北には日本海、南には中国地方最高峰の大山(だいせん)を筆頭に、緑豊かな中国山地が連なる鳥取県。
見所は鳥取砂丘以外にもたくさん。すなば珈琲やピンクカレーなど斬新かつユニークなグルメや、投入堂や若桜駅など、時代を感じるレトロスポットも豊富。
また赤瓦・白壁土蔵群では昔ながらの情緒溢れる街並みに癒され、世界屈指の高濃度ラドンを含む三朝温泉では美容効果の高い温泉も楽しめます。
知ればきっと、鳥取のトリコになるはず!
東京・羽田空港から鳥取の空の玄関口・鳥取砂丘コナン空港へは、飛行機で約75分!
1日5便(2022年9月現在)、
米子鬼太郎空港へは、約80分!
1日6便(6月~9月は5便)とフライト数も充実。
一面に広がる砂の世界を楽しめる鳥取を代表する観光スポットの1つ鳥取取砂丘や、兎がかわいい縁結びのパワースポットとしても
人気な白兎神社、見た目インパクト抜群のピンクカレーなどSNS映え間違いなしのスポットが揃う東部エリア。
県民からも愛される鳥取発のコーヒーチェーンすなば珈琲も見逃せない。
昔懐かしいレトロな街並みが残る倉吉市の赤瓦・白壁土蔵群や、世界屈指の高濃度ラドンを含んでいる三朝温泉など、
心も体も癒しを感じるスポットが豊富な中部エリア。宿泊するなら、美肌になると噂の木屋旅館の温泉へ。
明治時代の銀行を再利用したレストラン&カフェ白壁倶楽部の絶品フレンチもおすすめです!
大自然が広がる国立公園の大山や、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるロード、日本最大級のフラワーパーク・とっとり花回廊など、
観光スポット目白押しな西部エリア。濃厚ソフトクリームやジビエ料理などの地元グルメも豊富。
旅のスタートには、中国地方屈指のパワースポット大神山神社奥宮で、旅の安全祈願を忘れずに!
あのテーマソングがお出迎え!「名探偵コナン」要素満載の"聖地的"空港
正式名称は「鳥取空港」といい、人気観光地「鳥取砂丘」まで近い場所にある事、漫画「名探偵コナン」原作者の青山剛昌先生が同県北栄町出身である事から、「鳥取砂丘コナン空港」の愛称が授けられました。到着時には「名探偵コナン」のテーマソングが流れ、空港内では江戸川コナン、怪盗キッドらお馴染みのキャラクター達がお出迎え。トリックアートやミニライブラリーもあり、作品に詳しくなくても世界観を満喫できる空港です。
©青山剛昌/小学館
鳥取砂丘と海をバッグに爽快サイクリング!フォトスポット豊富で女性客に人気
広大な鳥取砂丘を自転車で散策するアクティビティを提供している「Camel Cycle Club」。お客さんは意外にも約6割が女性客。ツアーでは砂に埋もれにくい極太タイヤのマウンテンバイクを使用。ガイドさん帯同で、出発前には自転車の予行練習もあるのでマウンテンバイクに不慣れな方でも安心です。海をバッグにサイクリングをする爽快感は格別!動きやすい恰好で是非チャレンジしてみて!
