香港オールド・タウン・セントラルの今に迫る!話題のウォールアートや人気スイーツ店も
提供:女子旅プレス[PR]
香港島の北西部に位置する中環(セントラル)と上環(ションワン)の一帯は、イギリス統治時代のノスタルジックな面影を残しながら、目が眩むような超高層ビルが建ち並ぶ、新旧が入り混じったクリエイティブな地域。このエリアは“オールド・タウン・セントラル(OTC)”と呼ばれ、香港旅ではマストで訪れたい観光エリアです。今回は、丸1日かけて巡る、OTCの最新スポット&ルートをご紹介。インスタ映え必至のフォトジェニックなアートスポット、新ランドマーク、香港名物のスイーツ店などを巡ります。すでに香港やOTCを訪れたことがある人も、再訪したくなること間違いなし!
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OTCを巡るにあたり、まずは香港で日常的に飲まれる「涼茶(リョンチャ)」で、体を整えるところから始めませんか?MTR中環駅を出てCochrane Street(閣麟街)を進み、Wellington Street(威霊頓街)との交差点にある「春回堂薬行」へ。
涼茶とは生薬を煎じた健康飲料。春回堂薬行では「廿四味涼茶」「甜花茶」「花旗蔘茶」の3つのお茶が用意されています。出勤前や昼食後には多くの香港人が涼茶を買い求め、一気に飲み干していくのだそう。
一番人気は、24種類の漢方薬を煮出した、苦みのある「廿四味涼茶」。デトックス作用や胃もたれなどに効くのだとか。ぐいっと飲み干せば、じんわり体の中が温まってくるよう。これでOTC散策がもっと快適に楽しめるかも!
■春回堂薬行
住所:8 Cochrane St, Central, HongKong
電話番号:+852 2544 3518
営業時間:9:00~20:00
定休日:日曜
イギリス領時代の旧警察本部群を、歴史遺跡兼アートスペースに改修し、2018年5月にオープンした「大館(タイクン)」。今OTCで最も注目を浴びるスポットで、週末になると若者や、古蹟を懐かしむ年配者など、老若男女問わず多くの人が訪れます。
「大館」へ向かうには、春回堂薬行の隣のビルからアクセスできるミッドレベルエスカレーターで。Hollywood Road(荷李活道)沿いにある、レンガ造りの瀟洒な建物が目印です。
まずは、香港の法定古蹟に登録されている「警察署」「裁判所」「ビクトリア刑務所」へ。警察官の昇進試験の様子や、受刑者の収監までの流れが紹介されていたり、2006年まで実際に使われていたという監獄や、受刑者の憩いの場であったプリズンヤードも公開されています。
受刑者の日常風景を影絵で投影するなど、思わず見入ってしまう工夫を凝らしたクリエイティブな手法での展示になっており、見応え抜群。さすが世界的な“アート・ハブ”と呼ばれる香港。
新設された「JC Cube」「JC Contemporary」でのコンテンポラリーアートの展示や、広場で行われるパフォーマンス、映画、ワークショップなども随時開催。アート好きなら見逃せません。
こんなにも充実した「大館」ですが、入館は無料。ただし週末は混雑による入館規制がかかる場合も。あらかじめ公式サイトから入館予約をして出かけましょう。
■大館(Tai Kwun)
住所:10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
開館時間:見学:10:00~23:00
定休日:無し
入館料:無料。但し、週末は入場人数の制限の可能性あり。
2人のアザーカットも満載の“アガる香港”女子旅特集ページをチェック!
