夜の香港観光でディープなネオン街を散策 写真を撮りたくなる下町ネオンスポット5選
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世界三大夜景のひとつに数えられ、ビクトリア・ハーバー越しに摩天楼を眺める「100万ドルの夜景」を筆頭に、魅力的な夜景スポットが豊富な香港。若者に人気のエリア・モンコック、夜更けから活気づくナイトマーケットのあるテンプルストリート…香港映画でもおなじみのノスタルジックな下町が、ネオンライトに照らされ妖艶な風景が広がります。ネオン輝く町並みと美食を味わえる日を夢見つつ、いつかまた海を渡って再び旅に出るときに訪れてみたい。そんな香港下町エリアで人気のネオンスポット5か所をご紹介します。
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世界的な経済都市である香港ですが、その面積は1,110平方キロメートル、実は東京都の約半分ほどの大きさと意外にもコンパクト。超高層ビルが林立するビジネス街と、地元の人々が生活を営む住宅街とが密集する香港には、至るところに歩道橋があり、昼夜問わず人々が行き来しています。
街中に散見されるこれらの歩道橋は、歩行者の流れを迂回させる本来の目的に加え、ネオン輝く夜の街の全景を丁度良い高さから撮影するのに最適なスポットでもあるんです。
日本でいう浅草のような、ザ・下町エリア・モンコックに架かる「モンコック歩道橋(旺角行人天橋)」もそのひとつ。すぐ間近の建物にぶら下がるネオンライトの大看板と、その向こうに密集する屋台、赤い屋根のミニバスが行き交う道路、このローカル色の強い夜景こそ香港ならでは。路上とはまた違った目線から、色彩豊かな風景をぜひ写真におさめてみて。
香港中心エリア、九龍のヤウマテイ(油麻地)にある、「徳生大押(タクサン・ポーン・ショップ)」という質屋は、香港で最も保存状態の良いベランダスタイルの唐樓(トンラウ/古い長屋のこと)のひとつ。築80年建物の外壁に架かる、赤いコウモリとコインの形をしたネオンサインが、まるで番人のように輝きを放っています。
香港の質屋には3つの大きな特徴があります。ひとつめは幸運を象徴するコウモリとコインの形をしたネオンサイン、ふたつめがセキュリティのための背の高いカウンター、そしてみっつめが来店客の顔を隠すためのプライバシースクリーン。
ヤウマテイは、市場や寺院の集まるローカル色の濃い繁華街であると同時に、夜の街という一面もあり、麻雀や歌謡館で楽しみすぎるあまりお金を使い果たしてしまう人もしばしば。そのためこのエリアを歩いていると、貴金属品などを質に入れるための質屋の看板がいくつも目に付くはず。
香港は美しい夜景が見られるスポット満載!
ジョーダン(佐敦)~ヤウマテイのちょうど中間エリアにある「冠南華」は、香港でも数少ない伝統工芸の婚礼衣装の専門店。金と銀の龍と鳳凰が刺繍が施された中華風の婚礼用ドレス・裙褂(クングア)を取り揃えています。
かつてこのような豪華な衣装を手にできたのは、王族や貴族といった地位のある人々だけでした。手作りの裙褂の中でも一際豪華なデザインで“ガウンの王様”と呼ばれる「褂皇(グアフアン)」は、地位と財力の象徴とされ、今なお多くのセレブリティに愛用されています。
「冠南華」の外にかかる2つのネオンサインは、夜は文字部分がおめでたい赤色に。裙褂に刺繍された龍と鳳凰のように、何十年にもわたって新婚夫婦を祝福してきたネオンサインを見つけたら、幸せにあやかって記念に写真撮影したいところ。
美食の街・香港を訪れたなら、この街で最も歴史のあるレストランのひとつ「太平館餐廳」は外すことができません。元々は1860年に広州で創業し、孫文、魯迅、周恩来など、多くの要人に愛されてきた由緒あるお店。
その後、香港に上陸し、現在ではジョーダン地区をはじめ、複数の店舗を展開。ブルース・リーを筆頭に名だたるスター御用達の名店として、多くの人々に地元の味を取り入れた西洋風の料理を提供してきました。
看板メニューのスイスチキンウイングは甘辛ダレで鶏手羽を煮込んだ逸品。味付けに使われるピリッと甘辛で風味豊かなスイスソースは、お店オリジナルの秘伝レシピで作られたもの。スイスチキンウイング以外に、巨大なスフレ、鳩のローストなども「太平館餐廳」の代表的な料理なのでこちらもおすすめです。