世界的建築家・隈研吾氏による砂丘モチーフのデザインが目を引くカフェ
世界的建築家・隈研吾氏が“砂丘”をモチーフに設計した、鳥取砂丘を望む展望台兼カフェ。鳥取砂丘を目前に臨むロケーションに2022年にオープンしました。建物は地上3階建てで、1~2階は屋内のカフェエリア、3階はオープンテラスで構成。木の香りに癒される空間では、地元焙煎のコーヒーや手作りクラフトコーラ、ハンバーガー等のお食事メニューも提供しています。砂丘散策後の疲れと喉の渇きをここで潤して。
星降る無人島で特別なアイランドグランピング体験
鳥取市の湖山池にぽっかりと浮かぶ無人島「青島」。周囲をぐるりと池に囲まれた特別な環境下でのグランピングを楽しめるのが「アースステイ青島」です。アクティビティも豊富で、ボードゲームや電動キックボードの無料貸し出し、チェキもあり、島での思い出づくりに活躍してくれそう。ディナーは地場産の肉や魚介を使ったBBQコース。天候に恵まれると夜には空からこぼれそうなほどの満天の星空が煌めきます。
日光東照宮の分霊として建立。
江戸から続く厳格な佇まいの社殿
モミやシイなどの木々の中に、質素ながらも趣ある社殿を構える「鳥取東照宮」は、元々は創建時「東照宮」という名前でしたが、明治時代に「樗谿神社」と改称。しかし名称復活の声が多く集まったため「鳥取東照宮」と名称変更されました。江戸時代から続く社殿は、石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿ともに国の重要文化財に指定されています。自然の中に佇む厳かで神聖な雰囲気がたまらないパワースポットです。
時代を感じる木造駅舎と自家焙煎珈琲で昭和へタイムスリップ
旧鉄道省若桜線の終着駅である若桜駅は、昭和初期の木造駅舎を活かしながら令和2年にリニューアル。当時の様子がそのまま残された木造の構内や改札など、レトロモダンな雰囲気がマニアにたまらないスポットとなっています。駅舎内にはカフェ「retro」も併設されており、マスターこだわりの自家焙煎珈琲を頂けます。他、手動式転車台や給水塔などの設備の見学、SLの運転体験など、ここでしか体験できない面白いコンテンツも豊富です。
イタリア地中海の潮風を日本で感じられる、絶景イタリアンレストラン
東浜の海を眺めながら、極上のイタリアンを頂ける海辺のイタリアンレストラン。地中海をイメージしたオシャレな庭園と、インテリアセンス溢れる店内、そして大きな窓からはどこまでも続く海岸線を眺めることができ、まるでイタリアのリゾート地に来たような気分でお食事を楽しめます。ランチはパスタコース¥2,750(税込)とメディテラニアンコース¥4,620(税込)の2つ。拘ったイタリアンデザートも美味しいのでカフェタイムのアフタヌーンティーセットなどもおすすめです。野外にはテラス席もあるので潮風を感じながら、癒しのひと時を楽しんでみては。
日本庭園と白亜の洋館のコントラストが美しい、国の重要文化財
明治40年に建てられた旧藩主・鳥取池田家の別邸、仁風閣。設計をしたのは当時、宮廷建築の第一人者と言われ数々の有名建築を残した片山東熊。国の重要文化財にも指定されている木造瓦葺2階建ての建物で、フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の外観と気品溢れる館内の装飾が美しいモダンな洋館です。中でも支柱の無い螺旋階段は現在でも再現するのが難しいと言われる芸術品。庭園は、洋館と日本庭園の和洋のコントラストが唯一無二の景色を作り出しています。
どこもかしこも、砂、砂、砂…! 絶景が広がる「鳥取砂丘」
東西約16kmにも渡って砂の大地が続く鳥取砂丘。まるでアラビアの地に降り立ったかのような壮観な景色は感動もの!「馬の背」と呼ばれる丘に登れば、雄大な日本海が目に飛び込みます。海に沈む夕日、満天の星空、夏の夜の漁火、冬の雪化粧と、どんな季節や時間に訪れても、素晴らしい風景に出会えますよ。砂丘を訪れて絶対に外せないのは「ラクダ乗り体験」。つぶらな瞳をしたラクダのかわいさにメロメロ。また、さっぱりとした甘みとシャリシャリ食感が人気の「梨ソフトクリーム」もぜひ味わって!