「大館」は、歴史やアートの展示以外にも、お買い物スポット&カフェレストランが充実。香港を訪れたなら、やっぱり本場のクオリティ高い中国茶をお土産にゲットしたいところ。
そんな願いを叶えてくれる「楽茶軒」は、最高級の中国茶、茶道具、香道具、チャイナウェアなどを販売する「大館」内の人気店。ショップの隣には、中国茶と点心を提供するレストランも併設されています。
ショップには約70種類もの茶葉や、年代物のプーアール茶がずらり。ドリップパック式の中国茶も取り扱っていて、お土産にも喜ばれそう。
おいしくて、健康的で、価値のあるお茶を提供するために、オーナー自ら農家に出向き、茶葉を買いつけているのだそう。そんな安心と信頼の中国茶を、日本よりもリーズナブルに手に入れられるなんて、中国茶好きにはまさに天国。
カフェレストランでは、目にも楽しい開花茶や、ベジタリアン向けの点心がいただけます。気に入ったお茶があれば、すぐにショップで購入できるのも嬉しいところ。
古蹟あり、アートあり、お買い物スポットありと、広大で見どころ満載の「大館」。楽茶軒で休憩をはさみつつ、今、香港で最注目の「大館」をゆっくり楽しんでくださいね。
■楽茶軒(Lock Cha Tea House)
住所:G06-07, Block 01, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2276 5777
営業時間:11:00~23:00
定休日:無し
「大館」の中でもひときわ鮮やかな色彩を放つ「Van Gogh SENSES Gifts」。オランダの画家、ゴッホの作品からインスピレーションを受け制作される、オリジナルグッズがかわいいと話題の専門店です。
躍動感にあふれた、色彩豊かなゴッホの作品を常に身近に置くことにより、五感が揺さぶられ、日々がより豊かになる――ゴッホを敬愛するオーナーの、そんな想いを込めたさまざまなプロダクトが店内には所せましと並んでいます。
高級感漂うティーポットやプレート、書籍、フレグランス、腕時計、オリジナルティー、スイーツ。なにひとつとして妥協のない、洗練された品々ばかり。オーナーのゴッホに対する並々ならぬ情熱は、陳列された商品を見れば一目瞭然。
ショップを通して、はたまた1杯のお茶を通して、ゴッホの美学や哲学にふれるというのはなんだか新鮮な感覚。ゴッホの魅力にどんどん引き込まれてしまうかも?
■ヴァン・ゴッホ・センス・ギフト(Van Gogh SENSES Gifts)
住所:Shop 01-G03, G/F, Block 01, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2884 0224
営業時間:10:00~23:00
定休日:無し
世界中のバリスタやコーヒー愛好家に支持されるカップ&ソーサ―で有名な「LOVERAMICS」は、実は香港発ブランド。「大館」内にも直営店を構えています。
カラフルなカフェアイテムをはじめ、どんな料理も映えそうな唐三彩の器や、シュールな動物たちが散りばめられた食器、お箸、レンゲ、キッチンクロス、さらにはポップなステーショナリーやオリジナルウェアまで、「LOVERAMICS」の最新アイテムが揃っています。
■ラブラミックス(LOVERAMICS)
住所:Shop 104, Barrack Block, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2884 0003
営業時間:11:00~19:00(金土20:00まで)
定休日:無し
人気上昇!香港おすすめスポット満載,、女子旅プレス特集ページはこちら
「大館」を楽しんだら、香港で話題のウォールアート探しへ。Hollywood Road(荷李活道)を北西に1ブロック進むと、赤を基調にしたダイナミックなウォールアートが出現。これこそ今話題の、香取慎吾さんが描いたパブリックアート。
香港の区旗に描かれているバウヒニアの花びら、ビクトリア・ハーバーから見える高層ビル群と東京の街、香港と日本の国際電話の国番号「+852」と「+81」、そして大きな口を開けた龍。香取さんの想いや、さまざまなストーリーが頭の中に浮かんできませんか?
