「ザ・ホテル青龍 京都清水」ホカンスや一人旅にも!京都の“元小学校”ホテルでご褒美旅
提供:女子旅プレス
京都・東山エリアにあるラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」。元小学校を保存・活用したユニークなホテルで、フレンチレストラン「ブノワ 京都」、ルーフトップバー「K36 Rooftop」での食体験も魅力的。人気観光名所「清水寺」、法観寺「八坂の塔」へも徒歩圏内の、ホカンスにもぴったりな一軒をご紹介します。
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明治2年に開校し、昭和8年に現地に移転新築した元清水小学校を改修、その歴史ある建物を活用し2020年に開業した「ザ・ホテル青龍 京都清水」。京都を代表する人気観光地、清水寺まで徒歩8分、周辺には茶屋やカフェ、土産物屋も多く散策が楽しいエリアにあります。
「記憶を刻み、未来へつなぐ」をコンセプトに掲げ、小学校の校舎をできる限り活用しつつ、一部増築したエリアも整備。中庭を正面に望むアイコニックな大階段、フロア間を繋ぐ階段の木の手すりや窓枠、屋根の軒下は、小学校の頃のもの復元したそう。
客室棟はカードキーがないと出入りできない造りのため防犯面でも安心。廊下に青龍の鱗をモチーフにしたデザインの絨毯が敷かれ、やや暗めに照明を調整しているので、まるでミステリー小説のワンシーンを思わせる雰囲気が漂っています。
ヘリテージ(遺産)建築にかつての学び舎の面影を色濃く見ることができ、初めて訪れた場所であるのにどこかノスタルジックさを感じさせてくれるでしょう。
全48室ある客室のうち、34室は昔の教室を改装したお部屋で、校舎のクラシカルな建築を引きたてるシンプルながら日本の美学を感じさせる空間。天井にも当時の面影が見られます。
一方、増築エリアにある14室の客室はミニマルながら和を感じさせるモダンなしつらえ。
中でも“パゴダビュー”の名の付くお部屋は、その名の通り、法観寺境内にそびえたつ五重の「八坂の塔」を室内にいながら眺められる贅沢な造り。室内にいながら、朝から晩まで贅沢な眺望を存分に堪能できます。
今回滞在したのは既存校舎のクラシカルな建築を活かしたスーペリアキング。大きな窓を隔てて木々が揺れ、窓枠で切り取られた風景がまるで一枚絵のよう。
お部屋に用意されているコーヒー、紅茶、お茶は無料。バスルームは大きなバスタブ・入浴剤付きで、入浴中にも窓越しに外の景色を楽しめるよう一部ガラス張りにされており、スイッチひとつでガラスのスモーク加工をON・OFFで切り替えられる仕組み。
個人的にはバスローブと別に上下別のパジャマがあるところ、そして洗面台が2つ横並びなので朝の支度でばたつきがちな時間帯でもお見合いにならずゆったり使えるところが高ポイントでした。
各客室とも充実したバスルームを備え付けていますが、実はこちらのホテルでは、バスタブと脱衣所、寛ぎスペースがひとつになった豪華なプライベートバスを別途用意しているんです。
プライベートバスは全3室で各4名定員。それぞれ“桜”、“山鳩”、“清水”の名前が付けられています。天井高3メートルを超える、リュクスで開放感のある空間はワンランク上のくつろぎを求めるゲストにおすすめです。
ホテル1階には宿泊者であれば滞在期間に自由にご利用いただけるゲストラウンジを併設。かつての音楽室を改装したアーカイブコーナーの隅に入口があり、こちらも出入りの際はカードキーが必須です。
営業時間は朝7時半から夜10時まで。ソフトドリンクや一口サイズのスイーツ類はいずれも自由に飲食可。体験コーナーでは、京都らしく抹茶の点て方体験ができたり、焙煎豆のコーヒーミルで自ら挽いて楽しむ挽きたてコーヒー体験も。
3時からの“カクテルタイム”には、赤白ワイン、スパークリング、ビール、地酒などアルコールも加わり、ゆったり外の風景を眺めながら優雅な“京都流アペロ”を体験できます。法観寺「八坂の塔」を目の前に望むカウンター席はワーケーションでのリモートワーク作業にもぴったりです。
今回のディナーは、敷地内のフレンチレストラン「ブノワ 京都」にて頂きます。こちらはフランス・パリで100年以上愛され続ける老舗ビストロ。アラン・デュカス氏が設立したデュカス・パリ監修により、パリのビストロのエスプリと味を京都で味わえる場です。
