タイの水かけ祭り“ソンクラーン”って?知ってると役立つ4つのポイント
毎年タイ全土で盛大に行われる水かけ祭り、通称ソンクラーン。その盛り上がりを一目見ようと、毎年多くの外国人観光客が訪れます。
ソンクラーンって?
タイの旧正月である4月13日から15日に行われるソンクラーンとは、豊作や健康を祈願して行われる水かけ祭りのこと。地域によって微妙にズレはありますが、大体どこも同じ時期に開催されています。
元々は先祖に敬意を払い、豊作と水難防止を願って神聖かつひっそりと行われるものでしたが、いつからか壮絶な水かけ合戦へと発展。毎年多くの観光客が訪れる一大行事となりました。
この日ばかりは誰に水をかけても良いとされているので、たまたまそばを通っただけの人や旅行客、運転中の人や警察官だって問答無用で水をかけられます。
また、この時期はタイの方にとって家族と過ごす大切な日。多くの人達が故郷へ帰るため小さなお店は休みとなり、公共交通機関は大変混雑し、まるで正月のような状態に。
それでも毎年行きたいという声が絶えないほど魅力的なソンクラーン。そこで今回はソンクラーンに参加するなら知っておきたい注意事項を3つご紹介します。
1.貴重品をビニール袋に入れる
ソンクラーンの時期はタイの至る所でバケツや水鉄砲を使った水掛け合戦が繰り広げられています。ちょっと観光気分で見に行っただけのつもりでも、お財布や携帯、カメラに問答無用で水をかけられるので要注意。
2.露出が多すぎず汚れてもよい服で参加する
水かけ中の道路は泥や汚れた水でぬかるみ、白い服を着て行こうものならたちまち汚れてしまうでしょう。また、水をかけられても下着が透けないような服装選びをすることも大切です。
3.サングラスをかける
ソンクラーン祭りの時はいつどこから水をかけられるかわかりません。トゥクトゥクやバスに乗っていても水鉄砲で容赦なく水をかけられる場合もあります。しかし衛生上あまり綺麗な水とは言えないので、心配な方はなるべく目や口をガードしておくとよいでしょう。
4.乾いたタオルをもっていく
ソンクラーンでは氷水を使うことが多いです。暑い時期なのですぐに乾きますが、そのまま飲食店やデパートに入れば、冷房ですっかり身体が冷えて風邪を引いてしまいます。防寒のためにも1枚は持って行くとよいでしょう。
いかがでしたか?
4月25、26日には東京・代々木公園でも開催されるソンクラーン。お祭り好きなら人生で一度は参加してみたいものですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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