温泉と四季の彩りに癒される「ふふ 熱海」宿泊記 心に余韻を残すリトリート旅へ
提供:女子旅プレス
日本でも指折りの人気温泉地・静岡県熱海市で今年開業17年目を迎える「ふふ 熱海」。およそ8か月の改修期間を経て、今夏新たなしつらえへと生まれ変わりました。客室から温泉、食事処に至るまで新しくなった「ふふ 熱海」本館の宿泊記をお届け。
もっと写真を見る“ときを味わう場所”をコンセプトに、日本旅館の温かいサービスや心地良さの中にホテルの利便性を備えた、ほかにはない日本リゾートの形を提供してきたリゾートブランド「ふふ」。その第1号施設として、2007年に開業したのが「ふふ 熱海」です。
熱海駅より車で約10分の場所にあり、来宮駅又は熱海駅まで自社送迎車の送迎サービスを利用できます。
青々とした緑が施設と周辺環境を分かつよう豊かに生い茂り、初川に架かる橋を渡ると、そこは“温泉の香り 四季の風 ときを味わう日本リゾート”という「ふふ 熱海」のコンセプトにふさわしい環境。刻々と流れる時間に寄り添うように、初川のせせらぎが客室や温泉にまで届き、心地よさに包まれます。
「ふふ熱海」の客室構成は、本館26室と別邸にあたる“木の間の月”6室を合わせた全32室6タイプ。今回滞在した本館ではそれぞれの客室へつながる共有廊下で和の風情溢れる日本庭園がゲストの目を楽しませてくれます。
客室は各部屋とも梅に由来した名前を冠しているのが特徴で、全てのお部屋に源泉掛け流しの客室風呂を用意。
リニューアルに伴い、以前のモダン風から“原点回帰”を念頭に日本旅館のよさを伝えることを意識したしつらえに。日本の職人が手掛けた家具や、あたたかいライティングといった調度品に囲まれ、ラグジュアリーさと格式はそのままに、スマートテレビやWi-Fiとデジタル面での機能性も備え、ホテルと旅館のいいとこどりをした空間が広がります。
客室風呂は源泉掛け流しなので、浸かる前にお湯の温度確認をしたほうがいいかもしれません。ほかの系列施設は循環式なので、より温泉好き向けのお宿といえるのではないでしょうか。
バスルームには歯ブラシやドライヤー、海の香りのボディジェルやボディウォッシュ製品、ブラシなどのアメニティ一式と、既存のふふ施設でもお馴染み、防水仕様のタブレットがあるので長湯のおともに音楽や動画を視聴しながら楽しく過ごせます。
お風呂上りはミニバーの静岡県川根茶を使用したこだわりの水出し茶でのどを潤して。好きな時間に何度でも湯浴みを満喫する、贅沢な時間を過ごせることでしょう
チェックイン後、お部屋でのんびりするのもいいですが、せっかくなら宿泊者向けの館内サービスも体験しておきたいところ。新しくなった屋上テラスでは宿泊者向けに夕食前の15時~18時に、ワイン、スパークリングワイン、イタリアンソーダのフリーフローサービスを提供しています。
遮るもののない空の下、明るいうちに楽しむフリーフロー体験はほんの少しの背徳感も相まって至福の一言。ウッドデッキにゆったり腰かけて、オープンエアの開放感と共に旅行の醍醐味ともいえる時間に酔いしれて。
