世界のユニークなイースター祭り5選
日本ではあまり馴染みのないイースターですが、海外ではイースター関連グッズが登場し、民家や町に可愛らしい飾り付けがされてお祝いムードが漂っています。
イースターってどんなお祭り?
イースターとは、イエス・キリストが処刑された3日後に復活した事を祝福するお祭りで、復活の象徴である卵を食べたり、ペインティングをして盛大にお祝いします。
基本的には、春分の後の最初の満月に次ぐ日曜日がイースターと定められており、2015年のイースターは4月5日。そこで今回は世界のちょっと変わったイースター祭りを5つご紹介します。
ベンディゴ
オーストラリアのベンディゴという町には、20世紀前半のゴールドラッシュで多くの中国系の人々が移住した歴史があり、今でも中国文化が強く根付いています。
イースターのパレードでは100メートルを超す巨大な龍や獅子舞が練り歩き、チャイナドレスで着飾った女性や、チャイナミュージック、爆竹といった中国スタイルで賑やかにお祝いします。
ニューヨーク
アメリカの中心地・ニューヨークでは、お花、卵、ウサギ、ひよこなど、イースターに関係するモチーフをファッションに取り入れた、ユニークな仮装の人々が町に溢れ、春のワクワクしたムードで包まれます。
ケルキラ島
美しいイオニア海に浮かぶケルキラ島では、イースターになると町の中心部の広場に面する家々から、地面めがけて一斉にテラコッタの壺を落とします。家の窓から垂らされた赤い布が“壺を落とします”という合図なのだそう。
ベシエール
フランス南西部のベシエールでは、毎年イースターの時期に巨大なオムレツを作るのが恒例となっています。鍋の大きさは約4メートル、40人ほどの調理師が力を合わせて、15,000個もの卵を使用した巨大オムレツ作りに挑みます。
チェコ
チェコではイースターの午前中に、男性が女性を「ポムラースカ」と呼ばれる柳の鞭でおしりを叩くという習慣が根付いています。鞭で叩いて女性の中に住む悪魔を追い払い、叩かれた女性はその先美しく健康的に暮らせるのだとか。
いかがでしたか?
キリスト教徒の方にとっては、クリスマスよりも重要な意味をもつとされているイースター。他の国のイースターについて調べてみると、また面白い発見があるかもしれませんよ。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、サービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】