香港で映画撮影をした20年前から、“大口仔(大きなお口の男の子)”という愛称で呼ばれていた香取さん。風水上でパワーをつかさどる“龍”になって、さらにパワフルになり再び香港に戻ったという意味を込め「大口龍仔(大きなお口の龍の子)」というタイトルの力作に臨みました。
2018年3月にお披露目されて以降、非常に人気のインスタスポットに。香取さんの想いとパワーが詰まったウォールアート、必見です。
■#香港慎吾アート(#hkshingoart)
アクセス:香港島セントラル ミッドレベルエスカレータ脇の壁、Hollywood Road(荷李活道)とShelley Street(些利街)の交差するエリア付近
香取慎吾さんのウォールアートを左手に、Shelley Street(些利街)の坂を登っていくと、今度はアイスクリームを手にした子どもと、ハチドリのウォールアートが。ここはフォトジェニック過ぎるジェラートで話題の「Barista By Givres」。
バラの花のようにデコレーションされた、ロマンチックな「ジェラートローズ」は、香港人だけでなく、世界中のインスタグラマーや観光客の心をわし掴み!
ローズペタル、アプリコット、ピスタチオ、レモン、ラムレーズンなど、フレーバーは約10種類。ナチュラルな原料で毎日手づくりしているそう。
店名の通り、コーヒーにも定評がある「Barista By Givres」。朝8時からオープンしているので、のんびりとコーヒーやモーニングメニューを楽しむのもいいかも。
■バリスタ・バイ・ジュヴレス(Barista By Givres)
住所:G/F, 7 Staunton Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2898 1700
定休日:無し
営業時間:8:00~22:00
Hollywood Road(荷李活道)から、ぐるっとLyndhurst Terrace(擺花街)へ曲がった先にある、焼き小籠包の名店「祥興記上海生煎包(チョンヘンケイ・ションホイ・シューロンバオ)」。
2016年のミシュランガイドにも掲載され、現在は香港で4店舗を展開するなど、人気の絶えないお店。立食用のカウンターが設置されているので、できたてアツアツをぜひ店内で。
薄めの皮に包まれたむっちりした肉餡と、ほんのり甘みを感じる熱々スープ。カリっと香ばしく焼かれた皮底も最高。焼き小籠包に欠かせないこのスープ、実は社内でも3人程しか配合を知らない、門外不出のレシピなのだとか。
ワンタンスープや、カレー風味のヌードルなど、焼き小籠包以外のメニューもさまざま。ちょっと小腹が空いたときにも重宝するお店です。
■祥興記上海生煎包(Cheung Hing Kee Shanghai Pan-fried Buns)
住所:Shop 1A, G/F, 52-60 Lyndhurst Terrace, Central
定休日:無し
営業時間:9:00~22:00
香港の詳細情報はこちら【香港政府観光局サイト】
「祥興記上海生煎包」の真向いにある、香港式エッグタルトの発祥のお店といわれる「泰昌餅家」。エメラルドグリーンのペイントカラーが目印。
創業は1954年。ケーキ職人だった創業者がスタートさせたお店で、焼き立てのエッグタルトはイギリス領時代の総督もお気に入りだったのだとか。
今や、香港を代表するスイーツですが、タルトはクッキー生地orパイ生地、カスタードは焦げ目ありorなしと、お店の方針もさまざま。「泰昌餅家」のエッグタルトは、クッキー生地で焦げ目なし。ほんのり温かくて、甘さはひかえめ。プルプルのカスタードはしっかりと卵の風味が感じられます。
エッグタルトのほかにも、ココナッツタルト、プリン、ロールケーキ、シュガーパフ(ドーナツ)など、昔から香港で食べられてきたおやつがたくさん。
お店の前は常に人だかり。でもスタッフのお母さんたちのテキパキとした仕事で、意外とすんなり購入できるので、行列ができていても諦めないで。
■泰昌餅家(Tai Cheong Bakery)
住所:Shop C, G/F, Lyndhurst BLDG 35 Lyndhurst Terrace, Central
電話番号:+852 8300 8301
定休日:無し
営業時間:月~土:7:30~21:00、日・祝:8:30~21:00
再びHollywood Road(荷李活道)に戻り、北西へ向かって歩いていると、突然樹木の茂るエリアが。その左手にある白壁とグリーンの格子の建物が、香港クリエイターやデザイナーの拠点として注目されている「PMQ(元創方)」。
もともとは官学校「中央書院」として1889年に建設され、1951年には既婚者向けの警察宿舎として機能していました。現在の「PMQ」の名は、「Police Married Quarters」の頭文字からとったもの。
