、巨大な城、動物の像、教会、時計台、楽器、アジア風の宮殿などの楽しい“柑橘アート”が作られてきました。
また庭園の有名なマントンならではの、オレンジとレモンで地面にアーティスティックな模様を描いた“柑橘ガーデン”など、どこを見渡してもどこも一面柑橘だらけ。街を歩けばふんわりと柑橘の甘酸っぱい香りが鼻をくすぐります。
レモンとオレンジの山車でパレード
また“柑橘アート”の展示に加えて、マントンの特産物のレモンとオレンジを大量に飾り付けたパレードの山車が街を練り歩きります。温暖な気候の中で華やかなに行われる山車のパレードは目をみはるほど豪華。
ちなみに、今年の開催は2016年2月13日~3月2日まで。爽やかな柑橘の匂いに包まれるマントンで一足早く春を感じてみたいですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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