ユーモアたっぷりの、鳥取発コーヒーショップ「すなば珈琲」
「スタバはないけど、すなば(砂場)はある」という県知事の名言によって誕生した、鳥取発のコーヒーチェーン。「某チェーン店よりも美味しくなかったら無料」といった、ユニークな限定キャンペーンを開催するなど話題性も高く、鳥取を訪れたなら必ず押さえておきたいお店。看板メニューの「砂焼きコーヒー」は、砂丘の砂でじっくり焙煎した豆を使用。クセがなく、程よい苦みがGOOD!地元民にも愛されるモーニングセットや、フルーツたっぷりのパンケーキ、ホットサンドなど、充実の軽食も大人気です。
活きのいい、旬の海鮮を味わうならここ!「海陽亭」
鳥取港で水揚げされた魚介が豊富に揃う海鮮市場「かろいち」。海産物のお土産店から、新鮮な海の幸を味わえる飲食店が軒を連ね、連日観光客で大賑わい。かろいち内にある「海陽亭」は、日本海から引き込んだ天然海水の生簀が自慢のレストラン。注文が入れば生簀から揚げたばかりの海鮮を提供してくれます。鳥取の冬の味覚といえば「カニ」。せっかくなら、刺身、焼き、天ぷらと、贅沢三昧のカニのフルコースはいかが?夏には最盛期を迎える「白イカ」や、鳥取県でしか食べられない甘くてとろける幻のエビ「モサエビ」など、旬の味覚をぜひ。
日本のラブストーリー発祥の地!? 恋愛成就のパワースポット「白兎神社」
神話「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の舞台であり、日本書紀にもその名が記される、由緒ある白兎神社。毛皮をはがされた兎を、大国主命(おおくにぬしのみこと)が助けた話や、助けた兎の取り持ちで、八上姫(やかみひめ)と結ばれた大国主命のラブストーリーにあやかり、縁結びをはじめ、皮膚病や火傷の治癒にもご利益があるとして信仰されています。拝殿にご挨拶をしたら、社務所で授与される「結び石」を手に入れて。「縁」と記されたこの石を投げ、鳥居にうまく乗せることができたら、願いが成就するかも!?
新鮮卵をたっぷり使ったフワフワパンケーキに感動「ココガーデン」
自然の中でストレスなく育った鶏が産んだ「天美卵(てんびらん)」。この卵を用いた料理やお菓子が人気の、養鶏会社が営むガーデンカフェ。2008年のオープン以降、口コミで話題になり、今や開店前から行列のできる観光スポットに。名物は「賞味期限10分」と銘打ったパンケーキ。まるでスフレのようなフワフワ・トロトロの食感で、卵の濃厚な風味がたまりません!1日限定30食の朝採れ卵かけごはんや、しっとり濃厚なバームクーヘンも◎。鳥取の山々が見渡せるテラス席は解放感抜群。最高のロケーションと絶品卵料理に感動必至!
世界で唯一! 迫力満点の砂のアート「砂の美術館」
「砂で世界旅行」をコンセプトに、世界各国の風景、建造物、人物などを砂の彫刻「砂像」で楽しませてくれる美術館。細部まで緻密に表現された彫刻は、水で固めただけの砂とは思えない驚きのクオリティ。砂であるがゆえに、制作時も展示中も、常に崩れる可能性を伴っているのだとか。1年ごとにテーマが変わるため、会期が終われば砂像は元の砂粒に…
なんとも儚いアート!日没後の妖しくも不思議な世界が広がる砂像ライトアップも見もの。2020年のテーマは「チェコ&スロバキア」。砂で再現された美しい中世の街並を楽しんで!
SNSでも話題! 世にも珍しい「ピンク色のカレー」を召し上がれ
斬新なアイデアで次々と楽しませてくれる鳥取において、特にインパクト大な「ピンク華麗(カレー)」で話題をさらった大榎庵。ロシア料理のボルシチにも使われる西洋野菜ビーツによってピンクの色彩を纏ったカレーは、色味からは想像できないスパイシーなお味。古民家を改装した店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくり料理をいただける個室もあります。週末は行列ができるほどの人気店なので、事前予約しておくのがベター。お土産用のレトルトカレー「華貴婦人のピンク華麗」も店内で購入できます。