店舗では現地の雑貨店で買い付けた食器や調度品を使用。赤いソファ、タイル張りの床、本場パリのエッセンスを感じさせる要素が随所に散りばめられたシックで落ち着いた雰囲気がとっても素敵。窓が大きく設計されており、夕暮れになるにつれ刻々と光の入り具合も変化し、視線の先の法観寺「八坂の塔」も旅情を誘います。
ディナーは前菜から2品、メインとデザートをそれぞれ1品選ぶプリフィックススタイル。お酒に合う軽めな料理が良い、しっかりお肉料理が食べたい…とその日の気分に応じて、好きに組み合わせ内容をアレンジできるので、例えば食べ物の好みが違う人同士での利用にもうってつけ。
前菜は、香りの良いオリーブオイルと粒胡椒、柑橘をきかせた信州産サーモンのマリネ、バジル、マヨネーズ、そこにアンチョビとチーズで味を整えたレモンバジルソースを敷いた夏野菜のラタトゥイユ。メインはレア仕立てのふっくら肉厚な柔らかいホタテのソテーをオーダー。
それぞれの料理と相性の良いワインも合うものを選んでもらえるのでおまかせでOK。デザートは、甘さ控えめなバジルのソルベをチョイス。初めて食したバジルのソルベは、すっきり爽快感のあるお味で、パイナップルの果肉ソースのトロピカルな風味ととてもよくマッチしていました。
食べ終わる頃には、すっかり日も暮れ周囲も真っ暗。ガラス窓にランタンのように照明が映り込む夜の雰囲気も、日中とはまた違った風情がありとても素敵です。
ホテル最上階にある「K36 The Bar & Rooftop」は、元教室を活用した室内とルーフトップの2つのバーエリアがあり、オープンエアーなテラスやルーフトップバーからは、一帯の街並みと山稜の向こうに沈む夕日を眺められます。
今回は季節の果物のフレッシュジュースと、マティーニを注文。山の丘陵のシルエット、茜色の夕暮れの色合いが刻々と変わっていく様子を眺めながらだと、カクテルもより一層美味しく感じられました。
端の席が特に見晴らしがよく、市街地をぐるりと見渡せておすすめ。特にサンセットタイムが混みやすいので事前の予約がベターです。
朝食会場となるのが、1,100冊もの書籍が並ぶレストラン「restaurant library the hotel seiryu」。元講堂を活用したシックで落ち着きのある空間を、配色が素敵な書籍型のアートが彩っています。
朝食メニューは着席時のスターターから始まり、メイン料理をアメリカン・ブレックファスト、または和朝食からチョイス。
日替わりのスターターは目覚めのかぼちゃスープと梅肉和え。ガスパチョ、サラダ、フルーツ、ヨーグルトのセットが続きます。
メインは栄養たっぷりのしば漬け入りリゾットをチョイス。
リゾットの上にトッピングされた平飼い卵の半熟卵をくずしつつ、あんかけソースをかけて頂くという一品。寝起きの胃でも思わず箸が進む、ほっこりする優しい味付けのリゾットに、半熟卵のコクと、あんかけソースの出汁の美味しさが絡み合い、朝からぺろりと完食してしまいました。
またこちらでは和洋食どちらの朝食を選んでも、パン(ロールパン・クロワッサン・蜂蜜豆乳パン)のサービスがあり、お代わりも可能。また、お庭の景色を眺められる外のテラス席も利用可能です。
チェックアウト時間は12時と遅めに設定されているので、出発間際までゲストラウンジのサービスを堪能するもよし、お部屋で夜更かししてのんびり朝を迎えるもよし、ルーフトップバーでゆっくり京都の夜に酔いしれるもよし。思い思いの豊かなひとときを堪能してみてはいかがでしょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
所在地:京都府京都市東山区清水二丁目204-2
TEL:075-532-1111
ブノワ 京都:075-541-0208
K36:075-541-3636
チェックイン15時/チェックアウト12時
アクセス
[タクシー]京都駅より、約15分
[市営バス]京都駅より、約20分「清水道」バス停下車徒歩約5分、「五条坂」バス停下車徒歩約10分
[京阪電車]「清水五条」駅下車徒歩約20分
[車]名神高速道路京都南ICより約15分
阪神高速道路鴨川西ICより約15分
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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元小学校の趣を残すリュクスなヘリテージホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」