現在の“クリエイティブの発信地”として生まれ変わったのは2010年。歴史的価値のある建造物の再活用と、若手アーティストの活動を支えていこうという気運が高まり、そのプロジェクトの一環として「PMQ」が誕生しました。
100店舗以上のショップが入り、その殆どがMade in 香港という点がポイント。ここでしか手に入らないブランドも多数あるので、ぜひチェックしてみて。
■PMQ(元創方)
住所:35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2870 2335
定休日:無し
営業時間:7:00~23:00(ショップの営業時間は各店で異なる)
そんな「PMQ」に拠点を置く、若き女性デザイナーが2014年に立ち上げた「LOOM LOOP」。ロンドン・コレクションへの参加や、国内外のデザイン賞にも輝くなど、香港発の実力派アパレルブランドです。
緻密でカラフル、クールながらもキュートなアイテムのなかに、伝統的な工芸や技術がミックスされているのが「LOOM LOOP」の特徴。1000年以上の歴史を誇る染色技術や、広州シルクなどを積極的に採用し、環境問題への取り組みや、文化的遺産の継承にも注力したものづくりを行っています。
東京で開催されている、香港発のデザイナーやブランドを国外にアピールするファッションイベント「ファッション ホンコン(Fashion Hong Kong)」にも毎年参加している新進気鋭のブランドなので、これからますます注目を集める予感!
■LOOM LOOP
住所:Studio Unit S205, PMQ, 35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2548 7837
定休日:無し
営業時間:13:00~20:00
今年は「日本香港観光年」と銘打ち、2019年12月31日(火)まで、日本からの旅行者が香港で利用できるさまざまな特典やプロモーションが用意されているのをご存知ですか?
「日本香港観光年」とは、日本と香港の観光交流促進を深めるためのプログラムで、2009年に初めて発足、今年で10年目を迎えます。
どんな特典が受けられるかというと、香港の40以上のホテルでのレストラン利用が最大30%割引になったり、展望台、ショッピングモール、クルーズ乗船などの割引特典があります。
また「PMQ」では、60店舗以上で利用できる「旅行者優待特典クーポン」がもらえます。「PMQ」のインフォメーション・センターで、日本政府が発行した有効なパスポート、または在留カードを提示してくださいね。
PMQでも使える!日本香港観光年の特典がオトクすぎる!
古きも新しいも受け入れる寛容さと、遊び心を忘れない、OTCという街。1日かけて巡る最新情報&話題のスポットを紹介してきましたが、OTCの魅力はもっともっと幅広くて底知れず、今後もますます進化し続けていくことでしょう。
基本のスポットを押さえたら、あなただけの楽しみ方、散策ルート、行きつけのお店を見つけてみてはいかがでしょうか?いつ訪れても、新しい発見と出会いがあるはずです。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:香港政府観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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目次
- 香港人が愛する漢方茶スタンド「春回堂薬行」の涼茶でパワーチャージ
- 香港の歴史・アート・カルチャーの発信地!OTCの新ランドマーク「大館」
- 「大館」でお買い物!本場の高クオリティな中国茶を求めて「楽茶軒」へ
- 絵画ファン感涙!ゴッホのコンセプトストア「Van Gogh SENSES Gifts」
- 食事やティータイムを楽しく演出するテーブルウェアブランド「LOVERAMICS」
- どんなストーリーを思い描く?「#香港慎吾アート」
- ロマンチックなバラのジェラートに心ときめく「Barista By Givres」
- ミシュランガイドお墨付き!絶品の焼き小籠包を求めて「祥興記上海生煎包」へ
- プルプルカスタードに卵の風味がしっかり!香港式エッグタルトの名店「泰昌餅家」
- Made in 香港がずらり!香港クリエイターの発信拠点「PMQ(元創方)」
- 新旧を融合させた、香港スピリットを感じるアパレルブランド「LOOM LOOP」
- 「PMQ」で使えるクーポンも!「日本香港観光年」の2019年は香港をお得に楽しむチャンス!