館内のお食事処は「日本料理 白乃一重」と「鉄板焼き 緋乃司」の2業態にに分かれており、今回は夕朝食共に美しい日本料理をいただける「白乃一重」を利用しました。すべてのテーブル席が個室仕様でほかの宿泊者を気にせずお食事を楽しめます。
夕食コースは前菜の盛り合わせからスタート。人気の燻製茶豆、紫蘇をしのばせた地鯖小袖寿司、毛蟹磯の磯の香りがアクセントになったシャキシャキ食感の金時草のお浸しなど、こだわりの逸品がお盆にのってサーブされます。
一人一人分を個別に盛り付けるのでなくまとめて大盆にのせて提供することで、見た目のインパクトを演出してくれるのもふふの飲食体験の醍醐味。お料理を提供するたびに見た目でもワッと嬉しい気持ちにさせてくれるのも、ふふ流のおもてなしのひとつです。
続く金目鯛の椀ものはとにかく優しい出汁が沁みる一品。脂ののったマグロ、鮑、イサキ、アオリイカの彩りの良いお造りには、日本酒の飲み比べセットが欠かせません。
強肴では、夏~秋が旬の鱧を葛そうめんと合わせたお椀が登場。優しい出汁のつゆに梅やかぼすの薬味で爽やかなアクセントを加えつつペロリといただけます。
選べる焼き物は、黒毛和牛照り焼きをオーダー。レア仕立ての牛肉は噛むごとにじゅわっと脂が口の中に広がり、カリッと衣のついたオクラや万願寺唐辛子、山椒も添えられ、ボリュームも程よいところが嬉しい。
最後の甘味はピンク胡椒とカルピスのアイス。サイダーのゼリー、桃やマンゴーの夏フルーツも盛られ、夏らしい瑞々しさを詰め込んだような一皿です。
朝食は和食御膳。地野菜のサラダにはじまり、お造りや黒毛和牛時雨煮、壬生菜のお浸し、大きな出汁巻き卵、炙り明太子など彩り豊かなおかずの数々を、窯で炊いた御殿場産コシヒカリと一緒にいただけます。地鰺の干物は自ら卓上で火を通して焼きたてほくほくの状態をぱくり。
中でも印象的だったのが鰻味噌豆乳鍋。脂ののった鰻と豆乳ベースのスープがまろやかさがよく合い、山椒の香りが食欲をそそります。
大浴場は「桜香(おうこう)」と「竹映(ちくえい)」の2つで、それぞれ日ごとに男女湯を入れ替え。湯量が豊富な熱海温泉を引く露天風呂、水風呂、外気浴スペースに加え、竹映にはドライサウナ、桜香にはスチームサウナを新たに設置。
竹映のドライサウナは自分たちのペースでサウナストーンに水をかけ、何度でもロウリュウを体験できます。入浴を客室風呂で済ませてしまう方も多く、今回は運よくほかに大浴場の利用者がいなかったのでのびのび足を伸ばして寝サウナも楽しめました。
桜香は露天風呂から目線をあげると、まっすぐ伸びる竹林がよく見えて目にも涼し気。一般的にスチームサウナといえばややぬるめの室温設定のところが多いですが、桜香のスチームサウナはしっかり熱め。ドライサウナさながらの満足感を得られました。海の風に全身を包まれ、葉音と川のせせらぎを聞きながらの外気浴は最高の気持ち良さ!