明治2年に開校し、昭和8年に現地に移転新築した元清水小学校を改修、その歴史ある建物を活用し2020年に開業した「ザ・ホテル青龍 京都清水」。京都を代表する人気観光地、清水寺まで徒歩8分、周辺には茶屋やカフェ、土産物屋も多く散策が楽しいエリアにあります。
「記憶を刻み、未来へつなぐ」をコンセプトに掲げ、小学校の校舎をできる限り活用しつつ、一部増築したエリアも整備。中庭を正面に望むアイコニックな大階段、フロア間を繋ぐ階段の木の手すりや窓枠、屋根の軒下は、小学校の頃のもの復元したそう。
客室棟はカードキーがないと出入りできない造りのため防犯面でも安心。廊下に青龍の鱗をモチーフにしたデザインの絨毯が敷かれ、やや暗めに照明を調整しているので、まるでミステリー小説のワンシーンを思わせる雰囲気が漂っています。
ヘリテージ(遺産)建築にかつての学び舎の面影を色濃く見ることができ、初めて訪れた場所であるのにどこかノスタルジックさを感じさせてくれるでしょう。
東山エリアのランドマーク、法観寺「八坂の塔」を眺める客室
全48室ある客室のうち、34室は昔の教室を改装したお部屋で、校舎のクラシカルな建築を引きたてるシンプルながら日本の美学を感じさせる空間。天井にも当時の面影が見られます。
一方、増築エリアにある14室の客室はミニマルながら和を感じさせるモダンなしつらえ。
中でも“パゴダビュー”の名の付くお部屋は、その名の通り、法観寺境内にそびえたつ五重の「八坂の塔」を室内にいながら眺められる贅沢な造り。室内にいながら、朝から晩まで贅沢な眺望を存分に堪能できます。
今回滞在したのは既存校舎のクラシカルな建築を活かしたスーペリアキング。大きな窓を隔てて木々が揺れ、窓枠で切り取られた風景がまるで一枚絵のよう。
お部屋に用意されているコーヒー、紅茶、お茶は無料。バスルームは大きなバスタブ・入浴剤付きで、入浴中にも窓越しに外の景色を楽しめるよう一部ガラス張りにされており、スイッチひとつでガラスのスモーク加工をON・OFFで切り替えられる仕組み。
個人的にはバスローブと別に上下別のパジャマがあるところ、そして洗面台が2つ横並びなので朝の支度でばたつきがちな時間帯でもお見合いにならずゆったり使えるところが高ポイントでした。
ホテルに貸切風呂が?3部屋だけの特別なプライベートバス
各客室とも充実したバスルームを備え付けていますが、実はこちらのホテルでは、バスタブと脱衣所、寛ぎスペースがひとつになった豪華なプライベートバスを別途用意しているんです。
プライベートバスは全3室で各4名定員。それぞれ“桜”、“山鳩”、“清水”の名前が付けられています。天井高3メートルを超える、リュクスで開放感のある空間はワンランク上のくつろぎを求めるゲストにおすすめです。
ティータイムや夕食前のカクテルタイムに、飲食自由なゲストラウンジ
ホテル1階には宿泊者であれば滞在期間に自由にご利用いただけるゲストラウンジを併設。かつての音楽室を改装したアーカイブコーナーの隅に入口があり、こちらも出入りの際はカードキーが必須です。
営業時間は朝7時半から夜10時まで。ソフトドリンクや一口サイズのスイーツ類はいずれも自由に飲食可。体験コーナーでは、京都らしく抹茶の点て方体験ができたり、焙煎豆のコーヒーミルで自ら挽いて楽しむ挽きたてコーヒー体験も。
3時からの“カクテルタイム”には、赤白ワイン、スパークリング、ビール、地酒などアルコールも加わり、ゆったり外の風景を眺めながら優雅な“京都流アペロ”を体験できます。法観寺「八坂の塔」を目の前に望むカウンター席はワーケーションでのリモートワーク作業にもぴったりです。
パリ発、上品なフレンチに舌鼓「ブノワ 京都」
今回のディナーは、敷地内のフレンチレストラン「ブノワ 京都」にて頂きます。こちらはフランス・パリで100年以上愛され続ける老舗ビストロ。アラン・デュカス氏が設立したデュカス・パリ監修により、パリのビストロのエスプリと味を京都で味わえる場です。
店舗では現地の雑貨店で買い付けた食器や調度品を使用。赤いソファ、タイル張りの床、本場パリのエッセンスを感じさせる要素が随所に散りばめられたシックで落ち着いた雰囲気がとっても素敵。窓が大きく設計されており、夕暮れになるにつれ刻々と光の入り具合も変化し、視線の先の法観寺「八坂の塔」も旅情を誘います。
