ここ最近、よく耳にするようになった“サウナー”という単語。高温のサウナ室でじっと汗を流し、水風呂で一気に火照った身体を冷ますことで得られる“ととのう”爽快感がくせになると、若い世代でもサウナに熱をあげるサウナ好き、通称“サウナー”人口が増えてきています。今回は旅先でも“サ活”できる、サウナ好きにおすすめの温泉旅館3軒をピックアップ。
サウナー界隈で話題の茶室風サウナを体験「おちあいろう」（静岡・伊豆）
静岡県伊豆市にある「おちあいろう」は、国有形文化財の建物のなかで過ごせる、令和元年にリニューアルしたばかりの温泉宿。
サウナ好きなら一度は行ってみたい！と思ってしまうのが、温泉エリア“月の湯”に新調された茶室風サウナ。水上コテージのようなデザインの木造サウナで、床面が一部ガラス張りになっているので、サウナ室の下を流れる川のような水風呂を眺めながら存分に温まることができます。伊豆の自然を眺めながら外気浴ができるところも◎。
お食事は伊豆猪や天城軍鶏、川魚と地元食材をふんだんにつかった創作和食。宿泊料金に施設内での食事やドリンクが含まれるオールインクルーシブを採用しているお宿のため、サウナ後はもちろん、滞在中は自由に種類豊富なドリンクを好きなだけ飲めるのも嬉しいところ。
■おちあいろう
所在地：静岡県伊豆市湯ヶ島1887-1
清流荘（静岡・下田）
静岡県下田市にある「清流荘」は、カップルや家族連れにもおすすめの温泉旅館。庭の緑を望む野趣豊かな温泉露天風呂、伊豆の山海の幸を味わえる食事処、趣きの異なる4つの宿泊棟があり、数寄屋の意匠が美しい最上級客室「貴賓室」には、プライベートの源泉かけ流し露天風呂が備わっています。
屋外エリアには2019年にリニューアルした天然温泉プールがあり、ひと泳ぎした後の一休みにぴったりなウッドデッキも用意。水深の浅いプールに子ども用滑り台も設置され、豊富な温泉は、大浴場や客室風呂、屋外プールにも掛け流しで注がれています。
そんな「清流荘」のサウナ好きにとっての注目ポイントが、施設内のスパの奥にある2つのサウナ施設。古代ローマ式浴場様式のアロマサウナゾーン「テルマリウム」と、フィンランド式薪サウナ「ケロ」の2種類があり、それぞれ異なる魅力を存分に味わえます。
「テルマリウム」は、アロマの香りに癒されながらやさしく汗を流したい方向け。利用時は水着着用で、滞在中なら誰でも利用OK。
そして「ケロ」は、「木の宝石」と呼ばれるケロ材を使った本格薪焚きサウナ。木の芳しい香りにつつまれながらじっくり汗を流すことができますよ。
■清流荘
所在地：静岡県下田市河内2-2
アクセス：伊豆急行「蓮台寺」駅より徒歩5分、「蓮台寺」駅、「伊豆急下田」駅より無料送迎
会津芦ノ牧温泉 大川荘（福島・会津若松）
福島県会津若松にある「会津芦ノ牧温泉 大川荘」は、全てのお部屋が大川に面した、美しい渓流沿いの温泉宿。
こちらの自慢は絶景露天風呂「四季舞台たな田」。湯舟を棚田風に段差をつけてしつらえており、温泉に浸かりながら、渓谷のパノラマビューと宿のすぐそばを流れる川のせせらぎに包まれてリフレッシュできます。
素晴らしい温泉を楽しんだ後は、サウナをチェックするのも忘れずに。大川荘のサウナ施設は、ピンク岩塩を用いたピンクソルトサウナ（男性用）と麦飯石寝ころびサウナ（女性用）の2種類。
低温に設定されているので、サウナ初心者や高温サウナが苦手な方にもおすすめ。うす明かりの中で寝転んで、無理せずじっくり汗をかけば、身体の中からリフレッシュできそうです。
■会津芦ノ牧温泉 大川荘
所在地：福島県会津若松市 大戸町大字芦ノ牧字下平984
電話番号：0242-92-2111（電話受付時間8:00～20:30）
（女子旅プレス／modelpress編集部）
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