温泉やサウナに入っているよりも、外気浴の時間の方が多いほどでした。
大浴場の出入口にあるミニ冷蔵庫のドリンクと、冷凍庫のアイスは飲み食い自由。お風呂上りのクールダウンに冷たいドリンクやさっぱりした甘さのアイスでクールダウンして、ミニ缶ビールをお部屋に持ち帰ってまた乾杯するのもいいですね。
夜から朝まで贅沢に、心地よいおもてなしと熱海の地の豊かな恵みを堪能できる「ふふ 熱海」。日常に戻った後も「あの日はいい時間を過ごせたな」とふと思い出させてくれるような、心地よい余韻を心に残してくれる、そんなお宿でした。たまの贅沢旅行にぜひ選んでみてほしい一軒です。(女子旅プレス/modelpress編集部)
「ふふ 軽井沢 陽光の風」温泉で長風呂、ボタニカルなラウンジ、美食が女心くすぐるナチュラルリゾート<宿泊レポ>
所在地:静岡県熱海市水口町11-48
電話:0570-0117-22
チェックイン15時、チェックアウト11時
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】
熱海の恵みを味わう温泉宿「ふふ 熱海」
もっと写真を見る“ときを味わう場所”をコンセプトに、日本旅館の温かいサービスや心地良さの中にホテルの利便性を備えた、ほかにはない日本リゾートの形を提供してきたリゾートブランド「ふふ」。その第1号施設として、2007年に開業したのが「ふふ 熱海」です。
熱海駅より車で約10分の場所にあり、来宮駅又は熱海駅まで自社送迎車の送迎サービスを利用できます。
青々とした緑が施設と周辺環境を分かつよう豊かに生い茂り、初川に架かる橋を渡ると、そこは“温泉の香り 四季の風 ときを味わう日本リゾート”という「ふふ 熱海」のコンセプトにふさわしい環境。刻々と流れる時間に寄り添うように、初川のせせらぎが客室や温泉にまで届き、心地よさに包まれます。
「ふふ熱海」の客室構成は、本館26室と別邸にあたる“木の間の月”6室を合わせた全32室6タイプ。今回滞在した本館ではそれぞれの客室へつながる共有廊下で和の風情溢れる日本庭園がゲストの目を楽しませてくれます。
客室は各部屋とも梅に由来した名前を冠しているのが特徴で、全てのお部屋に源泉掛け流しの客室風呂を用意。
リニューアルに伴い、以前のモダン風から“原点回帰”を念頭に日本旅館のよさを伝えることを意識したしつらえに。日本の職人が手掛けた家具や、あたたかいライティングといった調度品に囲まれ、ラグジュアリーさと格式はそのままに、スマートテレビやWi-Fiとデジタル面での機能性も備え、ホテルと旅館のいいとこどりをした空間が広がります。
客室風呂は源泉掛け流しなので、浸かる前にお湯の温度確認をしたほうがいいかもしれません。ほかの系列施設は循環式なので、より温泉好き向けのお宿といえるのではないでしょうか。
バスルームには歯ブラシやドライヤー、海の香りのボディジェルやボディウォッシュ製品、ブラシなどのアメニティ一式と、既存のふふ施設でもお馴染み、防水仕様のタブレットがあるので長湯のおともに音楽や動画を視聴しながら楽しく過ごせます。
お風呂上りはミニバーの静岡県川根茶を使用したこだわりの水出し茶でのどを潤して。好きな時間に何度でも湯浴みを満喫する、贅沢な時間を過ごせることでしょう
屋上テラスで乾杯!昼下がりのフリーフローは格別
チェックイン後、お部屋でのんびりするのもいいですが、せっかくなら宿泊者向けの館内サービスも体験しておきたいところ。新しくなった屋上テラスでは宿泊者向けに夕食前の15時~18時に、ワイン、スパークリングワイン、イタリアンソーダのフリーフローサービスを提供しています。
遮るもののない空の下、明るいうちに楽しむフリーフロー体験はほんの少しの背徳感も相まって至福の一言。ウッドデッキにゆったり腰かけて、オープンエアの開放感と共に旅行の醍醐味ともいえる時間に酔いしれて。
熱海の山海の幸を存分に味わうダイニング体験