ディナーは前菜から2品、メインとデザートをそれぞれ1品選ぶプリフィックススタイル。お酒に合う軽めな料理が良い、しっかりお肉料理が食べたい…とその日の気分に応じて、好きに組み合わせ内容をアレンジできるので、例えば食べ物の好みが違う人同士での利用にもうってつけ。
前菜は、香りの良いオリーブオイルと粒胡椒、柑橘をきかせた信州産サーモンのマリネ、バジル、マヨネーズ、そこにアンチョビとチーズで味を整えたレモンバジルソースを敷いた夏野菜のラタトゥイユ。メインはレア仕立てのふっくら肉厚な柔らかいホタテのソテーをオーダー。
それぞれの料理と相性の良いワインも合うものを選んでもらえるのでおまかせでOK。デザートは、甘さ控えめなバジルのソルベをチョイス。初めて食したバジルのソルベは、すっきり爽快感のあるお味で、パイナップルの果肉ソースのトロピカルな風味ととてもよくマッチしていました。
食べ終わる頃には、すっかり日も暮れ周囲も真っ暗。ガラス窓にランタンのように照明が映り込む夜の雰囲気も、日中とはまた違った風情がありとても素敵です。
ルーフトップバー&レストラン「K36 The Bar & Rooftop」でサンセットタイムの美しい街並みを一望
ホテル最上階にある「K36 The Bar & Rooftop」は、元教室を活用した室内とルーフトップの2つのバーエリアがあり、オープンエアーなテラスやルーフトップバーからは、一帯の街並みと山稜の向こうに沈む夕日を眺められます。
今回は季節の果物のフレッシュジュースと、マティーニを注文。山の丘陵のシルエット、茜色の夕暮れの色合いが刻々と変わっていく様子を眺めながらだと、カクテルもより一層美味しく感じられました。
端の席が特に見晴らしがよく、市街地をぐるりと見渡せておすすめ。特にサンセットタイムが混みやすいので事前の予約がベターです。
図書館を連想させる「restaurant library the hotel seiryu」で朝食を
朝食会場となるのが、1,100冊もの書籍が並ぶレストラン「restaurant library the hotel seiryu」。元講堂を活用したシックで落ち着きのある空間を、配色が素敵な書籍型のアートが彩っています。
朝食メニューは着席時のスターターから始まり、メイン料理をアメリカン・ブレックファスト、または和朝食からチョイス。
日替わりのスターターは目覚めのかぼちゃスープと梅肉和え。ガスパチョ、サラダ、フルーツ、ヨーグルトのセットが続きます。
メインは栄養たっぷりのしば漬け入りリゾットをチョイス。
リゾットの上にトッピングされた平飼い卵の半熟卵をくずしつつ、あんかけソースをかけて頂くという一品。寝起きの胃でも思わず箸が進む、ほっこりする優しい味付けのリゾットに、半熟卵のコクと、あんかけソースの出汁の美味しさが絡み合い、朝からぺろりと完食してしまいました。
またこちらでは和洋食どちらの朝食を選んでも、パン(ロールパン・クロワッサン・蜂蜜豆乳パン)のサービスがあり、お代わりも可能。また、お庭の景色を眺められる外のテラス席も利用可能です。
チェックアウト時間は12時と遅めに設定されているので、出発間際までゲストラウンジのサービスを堪能するもよし、お部屋で夜更かししてのんびり朝を迎えるもよし、ルーフトップバーでゆっくり京都の夜に酔いしれるもよし。思い思いの豊かなひとときを堪能してみてはいかがでしょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ザ・ホテル青龍 京都清水
所在地:京都府京都市東山区清水二丁目204-2
TEL:075-532-1111
ブノワ 京都:075-541-0208
K36:075-541-3636
チェックイン15時/チェックアウト12時
アクセス
[タクシー]京都駅より、約15分
[市営バス]京都駅より、約20分「清水道」バス停下車徒歩約5分、「五条坂」バス停下車徒歩約10分
[京阪電車]「清水五条」駅下車徒歩約20分
[車]名神高速道路京都南ICより約15分
阪神高速道路鴨川西ICより約15分
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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