香港人が愛する漢方茶スタンド「春回堂薬行」の涼茶でパワーチャージ
OTCを巡るにあたり、まずは香港で日常的に飲まれる「涼茶(リョンチャ)」で、体を整えるところから始めませんか?MTR中環駅を出てCochrane Street(閣麟街)を進み、Wellington Street(威霊頓街)との交差点にある「春回堂薬行」へ。
涼茶とは生薬を煎じた健康飲料。春回堂薬行では「廿四味涼茶」「甜花茶」「花旗蔘茶」の3つのお茶が用意されています。出勤前や昼食後には多くの香港人が涼茶を買い求め、一気に飲み干していくのだそう。
一番人気は、24種類の漢方薬を煮出した、苦みのある「廿四味涼茶」。デトックス作用や胃もたれなどに効くのだとか。ぐいっと飲み干せば、じんわり体の中が温まってくるよう。これでOTC散策がもっと快適に楽しめるかも!
■春回堂薬行
住所:8 Cochrane St, Central, HongKong
電話番号:+852 2544 3518
営業時間:9:00~20:00
定休日:日曜
香港の歴史・アート・カルチャーの発信地!OTCの新ランドマーク「大館」
イギリス領時代の旧警察本部群を、歴史遺跡兼アートスペースに改修し、2018年5月にオープンした「大館(タイクン)」。今OTCで最も注目を浴びるスポットで、週末になると若者や、古蹟を懐かしむ年配者など、老若男女問わず多くの人が訪れます。
「大館」へ向かうには、春回堂薬行の隣のビルからアクセスできるミッドレベルエスカレーターで。Hollywood Road(荷李活道)沿いにある、レンガ造りの瀟洒な建物が目印です。
まずは、香港の法定古蹟に登録されている「警察署」「裁判所」「ビクトリア刑務所」へ。警察官の昇進試験の様子や、受刑者の収監までの流れが紹介されていたり、2006年まで実際に使われていたという監獄や、受刑者の憩いの場であったプリズンヤードも公開されています。
受刑者の日常風景を影絵で投影するなど、思わず見入ってしまう工夫を凝らしたクリエイティブな手法での展示になっており、見応え抜群。さすが世界的な“アート・ハブ”と呼ばれる香港。
新設された「JC Cube」「JC Contemporary」でのコンテンポラリーアートの展示や、広場で行われるパフォーマンス、映画、ワークショップなども随時開催。アート好きなら見逃せません。
こんなにも充実した「大館」ですが、入館は無料。ただし週末は混雑による入館規制がかかる場合も。あらかじめ公式サイトから入館予約をして出かけましょう。
■大館(Tai Kwun)
住所:10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
開館時間:見学:10:00~23:00
定休日:無し
入館料:無料。但し、週末は入場人数の制限の可能性あり。
2人のアザーカットも満載の“アガる香港”女子旅特集ページをチェック!
