アメリカ初のポスターミュージアム「ポスターハウス」NYに開館

提供:女子旅プレス

アメリカ初のポスターに特化したミュージアム「ポスターハウス(Poster House)」の一般公開が、2019年6月20日よりスタートした。

Poster House/Samuel Morgan Photography
もっと写真を見るニューヨークのチェルシーエリアに誕生した同施設は、グラフィックデザインがもたらす社会へのインパクトに着目し、後世に伝えること目的としたミュージアム。展覧会、イベント、そして出版物など、1800年代から現在までに使用されてきた、世界的なポスターの歴史を展示している。

アナログ×デジタルの常設インスタレーション



Children’s Area/Samuel Morgan Photography
館内には展示物だけでなく、来場者たちのポスターに対する興味関心を刺激する4つの常設インスタレーションを設置。

Children’s Area/Samuel Morgan Photography
Children’s Area/Samuel Morgan Photography
まず『Children’s Area(チルドレンエリア)』では、塗り絵ができるウォールペイントやマグネットポスター、新聞の売店とビンテージの公衆電話、そしてシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色からどのようにポスターが作られるのかを体験できるブースなど、ポスターが隆盛を極めた1960年代のニューヨークシーンをフューチャーして展示。

ポスターウォール/Samuel Morgan Photography
『Poster Wall(ポスターウォール)』では、ミュージアムの膨大なポスターコレクションの中から、数秒ごとにランダムで高解像度のポスターが表示される4Kデジタルディスプレイを用意。来館者がボタンを操作することで、コンテンツを自ら選択することも可能だ。
ポスターマシン/Samuel Morgan Photography
『Poster Machine(ポスターマシーン)』は、自身がグラフィックデザイナーになった気分でポスターの制作プロセスを体験できるデジタルインスタレーション。デザイン総数は143,000通り以上に及び、制作の各ステップを段階的に紐解きながら、ポスター制作に必要な基本的な要素(シンボル、色、フレーズ、フォント、デザインスタイル等)の重要性と、デザイン思考について順を追って説明している。
フォトブース/Samuel Morgan Photography
そして『Photo Booth (フォトブース)』には、自らがアイコニックなポスターの一部となって記念撮影ができるフォトブースをミュージアムのエントランスに設置。撮影した写真は、メールで共有したり、ポスターとして実際に印刷して持ち帰ることもできる。(女子旅プレス/modelpress編集部)

Poster House概要



住所:119 W.23rd Street,New York
営業時間:月~木11:00~18:00
金11:00~21:00
土日10:00~18:00
料金:大人$12、学生・シニア$8、18歳未満無料
閉館日:火曜日

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