非日常空間へ誘う、世界の変わったお祭り4選
世界には日本で味わえないような非日常を味わえるお祭りがたくさん。海を超えると、そこにはまるで映画のワンシーンのような世界が広がります。
今回は、これから行ける世界のお祭りを4つご紹介します。幻想的な灯籠が空を舞う、タイの「イーペン・サンサーイ」
11月中旬、タイ北部のチェンマイにて毎年行われる「イーペン・サンサーイ」。日頃安寧をもたらしてくれるブッダへの感謝を捧げ、これから先の幸せを祈りを込めたコームローイ(ランタン)を一斉に空へ飛ばします。
無数のコームローイが優しい光を放ちながら空を埋め尽くす様は、息を飲むほどに幻想的。現地の人にとっては大事な仏教儀式ですので、それなりの服装で訪れる事が求められます。
ポップな色使いに心踊る、ポルトガル「アゲタグエダ」
7月~9月にポルトガルのアゲダで毎年開催される芸術祭にて、現地デザイン会社が2012年より始めたのがこちらのアンブレラ・スカイ・プロジェクト。
同イベントの開催中は、街のいくつかの通りがカラフルな傘で埋め尽くされます。シックで落ち着いた街並みもこの時ばかりはポップに模様替え。色とりどりの傘で埋め尽くされた通りを歩けば、絵本の世界に迷い込んだような景観に心も弾みます。
トマトが飛び交う、スペインのトマティーナ」
スペインで毎年8月下旬に行われる「トマティーナ」。ブニョルという小さな街の住民が野生動物を追っ払おうとトマトを投げたところ、間違って他の住民に当たってしまったのがきっかけと言われています。
4万人もの参加者が投げ合うトマトの総重量はなんと100トン以上。中には汚れる前提で、水着やゴーグルを着用する参加者も。街も群集も何もかもが赤く染まり「世界で1番汚れるお祭り」とも言われています。
アメリカの砂漠に生まれる新国家「バーニングマン」
8月下旬より1週間、ネバダ州北部にある巨大な砂漠・ブラックロックデザートにて行われる「バーニングマン」。期間中は何もない広大な砂漠が参加者のテントやアート作品、音楽で埋め尽くされ、ひとつの街を形成します。
常識や理屈を抜きに全力で「芸術」を表現する、それがバーニングマンの参加者に課せられるルール。そして厳しい砂漠の大地で必要なのは「GIVE&GIVE」の精神。「バーニングマン」は世界的にみても唯一無二の異彩を放つお祭りです。
世界中にはまだまだ日本では考えられない規格外のお祭りがたくさん。宗教的な伝統を重んじるお祭りもあったりと、観光客は気軽に参加しづらいものもありますが、ただ旅行するだけでは味わえない非日常空間へ足を踏み入れたい方は、開催期間に合わせた旅のスケジューリングをするのもいいかもしれませんね。(女子旅プレス/モデルプレス)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】