「大館」でお買い物!本場の高クオリティな中国茶を求めて「楽茶軒」へ
「大館」は、歴史やアートの展示以外にも、お買い物スポット&カフェレストランが充実。香港を訪れたなら、やっぱり本場のクオリティ高い中国茶をお土産にゲットしたいところ。
そんな願いを叶えてくれる「楽茶軒」は、最高級の中国茶、茶道具、香道具、チャイナウェアなどを販売する「大館」内の人気店。ショップの隣には、中国茶と点心を提供するレストランも併設されています。
ショップには約70種類もの茶葉や、年代物のプーアール茶がずらり。ドリップパック式の中国茶も取り扱っていて、お土産にも喜ばれそう。
おいしくて、健康的で、価値のあるお茶を提供するために、オーナー自ら農家に出向き、茶葉を買いつけているのだそう。そんな安心と信頼の中国茶を、日本よりもリーズナブルに手に入れられるなんて、中国茶好きにはまさに天国。
カフェレストランでは、目にも楽しい開花茶や、ベジタリアン向けの点心がいただけます。気に入ったお茶があれば、すぐにショップで購入できるのも嬉しいところ。
古蹟あり、アートあり、お買い物スポットありと、広大で見どころ満載の「大館」。楽茶軒で休憩をはさみつつ、今、香港で最注目の「大館」をゆっくり楽しんでくださいね。
■楽茶軒(Lock Cha Tea House)
住所:G06-07, Block 01, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2276 5777
営業時間:11:00~23:00
定休日:無し
絵画ファン感涙!ゴッホのコンセプトストア「Van Gogh SENSES Gifts」
「大館」の中でもひときわ鮮やかな色彩を放つ「Van Gogh SENSES Gifts」。オランダの画家、ゴッホの作品からインスピレーションを受け制作される、オリジナルグッズがかわいいと話題の専門店です。
躍動感にあふれた、色彩豊かなゴッホの作品を常に身近に置くことにより、五感が揺さぶられ、日々がより豊かになる――ゴッホを敬愛するオーナーの、そんな想いを込めたさまざまなプロダクトが店内には所せましと並んでいます。
高級感漂うティーポットやプレート、書籍、フレグランス、腕時計、オリジナルティー、スイーツ。なにひとつとして妥協のない、洗練された品々ばかり。オーナーのゴッホに対する並々ならぬ情熱は、陳列された商品を見れば一目瞭然。
ショップを通して、はたまた1杯のお茶を通して、ゴッホの美学や哲学にふれるというのはなんだか新鮮な感覚。ゴッホの魅力にどんどん引き込まれてしまうかも?
■ヴァン・ゴッホ・センス・ギフト(Van Gogh SENSES Gifts)
住所:Shop 01-G03, G/F, Block 01, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2884 0224
営業時間:10:00~23:00
定休日:無し
食事やティータイムを楽しく演出するテーブルウェアブランド「LOVERAMICS」
世界中のバリスタやコーヒー愛好家に支持されるカップ&ソーサ―で有名な「LOVERAMICS」は、実は香港発ブランド。「大館」内にも直営店を構えています。
カラフルなカフェアイテムをはじめ、どんな料理も映えそうな唐三彩の器や、シュールな動物たちが散りばめられた食器、お箸、レンゲ、キッチンクロス、さらにはポップなステーショナリーやオリジナルウェアまで、「LOVERAMICS」の最新アイテムが揃っています。
■ラブラミックス(LOVERAMICS)
住所:Shop 104, Barrack Block, Tai Kwun, 10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2884 0003
営業時間:11:00~19:00(金土20:00まで)
定休日:無し
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どんなストーリーを思い描く?「#香港慎吾アート」
「大館」を楽しんだら、香港で話題のウォールアート探しへ。Hollywood Road(荷李活道)を北西に1ブロック進むと、赤を基調にしたダイナミックなウォールアートが出現。これこそ今話題の、香取慎吾さんが描いたパブリックアート。
香港の区旗に描かれているバウヒニアの花びら、ビクトリア・ハーバーから見える高層ビル群と東京の街、香港と日本の国際電話の国番号「+852」と「+81」、そして大きな口を開けた龍。香取さんの想いや、さまざまなストーリーが頭の中に浮かんできませんか?
