今話題のブラジル、雨季だけ現れる“奇跡の絶景”とは
「2014 FIFAワールドカップ」の開催国として今最も盛り上がっている国・ブラジル。「ウユニ塩湖」「マチュピチュ」「ギアナ高地」など、最近巷で話題の絶景。実はこれらのスポットはすべて南米のもの。そこで今回は、今注目の南米・ブラジルで見られる奇跡の絶景をご紹介します。
ブラジル北東部に広がるレンソイス・マラニャンセス国立公園。ここはポルトカル語でMaranhenses(マラニャン州の)Lençóis(シーツ)という名の通り、一面に真っ白なシーツを敷いたような砂丘が広がります。大きさは15万5000ヘクタール、宇宙からでも確認できるほどの広さなのだそう。ここの砂丘には雨季の1~6月にかけて雨水が貯まり、半年間だけ無数の湖が現れ「ブラジル1美しい」とも言われる絶景へと様変わり。白く清らかな砂丘に包まれた湖は、陽の光に照らされエメラルドグリーンに輝きます。
砂丘の成分は水晶の元となる石英で出来ており、まじりっけのないさらさらの白砂。南方の川から流された土砂に含まれる石英が、風に乗ってここまでたどり着き、数万年の年月をかけてこのような美しい砂丘を生み出したと言われています。
雨季のみ現れる湖にはなぜか魚が生息し、不思議なことに乾季を経てもまた半年後には魚の姿が。新種のカメやカエルの存在も確認されたりと、まだまだ謎に包まれている地域です。
ここに存在するのは空、砂、水だけ。まさに大自然の神秘が生み出した、「奇跡の絶景」と呼ぶにふさわしい場所です。(女子旅プレス/モデルプレス)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】