美食もアートもイルミも!知的好奇心を刺激する“日本橋 桜フェスティバル”体験レポ
3月6日、東京・日本橋にて開催される「日本橋 桜フェスティバル ~ビューティフル日本橋~」で、「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」がスタート。今回は一足先にイベントの見どころをレポートする。
桜を見ながら美食を堪能、“食べるアート展”を一足先にレポート
「日本橋三井ホール」にてスタートした「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」は、美食家として世界的にも名高い北大路魯山人が、生涯をかけて体現した「美しく味わう」をテーマに、器や盛り付け方など魯山人の愛した食の世界を気軽に楽しめる美食ブースや、食の世界を最新のデジタル技術で表現した体感型の展示ブースを通じて、「魯山人×食×デジタル」の世界に入り込むことが出来るイベントとなっている。
1,300円でミシュランの味が食べられる美食ブース
このイベントを楽しむ上で見逃せないのが、魯山人はじめ美食家達に愛されてきた名店の味を気軽に楽しめる美食ブース。
魯山人の鴨にまつわるエピソードをもとに、外国人最年少でミシュランの星を獲得したシェフ・松嶋啓介氏が手がける3種類の鴨肉料理や、魯山人と深い親交のあった日本を代表する鮨の名店「銀座 久兵衛」の職人が目の前で握る江戸前鮨、魯山人が手掛けた約2,000点の器類を有する老舗料亭「紀尾井町 福田家」による3月21日、22日限定のメニューといった、普段はなかなか手の届かない美食が1,300円~1,800円でリーズナブルに提供される。
ブース近くのスクリーン上には美しい桜吹雪や月の映像が映し出され、風情ある野点傘のもとで春の訪れを感じながら美食を楽しむことが出来る。
最新デジタル技術で楽しむ新しい美食の世界
また会場内ではただ美食を味わうだけではなく、最新のデジタル技術を駆使した食に関するアートがいくつも用意されている。
魯山人作の皿を3Dプリンターで20倍に再現した作品「巨大魯山人器」をはじめ、立体的な3Dの会席料理がプロジェクションで投影される食卓、臨場感のある音と動画で日本橋の天ぷらの名店「てん茂」の一流のもてなしをバーチャル体験出来るカウンターといったユニークな展示のひとつひとつに、魯山人の言葉が散りばめられていていたりと、「江戸の台所」と呼ばれる日本橋にふさわしい展示が目白押しだ。
このほかにも、日本の可愛い器や食にまつわる品々を集めたショップや、日本の名食材の展示ブース、魯山人の美と料理に関する名言を集めた巨大なデジタルブックなどが、日本の食文化の素晴らしさや美しさを改めて感じるきっかけを与えてくれる。
日本橋で一足早い満開の桜を鑑賞
今回の会場である「日本橋三井ホール」周辺では、イベント帰りに日本橋を歩くのが楽しみになる期間限定のライトアップも実施。
日本橋を象徴する歴史的建造物の一帯を、桜の花びらが舞う幻想的なピンクの光で照らし出し、「福徳神社」へと続く仲通りをLEDによる桜の回廊が華やかに包み込み、夜の日本橋を歩くだけで一足早い春の訪れを感じることが出来る。
「日本橋 桜フェスティバル ~ビューティフル日本橋~」とは
日本橋地区で開催される「日本橋 桜フェスティバル ~ビューティフル日本橋~」は、「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」をはじめ、「花見舞台」、「桜ライトアップ」、「夜桜オープンバル」、「桜バル」の5つの催しを通して、多彩な“日本の美”を体感できるイベント。開催期間は3月6日~4月12日まで。(女子旅プレス/modelpress編集部)
日本橋 桜フェスティバル ~ビューティフル日本橋~開催概要
・食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―
開催日時:3月6日(金)~3月24日(火)
開催場所:日本橋三井ホール
・花見舞台
開催日時:3月6日(金)~4月12日(日)11:00~23:00
開催場所:仲通り
・桜ライトアップ
開催日時:3月6日(金)~4月12日(日)18:30~22:30
開催場所:日本橋室町エリア
・夜桜オープンバル
開催日時:3月28日(土)、3月29日(日)18:00~21:00
開催場所:仲通り、浮世小路
・桜バル
開催日時:3月30日(月)~4月5日(日)17:00~23:00
開催場所:日本橋の周辺施設、近隣商店50店舗(予定)
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