香港で映画撮影をした20年前から、“大口仔(大きなお口の男の子)”という愛称で呼ばれていた香取さん。風水上でパワーをつかさどる“龍”になって、さらにパワフルになり再び香港に戻ったという意味を込め「大口龍仔(大きなお口の龍の子)」というタイトルの力作に臨みました。
2018年3月にお披露目されて以降、非常に人気のインスタスポットに。香取さんの想いとパワーが詰まったウォールアート、必見です。
■#香港慎吾アート(#hkshingoart)
アクセス:香港島セントラル ミッドレベルエスカレータ脇の壁、Hollywood Road(荷李活道)とShelley Street(些利街)の交差するエリア付近
ロマンチックなバラのジェラートに心ときめく「Barista By Givres」
香取慎吾さんのウォールアートを左手に、Shelley Street(些利街)の坂を登っていくと、今度はアイスクリームを手にした子どもと、ハチドリのウォールアートが。ここはフォトジェニック過ぎるジェラートで話題の「Barista By Givres」。
バラの花のようにデコレーションされた、ロマンチックな「ジェラートローズ」は、香港人だけでなく、世界中のインスタグラマーや観光客の心をわし掴み!
ローズペタル、アプリコット、ピスタチオ、レモン、ラムレーズンなど、フレーバーは約10種類。ナチュラルな原料で毎日手づくりしているそう。
店名の通り、コーヒーにも定評がある「Barista By Givres」。朝8時からオープンしているので、のんびりとコーヒーやモーニングメニューを楽しむのもいいかも。
■バリスタ・バイ・ジュヴレス(Barista By Givres)
住所:G/F, 7 Staunton Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2898 1700
定休日:無し
営業時間:8:00~22:00
ミシュランガイドお墨付き!絶品の焼き小籠包を求めて「祥興記上海生煎包」へ
Hollywood Road(荷李活道)から、ぐるっとLyndhurst Terrace(擺花街)へ曲がった先にある、焼き小籠包の名店「祥興記上海生煎包(チョンヘンケイ・ションホイ・シューロンバオ)」。
2016年のミシュランガイドにも掲載され、現在は香港で4店舗を展開するなど、人気の絶えないお店。立食用のカウンターが設置されているので、できたてアツアツをぜひ店内で。
薄めの皮に包まれたむっちりした肉餡と、ほんのり甘みを感じる熱々スープ。カリっと香ばしく焼かれた皮底も最高。焼き小籠包に欠かせないこのスープ、実は社内でも3人程しか配合を知らない、門外不出のレシピなのだとか。
ワンタンスープや、カレー風味のヌードルなど、焼き小籠包以外のメニューもさまざま。ちょっと小腹が空いたときにも重宝するお店です。
■祥興記上海生煎包(Cheung Hing Kee Shanghai Pan-fried Buns)
住所:Shop 1A, G/F, 52-60 Lyndhurst Terrace, Central
定休日:無し
営業時間:9:00~22:00
香港の詳細情報はこちら【香港政府観光局サイト】
プルプルカスタードに卵の風味がしっかり!香港式エッグタルトの名店「泰昌餅家」
「祥興記上海生煎包」の真向いにある、香港式エッグタルトの発祥のお店といわれる「泰昌餅家」。エメラルドグリーンのペイントカラーが目印。
創業は1954年。ケーキ職人だった創業者がスタートさせたお店で、焼き立てのエッグタルトはイギリス領時代の総督もお気に入りだったのだとか。
今や、香港を代表するスイーツですが、タルトはクッキー生地orパイ生地、カスタードは焦げ目ありorなしと、お店の方針もさまざま。「泰昌餅家」のエッグタルトは、クッキー生地で焦げ目なし。ほんのり温かくて、甘さはひかえめ。プルプルのカスタードはしっかりと卵の風味が感じられます。
エッグタルトのほかにも、ココナッツタルト、プリン、ロールケーキ、シュガーパフ(ドーナツ)など、昔から香港で食べられてきたおやつがたくさん。
お店の前は常に人だかり。でもスタッフのお母さんたちのテキパキとした仕事で、意外とすんなり購入できるので、行列ができていても諦めないで。
■泰昌餅家(Tai Cheong Bakery)
住所:Shop C, G/F, Lyndhurst BLDG 35 Lyndhurst Terrace, Central
