村上春樹・新作の聖地フィンランドへ おしゃれすぎるカフェを巡る
村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。2013年4月12日に発売され、わずか7日目にして100万部を突破した一方で、内容については賛否両論の評価でネットを賑わす話題作だ。同作主人公が物語の後半で立ち寄る重要なスポットとして登場するフィンランドが今、女性たちの旅行先として人気急上昇している。
ヘルシンキのカフェ「Cafe Ekberg」
話題の小説とシンクロする形でフィンランドを巡る旅が注目を集めている。特に同作・主人公が初めに立ち寄る首都ヘルシンキは、デザインの街としても有名で、おしゃれなカフェやレストランなどがあふれている。
この街の人気スポットは、1852年に創業した「Cafe Ekberg(カフェ エクベリ)」。ここは今もなおファッションデザイナーやクリエイターが集う場所として有名な朝食に最適な場所。サンドイッチ、ケーキの他にも、フィンランドらしいサーモンやイワシのオープンサンドなども揃っている。
ヘルシンキのレストラン「Gaijin」
ディナーにお勧めなのは、創作和食を提供するレストラン「Gaijin(ガイジン)」。デートにも良く利用されるこの店舗は、内装もかなりお洒落。味も評判が良く、日本人の口にも合うアレンジなのでおすすめ。かなりの人気で予約も取りにくいので、できるだけ前に予約したいレストランだ。
三大古城のひとつを有するハメーンリンナ
「色彩を持たない多崎つくる~」でヘルシンキに続いて主人公が向かう街ハメーンリンナは、フィンランドの三大古城のひとつを有する名所のひとつ。自然も多く素朴な町並みはフィンランドの日常を知るに相応しい景色。地方都市ながら小説に登場したのも頷ける。本文中の表現に登場する「街の中心の広場」や「そこに面したカフェ」も実在するので、小説の通りに、そのカフェで「コーヒーを飲み、クロワッサンをひとつ食べる」のもまた一興だ。
フィンランド発の世界的人気ブランド「マリメッコ」
しかし小説に登場するスポットを巡るだけでなく、女性の旅は現地までのフライトも重要。最近ネット上で話題になっている「marimekko(マリメッコ)」の飛行機はどうだろう。これはフィンランドの航空会社Finnair(フィンエアー)と、女性に人気のブランド「マリメッコ」とコラボレーションで実現した女性にうれしい新しい選択肢だ。
フィンエアーが「マリメッコ」とコラボ
フィンエアーのマリメッコとのコラボレーションは昨年秋からスタートしている。インパクト大の「Unikko(ウニッコ)」柄(マリメッコのシンボルでケシの花をモチーフにした図柄)に塗装された機体デザインに続き、先月からテーブルウェアや枕、ブランケットなど内装までもがマリメッコ仕様になっている。
同社は日本人女性客を非常に大事にしており、5月に機内で行われたコラボレーション記念イベントでは、なんとマリメッコ史上初の「浴衣」を着用したキャビンアテンダントが記念品をプレゼントして廻ったり、表参道のマリメッコ基幹店にてレセプションイベントを開催したりもしている。そんな魅力的なマリメッコ仕様の飛行機だが、往復でマリメッコ機に搭乗できるのは、なんと1%以下の確率!そんな運試し要素の強い女性向きのブランド飛行機で話題のフィンランドを訪れてみるのも楽しいはずだ。(モデルプレス)
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