夜は青とオレンジがかったイエローの輝きに縁どられた、ジグザグのネオンサインが目印。運が良ければ、お目当ての“香港明星(香港スター)”と遭遇できるかもしれません。
いつか憧れの風景の中を旅できる日まで…香港観光情報を事前にチェック
ヤウマテイにあるテンプルストリート(廟街/別名:男人街)は、香港のローカルな下町風景が色濃く残るディープなエリア。実はこちら、香港でも特に有名なナイトマーケットのひとつ。
年季の入った住宅街の狭い路地に、陽が傾き始めるにつれ続々と屋台の搬入が始まり、夜になると本格的にナイトマーケットへと変貌を遂げます。各屋台の天井のテントから漏れる光が何層にも重なり、ジョーダンからヤウマテイへと続く路地に沿って屋台のひしめくさまは、まるで光の川のよう。
香港のみならず、アジアの屋台街では値切り交渉をするのが当たり前。Tシャツやファッション雑貨、香港土産など屋台ごとにありとあらゆる商品が売られているので、掘り出し物を探しがてら、この機会にナイトマーケットでの値切り交渉にトライしてみてはいかがでしょうか。
翌朝、同じ場所に戻ってきてみると再びそこには空っぽの通りがあるだけ。まるで魔法のように夜の喧騒は跡形もなく消えてしまいますが、また同じ時間に足を運べば再びにぎやかなマーケットが現れていますよ。
どこかノスタルジックで写真映えする、ネオンの輝きに包まれた夜景こそ香港の代名詞。香港観光は日没後からが本番と言っても過言ではありません。
異国の地にも関わらず、どこか懐かしさすら感じさせる下町らしい風景。それが夜になるとネオンライトの魔法にかけられ、より一層ディープなムードが漂い、まるで違う場所へ来たかのように。
現状、世界的な感染症拡大を受け、香港への渡航制限は今なお続いています。いつかまた安心して旅に出られる日が来るまで、香港政府観光局の公式ウェブサイト上でも魅力的な夜景スポットの数々をチェックしてみて。香港の魅力を深堀りすることで、未来の香港旅行への期待感がより高まっていくはず。
そしていつかまた香港を旅する時がきたら、スマホやカメラ片手に、まるで映画のワンシーンさながらの、謎めいた雰囲気を漂わせる下町での街歩きをぜひ楽しんでみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:香港政府観光局
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目次
モンコック歩道橋でローカルの空気漂う夜のきらめきを写真に残す
世界的な経済都市である香港ですが、その面積は1,110平方キロメートル、実は東京都の約半分ほどの大きさと意外にもコンパクト。超高層ビルが林立するビジネス街と、地元の人々が生活を営む住宅街とが密集する香港には、至るところに歩道橋があり、昼夜問わず人々が行き来しています。
街中に散見されるこれらの歩道橋は、歩行者の流れを迂回させる本来の目的に加え、ネオン輝く夜の街の全景を丁度良い高さから撮影するのに最適なスポットでもあるんです。
日本でいう浅草のような、ザ・下町エリア・モンコックに架かる「モンコック歩道橋(旺角行人天橋)」もそのひとつ。すぐ間近の建物にぶら下がるネオンライトの大看板と、その向こうに密集する屋台、赤い屋根のミニバスが行き交う道路、このローカル色の強い夜景こそ香港ならでは。路上とはまた違った目線から、色彩豊かな風景をぜひ写真におさめてみて。
夜の街に輝くコウモリ型のネオンサイン、何か知ってる?
香港中心エリア、九龍のヤウマテイ(油麻地)にある、「徳生大押(タクサン・ポーン・ショップ)」という質屋は、香港で最も保存状態の良いベランダスタイルの唐樓(トンラウ/古い長屋のこと)のひとつ。築80年建物の外壁に架かる、赤いコウモリとコインの形をしたネオンサインが、まるで番人のように輝きを放っています。
香港の質屋には3つの大きな特徴があります。ひとつめは幸運を象徴するコウモリとコインの形をしたネオンサイン、ふたつめがセキュリティのための背の高いカウンター、そしてみっつめが来店客の顔を隠すためのプライバシースクリーン。
ヤウマテイは、市場や寺院の集まるローカル色の濃い繁華街であると同時に、夜の街という一面もあり、麻雀や歌謡館で楽しみすぎるあまりお金を使い果たしてしまう人もしばしば。そのためこのエリアを歩いていると、貴金属品などを質に入れるための質屋の看板がいくつも目に付くはず。
香港は美しい夜景が見られるスポット満載!
