今のタイは安全なの?タイ国政府観光庁で実際に聞いてみた
最近、なにかとニュースなどで目にする機会の多いタイ。だけど今のタイとは、本当にニュースで目にするような状況なのでしょうか?治安や街の現状は?気になるタイの姿を確かめるべく、実際にタイまで行き、市内にあるタイ国政府観光庁でお話を伺ってみました。
今回伺ったタイ国政府観光庁は、バンコクのラーチャテーウィー区でも一際大きな高層ビル。スタッフの皆さんが笑顔で出迎えてくれて安心しました。エントランスホールには、タイ国政府観光庁キャラクターのハッピーちゃんの可愛いグッズがたくさん。5月に東京で開催された「タイ・フェスティバル」にも登場していたので、見かけたことのある方も多いかもしれません。
また今回は、はるばる日本からやって来た私たちのため、タイ国政府観光庁 総裁 タワチャイ・アルンイク氏が、特別にお会いして頂ける事になりました。
タワチャイ総裁が語る、今回のニュースと現地とのギャップ
まず今回、タワチャイ総裁のお話を伺ってわかったのが、タイ国民は仏教徒の方が多く、基本的には平和主義なのだということ。しかし国民の皆さん、それぞれ支持する政党が違うことなどがきっかけで、喧嘩が大きくなり今回のような騒動へと発展してしまうのだそうです。
そして、クーデターはその喧嘩が大きくなるのを食い止め、スムーズに解決に導くための手段のひとつなのだと、タワチャイ総裁は私たちにわかりやすく説明してくれました。そしてクーデターのおかげで、今ではタイはすっかり安全な街に戻っているので、あまり心配せずに、気軽にタイに来て、今のタイの平和な姿を見て欲しいとのことでした。
実際に私たちが街を歩いていても、デモなどが起きそうな雰囲気は全くなく、終始平和で観光もしやすかったので、今回タワチャイ総裁がおっしゃっていた言葉はすんなりと納得できるものでした。
今回お話を伺ってみて、そして自分で実際に現地へ足を運んで、タイは平和を取り戻しているという事が確認できました。だけどニュースの影響で、まだまだ観光客の数はピーク時に比べて減ってしまっています。そこで、比較的空いていて今が狙い目のタイで、女性へのおすすめの過ごし方を聞いてみました。
今が狙い目、タワチャイ総裁が紹介するおすすめアクティビティ
まずタイは常夏であるということ。日本と違って年中温暖な気候のタイでは、いつ来ても水着で遊ぶことが出来ます。 バンコク市内はプール付きのホテルが多く、ビーチまで行かずとも遊び場はたくさん。また、タイはスパのレベルがとても高いですし、ヘルシーなタイ料理、綺麗な寺院、大きなショッピングモールやゴルフ場などもあり、観光には事欠きません。
タワチャイ総裁は、「タイ国民は日本のカルチャーを愛していますし、日本の方の中にもタイのことが好き、という方が大勢いらっしゃると思います。なのでぜひ、日本人の皆様にも、もっとタイへ遊びに来て頂き、この国の素晴らしい魅力を知って貰いたいです」とおっしゃっていました。
実際に訪れてわかった、タイの本当の姿
今回、タイに訪れる前はデモやクーデター、戒厳令などと、立て続けに不安を煽るニュースが報道されており、少し心配に感じた時もありましたが、実際に訪れてみると、バンコクの街は至って平和でした。
レストランやショッピングモールは地元住民で活気に溢れ、なんらいつもと変わりなく営業されていますし、ワット・アルンをはじめとしたバンコク3大遺跡も、世界中から訪れる観光客でいっぱい。夜もタイ式マッサージ店やバーなどが遅くまで営業していて、観光客が思いっきり羽根を伸ばして楽しめる環境が整っていました。
外国人である私たちにもあたたかく接してくれる、優しいタイ国民の方たちに出会い、タイの街が放つエネルギッシュかつ穏やかな空気に触れて、日本で想像していたタイの印象が180度変わりました。
なによりもタイの方の笑顔や優しい人柄に触れると、こちらも自然と笑顔になれる。それこそタイが「微笑みの国」と呼ばれる所以なのかもしれません。(女子旅プレス/モデルプレス)
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