電話番号:+852 8300 8301
定休日:無し
営業時間:月~土:7:30~21:00、日・祝:8:30~21:00
Made in 香港がずらり!香港クリエイターの発信拠点「PMQ(元創方)」
再びHollywood Road(荷李活道)に戻り、北西へ向かって歩いていると、突然樹木の茂るエリアが。その左手にある白壁とグリーンの格子の建物が、香港クリエイターやデザイナーの拠点として注目されている「PMQ(元創方)」。
もともとは官学校「中央書院」として1889年に建設され、1951年には既婚者向けの警察宿舎として機能していました。現在の「PMQ」の名は、「Police Married Quarters」の頭文字からとったもの。
現在の“クリエイティブの発信地”として生まれ変わったのは2010年。歴史的価値のある建造物の再活用と、若手アーティストの活動を支えていこうという気運が高まり、そのプロジェクトの一環として「PMQ」が誕生しました。
100店舗以上のショップが入り、その殆どがMade in 香港という点がポイント。ここでしか手に入らないブランドも多数あるので、ぜひチェックしてみて。
■PMQ(元創方)
住所:35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2870 2335
定休日:無し
営業時間:7:00~23:00(ショップの営業時間は各店で異なる)
新旧を融合させた、香港スピリットを感じるアパレルブランド「LOOM LOOP」
そんな「PMQ」に拠点を置く、若き女性デザイナーが2014年に立ち上げた「LOOM LOOP」。ロンドン・コレクションへの参加や、国内外のデザイン賞にも輝くなど、香港発の実力派アパレルブランドです。
緻密でカラフル、クールながらもキュートなアイテムのなかに、伝統的な工芸や技術がミックスされているのが「LOOM LOOP」の特徴。1000年以上の歴史を誇る染色技術や、広州シルクなどを積極的に採用し、環境問題への取り組みや、文化的遺産の継承にも注力したものづくりを行っています。
東京で開催されている、香港発のデザイナーやブランドを国外にアピールするファッションイベント「ファッション ホンコン(Fashion Hong Kong)」にも毎年参加している新進気鋭のブランドなので、これからますます注目を集める予感!
■LOOM LOOP
住所:Studio Unit S205, PMQ, 35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
電話番号:+852 2548 7837
定休日:無し
営業時間:13:00~20:00
「PMQ」で使えるクーポンも!「日本香港観光年」の2019年は香港をお得に楽しむチャンス!
今年は「日本香港観光年」と銘打ち、2019年12月31日(火)まで、日本からの旅行者が香港で利用できるさまざまな特典やプロモーションが用意されているのをご存知ですか?
「日本香港観光年」とは、日本と香港の観光交流促進を深めるためのプログラムで、2009年に初めて発足、今年で10年目を迎えます。
どんな特典が受けられるかというと、香港の40以上のホテルでのレストラン利用が最大30%割引になったり、展望台、ショッピングモール、クルーズ乗船などの割引特典があります。
また「PMQ」では、60店舗以上で利用できる「旅行者優待特典クーポン」がもらえます。「PMQ」のインフォメーション・センターで、日本政府が発行した有効なパスポート、または在留カードを提示してくださいね。
PMQでも使える!日本香港観光年の特典がオトクすぎる!
古きも新しいも受け入れる寛容さと、遊び心を忘れない、OTCという街。1日かけて巡る最新情報&話題のスポットを紹介してきましたが、OTCの魅力はもっともっと幅広くて底知れず、今後もますます進化し続けていくことでしょう。
基本のスポットを押さえたら、あなただけの楽しみ方、散策ルート、行きつけのお店を見つけてみてはいかがでしょうか?いつ訪れても、新しい発見と出会いがあるはずです。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:香港政府観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。