東日本と西日本のちょうど真ん中に位置し、日本海に面した富山県。
深さ1,000m超える富山湾と3,000m級の立山連峰の高低差はなんと4,000メートル!このダイナミックな自然の恵みに育まれた絶景、グルメ、伝統と文化と様々な魅力が楽しめます。
また富山ならではの美意識が育んだアート&クラフト、アーキテクチャに触れ、あなたの心もきっと癒されるはず!
こんな魅力溢れる富山の女子旅に出かけてみませんか。
現代ガラスアートを中心に展示する美術館。現代ガラス作家の巨匠であるデイル・チフーリ氏が手掛けたインスタレーション(空間芸術)や、富山市が収集してきた現代ガラス作品、富山ゆかりの作家たちの作品などが展示されていて、様々な企画展も開催されています。美術館が入る「TOYAMAキラリ」は建築家の隈研吾氏によるもの。富山産のガラスとアルミ、石が使用されていて、建物も美しいアートのようです。
9.7haの敷地内に芝生や運河が広がる公園。園内には2008年にStore of the Year Design Awardの年間最優秀賞に選ばれたスターバックスやフレンチレストランなどがあり、人気の観光スポットとなっています。富山富岩(ふがん)運河環水公園からレトロな港町・岩瀬エリアまでを結ぶ運河クルーズは、自然の美しい景色や歴史ある街並みを水面から眺める約1時間の船旅。昭和初期に造られた中島閘門では、高低差2.5mもの迫力ある「水のエレベーター」を間近で体感!
高岡鋳物発祥の地であり江戸時代に栄えた金屋町。今も千本格子造りの家々が軒を連ね、2012年には鋳物師町として全国で初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されました。約500mにわたって続く石畳との調和も素晴らしく、江戸時代の風情を残した町歩きも楽しい時間。伝統工芸技術に触れられるお店も多く、鋳物のクラフト体験ができる体験工房や、錫作品のギャラリーショップも点在しています。
1860年に初代幸八郎が鋳物工場を始めて以来、高岡銅器に携わってきた老舗の鋳物卸問屋。現在は江戸時代から続く建物の店先を店舗兼カフェ&ギャラリーとして開放しています。若手デザイナーの作品を購入できるほか、錫のアクセサリー作り体験も人気。ピアスやリング、ブレスレットなどオリジナルアクセサリーを作ってみてはいかが。
1923年の開湯以来、多くの文人・墨客から愛されてきた富山県髄一の規模を誇る温泉郷。日本一の透明度とも言われている無色透明の湯は、肌にやさしい弱アルカリ性の単純泉で、ツルスベ肌になること間違いなし!専門家の分析によっても「美肌の湯」である条件を兼ね揃えた泉質であることが証明されています。黒部川の渓谷沿いに建ち並ぶ温泉宿では、季節ごとに異なる表情を見せる黒部峡谷や富山の味覚とともに、くつろぎのひと時を。
黒部ダムトロッコ列車の終着駅で、大自然の中に絶景スポットが集まっています。国指定特別名勝・特別天然記念物指定のエメラルドグリーンの水面が美しい「猿飛峡」や、黒部川の本流に架かる朱塗りの橋「奥鐘橋」、岩壁をえぐり取って作られた遊歩道の「人喰岩」など、見どころ盛りだくさん!周囲の山々が一望できる河原展望台は、足湯に浸かりながら雄大な景色を眺められる絶好のスポットです。
地元の魚津港で水揚げされた新鮮な魚介類や、旬の野菜を取り入れたイタリアンが味わえるトラットリア。ランチにはハンバーグやパスタなどの洋食を中心としたコースが、ディナーには炭焼き料理やアラカルトなどが楽しめます。デザートには、旬のフルーツをふんだんに使用した季節のパフェや手作りのケーキなどがあり、シーンに合わせて利用できるレストランです。
富山湾の絶景を目の前に、新鮮な海の味覚を堪能できる施設。魚津港で水揚げされたばかりの魚をいただけるレストランや、季節の農産物、富山の銘菓などを購入できるショップがずらりと並んでいます。週末に開催される「浜焼き」は、アジの開きや甘エビの浜焼き、かに甲羅みそなど魚津港そばだからこその贅沢揃い。ほんのり塩味を効かせた爽やかな甘さが特徴のご当地ソフトクリーム「蜃気楼ソフト」も人気の一品。