幸せが集まる「冠南華(クーンナムファ)」のネオンサインと一緒に記念撮影
ジョーダン(佐敦)~ヤウマテイのちょうど中間エリアにある「冠南華」は、香港でも数少ない伝統工芸の婚礼衣装の専門店。金と銀の龍と鳳凰が刺繍が施された中華風の婚礼用ドレス・裙褂(クングア)を取り揃えています。
かつてこのような豪華な衣装を手にできたのは、王族や貴族といった地位のある人々だけでした。手作りの裙褂の中でも一際豪華なデザインで“ガウンの王様”と呼ばれる「褂皇(グアフアン)」は、地位と財力の象徴とされ、今なお多くのセレブリティに愛用されています。
「冠南華」の外にかかる2つのネオンサインは、夜は文字部分がおめでたい赤色に。裙褂に刺繍された龍と鳳凰のように、何十年にもわたって新婚夫婦を祝福してきたネオンサインを見つけたら、幸せにあやかって記念に写真撮影したいところ。
かの要人も愛した魅惑のスイスチキンウイングを求めて「太平館餐廳(タイピンクーン)」へ
美食の街・香港を訪れたなら、この街で最も歴史のあるレストランのひとつ「太平館餐廳」は外すことができません。元々は1860年に広州で創業し、孫文、魯迅、周恩来など、多くの要人に愛されてきた由緒あるお店。
その後、香港に上陸し、現在ではジョーダン地区をはじめ、複数の店舗を展開。ブルース・リーを筆頭に名だたるスター御用達の名店として、多くの人々に地元の味を取り入れた西洋風の料理を提供してきました。
看板メニューのスイスチキンウイングは甘辛ダレで鶏手羽を煮込んだ逸品。味付けに使われるピリッと甘辛で風味豊かなスイスソースは、お店オリジナルの秘伝レシピで作られたもの。スイスチキンウイング以外に、巨大なスフレ、鳩のローストなども「太平館餐廳」の代表的な料理なのでこちらもおすすめです。
夜は青とオレンジがかったイエローの輝きに縁どられた、ジグザグのネオンサインが目印。運が良ければ、お目当ての“香港明星(香港スター)”と遭遇できるかもしれません。
いつか憧れの風景の中を旅できる日まで…香港観光情報を事前にチェック
日没後が本番!魔法のように現れるナイトマーケット・テンプルストリート
ヤウマテイにあるテンプルストリート(廟街/別名:男人街)は、香港のローカルな下町風景が色濃く残るディープなエリア。実はこちら、香港でも特に有名なナイトマーケットのひとつ。
年季の入った住宅街の狭い路地に、陽が傾き始めるにつれ続々と屋台の搬入が始まり、夜になると本格的にナイトマーケットへと変貌を遂げます。各屋台の天井のテントから漏れる光が何層にも重なり、ジョーダンからヤウマテイへと続く路地に沿って屋台のひしめくさまは、まるで光の川のよう。
香港のみならず、アジアの屋台街では値切り交渉をするのが当たり前。Tシャツやファッション雑貨、香港土産など屋台ごとにありとあらゆる商品が売られているので、掘り出し物を探しがてら、この機会にナイトマーケットでの値切り交渉にトライしてみてはいかがでしょうか。
翌朝、同じ場所に戻ってきてみると再びそこには空っぽの通りがあるだけ。まるで魔法のように夜の喧騒は跡形もなく消えてしまいますが、また同じ時間に足を運べば再びにぎやかなマーケットが現れていますよ。
ネオンライトの魔法にかかった香港の下町エリアを探索
どこかノスタルジックで写真映えする、ネオンの輝きに包まれた夜景こそ香港の代名詞。香港観光は日没後からが本番と言っても過言ではありません。
異国の地にも関わらず、どこか懐かしさすら感じさせる下町らしい風景。それが夜になるとネオンライトの魔法にかけられ、より一層ディープなムードが漂い、まるで違う場所へ来たかのように。
現状、世界的な感染症拡大を受け、香港への渡航制限は今なお続いています。いつかまた安心して旅に出られる日が来るまで、香港政府観光局の公式ウェブサイト上でも魅力的な夜景スポットの数々をチェックしてみて。香港の魅力を深堀りすることで、未来の香港旅行への期待感がより高まっていくはず。
そしていつかまた香港を旅する時がきたら、スマホやカメラ片手に、まるで映画のワンシーンさながらの、謎めいた雰囲気を漂わせる下町での街歩きをぜひ楽しんでみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:香港政府観光局
※新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。ご利用の際には、最新情報の確認と、感染拡大の防止にご配慮頂けますようお願いいたします。
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。