館内のお食事処は「日本料理 白乃一重」と「鉄板焼き 緋乃司」の2業態にに分かれており、今回は夕朝食共に美しい日本料理をいただける「白乃一重」を利用しました。すべてのテーブル席が個室仕様でほかの宿泊者を気にせずお食事を楽しめます。
夕食コースは前菜の盛り合わせからスタート。人気の燻製茶豆、紫蘇をしのばせた地鯖小袖寿司、毛蟹磯の磯の香りがアクセントになったシャキシャキ食感の金時草のお浸しなど、こだわりの逸品がお盆にのってサーブされます。
一人一人分を個別に盛り付けるのでなくまとめて大盆にのせて提供することで、見た目のインパクトを演出してくれるのもふふの飲食体験の醍醐味。お料理を提供するたびに見た目でもワッと嬉しい気持ちにさせてくれるのも、ふふ流のおもてなしのひとつです。
続く金目鯛の椀ものはとにかく優しい出汁が沁みる一品。脂ののったマグロ、鮑、イサキ、アオリイカの彩りの良いお造りには、日本酒の飲み比べセットが欠かせません。
強肴では、夏~秋が旬の鱧を葛そうめんと合わせたお椀が登場。優しい出汁のつゆに梅やかぼすの薬味で爽やかなアクセントを加えつつペロリといただけます。
選べる焼き物は、黒毛和牛照り焼きをオーダー。レア仕立ての牛肉は噛むごとにじゅわっと脂が口の中に広がり、カリッと衣のついたオクラや万願寺唐辛子、山椒も添えられ、ボリュームも程よいところが嬉しい。
最後の甘味はピンク胡椒とカルピスのアイス。サイダーのゼリー、桃やマンゴーの夏フルーツも盛られ、夏らしい瑞々しさを詰め込んだような一皿です。
朝食は和食御膳。地野菜のサラダにはじまり、お造りや黒毛和牛時雨煮、壬生菜のお浸し、大きな出汁巻き卵、炙り明太子など彩り豊かなおかずの数々を、窯で炊いた御殿場産コシヒカリと一緒にいただけます。地鰺の干物は自ら卓上で火を通して焼きたてほくほくの状態をぱくり。
中でも印象的だったのが鰻味噌豆乳鍋。脂ののった鰻と豆乳ベースのスープがまろやかさがよく合い、山椒の香りが食欲をそそります。
温泉とサウナで心身を“ととのえる”
大浴場は「桜香(おうこう)」と「竹映(ちくえい)」の2つで、それぞれ日ごとに男女湯を入れ替え。湯量が豊富な熱海温泉を引く露天風呂、水風呂、外気浴スペースに加え、竹映にはドライサウナ、桜香にはスチームサウナを新たに設置。
竹映のドライサウナは自分たちのペースでサウナストーンに水をかけ、何度でもロウリュウを体験できます。入浴を客室風呂で済ませてしまう方も多く、今回は運よくほかに大浴場の利用者がいなかったのでのびのび足を伸ばして寝サウナも楽しめました。
桜香は露天風呂から目線をあげると、まっすぐ伸びる竹林がよく見えて目にも涼し気。一般的にスチームサウナといえばややぬるめの室温設定のところが多いですが、桜香のスチームサウナはしっかり熱め。ドライサウナさながらの満足感を得られました。海の風に全身を包まれ、葉音と川のせせらぎを聞きながらの外気浴は最高の気持ち良さ!
温泉やサウナに入っているよりも、外気浴の時間の方が多いほどでした。
大浴場の出入口にあるミニ冷蔵庫のドリンクと、冷凍庫のアイスは飲み食い自由。お風呂上りのクールダウンに冷たいドリンクやさっぱりした甘さのアイスでクールダウンして、ミニ缶ビールをお部屋に持ち帰ってまた乾杯するのもいいですね。
夜から朝まで贅沢に、心地よいおもてなしと熱海の地の豊かな恵みを堪能できる「ふふ 熱海」。日常に戻った後も「あの日はいい時間を過ごせたな」とふと思い出させてくれるような、心地よい余韻を心に残してくれる、そんなお宿でした。たまの贅沢旅行にぜひ選んでみてほしい一軒です。(女子旅プレス/modelpress編集部)
「ふふ 軽井沢 陽光の風」温泉で長風呂、ボタニカルなラウンジ、美食が女心くすぐるナチュラルリゾート<宿泊レポ>
ふふ 熱海
所在地:静岡県熱海市水口町11-48
電話:0570-0117-22
チェックイン15時、チェックアウト11時
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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