約1300年の歴史を誇る真言密宗の大本山として知られ、「大岩のお不動さん」と親しまれています。本堂の磨崖仏は、凝灰岩の巨岩に半肉彫りで彫り出されている国指定重要文化財。厳かな雰囲気の境内では、写仏や巡礼、滝行などの体験ができます。中でも滝行は、白装束を身に着けて6つの竜頭から落ちる滝に打たれ、六欲煩悩を洗い落として心身を清めるもの。他ではなかなかできない貴重な体験ができるはず。
上市町の自然に育まれた商品を販売しているお店。メグスリノキの九宝茶やビューティー薬膳茶など、自社開発したユニークな商品のほかに、上市町の生産者自慢の農産物や加工品などを取り揃えています。おすすめは産地直送で作ったジェラート。餌にこだわって育てた健康鶏のたまごを使ったものや、手摘みしたよもぎの新芽を使ったものなど、無添加ジェラートが人気です。
海からヒスイが打ちあがる世界的にも珍しいヒスイ海岸。その目の前にあるヒスイテラスは、朝日町で体験交流ができるビジターセンターです。オープンテラスや屋上からは、エメラルドグリーンに輝くヒスイ海岸を眼前に、心地よい海風を感じながらくつろげます。館内には海水浴用のシャワー室やレンタサイクルも完備されているので、ヒスイテラスを拠点にマリンスポーツやサイクリングなどのアクティビティも体験してみは。
プーアール茶の仲間を意味するバタバタ茶。蛭谷(びるだん)地区では、お祝い事や法事の際にバタバタ茶会を開き、親睦を深めてきたそう。バタバタ茶伝承館は、室町時代から飲み継がれてきた茶の風習・バタバタ茶会の雰囲気を体験できる場所です。茶碗にお茶を注ぎ、茶せんで泡立ててからいただきます。地元野菜を使った手作りのお惣菜とバタバタ茶、集落の方々との楽しいおしゃべりに、つい時間を忘れてしまいそう。
昔ながらの町並みが続く岩瀬エリアにある「森家」と「旧馬場家住宅」は、「岩瀬五大家」にも挙げられる北前船の船主・廻船問屋の名家。大広間や十数メートルにも渡る土間通路など、建築当時の佇まいを残した両家は圧巻です!「森家」では、ユーモアあふれるガイドさんの解説もあり、当時の繁栄ぶりを想像しながら見学できますよ。他にも岩瀬の大通りには、ノスタルジックな土蔵や廻船問屋が建ち並んでいるので、ぶらりと歴史散策を。
富山城址公園のそばを流れる松川は、富山城を守った天然の外堀・神通川の名残りです。松川遊覧船は、その松川を船頭さんによる富山の歴史ガイドを聞きながら、四季折々の美しい風景を船上から楽しめるクルーズです。春には川の両岸に約530本ものソメイヨシノが咲き誇り、フルオープンの船が桜のトンネルの中を進みます。水上からでしか見ることができない、とっておきの風景が広がります。
郷土の歴史文化や美術を伝えるミュージアム。富山の薬売りを紹介する売薬資料館や先人たちの暮らしぶりを伝える民芸品、民俗資料など9施設が展示されています。全国各地のやきものを展示している陶芸館ではお皿や湯呑の絵付け体験もできたり、茶室円山庵では抹茶とお茶菓子で一服できたりと、豊かな自然と触れ合いながら、富山の歴史や文化を丸ごと体感できるスポットです。
国の伝統工芸品にも指定されている八尾和紙。その伝統を受け継ぐ「桂樹舎」では、和紙工房の見学や和紙の手漉き体験ができ、独特の手触りと温かみをもつ八尾和紙の魅力を肌で感じることができます。隣接する紙の工芸館「和紙文庫」では、様々な紙製品や民芸品の展示のほか、八尾和紙のグッズを販売するショップを併設。ここでしか買えない限定品や作家さんとのコラボ商品をぜひお土産に。
戦国時代、越中一向一揆の拠点となったお寺で、23年に渡る平成の大修理を終え、本堂と大広間及び式台の2棟が2022年12月に国宝に指定されました。また、境内には「屋根を守る邪鬼」「実ならずの銀杏」「天から降ってきた石」「水の枯れない池」など、7つの不思議な言い伝えがあるそう。多くの文化財を有する荘厳なその姿を間近で感じながら、七不思議を探して歩いてみるのも面白いですね♪
能登半島国定公園内にある雨晴海岸は、立山連峰を望むことができる人気の景勝地。3000m級の山々が海を挟んで見られるスポットは世界でも珍しく、雄大で美しい景色に思わず見とれてしまいます。その風景は今も昔も変わらず、雨晴海岸の情景を詠んだ和歌の数々が万葉集に収められているほど。季節や時間帯ごとに異なる表情を見せてくれるとあって、多くの人たちが絶好のシャッターチャンスを狙いに訪れています。雨晴海岸を訪れたなら、「道の駅 雨晴」にもぜひ訪れてみて。オーシャンビューが自慢のカフェでは雨晴海岸を眺めながらお食事ができます。また、展望デッキや高岡銅器を使ったクラフト製品、地酒、銘菓を取り揃えたショップなど、充実の道の駅です。
日本で唯一、平地の湧水地帯に生育するスギ林で、国指定天然記念物に指定されています。清らかな水が流れ、大きなスギの木に囲まれた森はなんとも神秘的な空気でいっぱい!スギ林の中には整備された遊歩道があるので、森のマイナスイオンをたっぷり浴びながら散策ができます。隣接する「沢スギ自然館」では、湧水のしくみや沢スギの特徴などの解説もされているので、スギ林と併せて訪れてみては。
古くから北国街道加賀藩の宿場町として賑わった滑川。かつての中心だった中川河口周辺には、様々な文化財が点在しています。「滑川宿場回廊」は、昔の風情を残した宿場町を回廊のように巡る散策路。そのノスタルジックな町並みが、ベトナムの古い港町・ホイアンに似ていることがきっかけとなり、8月には「ベトナム・ランタンまつり」も開催されます。国登録有形文化財である旧宮崎酒造の周辺に美しいランタンが多数飾られると、辺りが一層幻想的な雰囲気に。
北前船の中継地として栄えてきた湊町。昔ながらの湊町の風情が今もなお残っているため、映画やドラマのロケ地として注目を集めています。約3.4kmの内川の両岸には漁船が係留されていたり、かつての北前船主の蔵が残されていたり…。その風景から「日本のベニス」とも呼ばれています。内川に個性豊かな10以上の橋が架かっているので、遊覧船に乗って橋の下ギリギリを通る橋巡りも楽しんで。
標高約100mの小高い丘に広がる西洋風の庭園で、チューリップやバラ、ユリ、ダリアなど四季を通じて様々な花が咲き誇ります。展望エリアからは、富山湾越しの雄大な立山連峰が一望できる大パノラマが広がり、絶景スポットとしても人気を集めています。園内の花のみを摘んで作られたドライフラワー専門店もあり、お手頃価格でオリジナルのドライフラワーの詰め合わせを作ることもできますよ!
稲葉山山頂から中腹にかけて広がる牧野。牛が放牧されているほか、晴れた日には、雄大な立山連峰や、散居村風景を望むことができます。山頂にある「稲葉山カフェレストラン」では、稲葉メルヘン牛を使ったハンバーグやソフトクリームなど、稲葉山牧野ならではの絶品グルメも堪能できます。標高346mから望む抜群の眺望と一緒に召し上がれ。
1862年創業の日本酒の老舗・若鶴酒造が手掛ける、北陸で最古のウイスキー蒸留所。スモーキーなウイスキーにこだわり、日本では珍しくピーテッド麦芽のみを仕込んでいます。事前に予約すれば蒸留所の施設見学もでき、その歴史や製造工程に関する展示のほか、普段は見ることのできないウイスキーの製造工程を間近で見学できます。ウイスキーの試飲もできるので、お酒好きな女子は要チェック!
文明3年に建立された500年以上の歴史あるお寺で、蓮如上人の直筆類や宝物類が所蔵されています。板画家である棟方志功の名作を所蔵し、展示していることでも有名。中でも棟方の最高傑作と言われる作品で、6枚の襖に大胆に荘厳な松樹が描かれた「華厳松」は必見です。先代の住職が集めたという世界各国の民芸品コレクションが境内の随所に点在していて、こちらも見ごたえアリ!
※蓮如上人の宝物類は常時展示は御座いません。蓮如上人の法要(御忌)時のみに限定公開となります。