「ドバイ」はラグジュアリーだけじゃない…広大な砂漠地帯でリフレッシュ!アラブ文化も体験できる伝統的な“ラマダン”って?
提供:女子旅プレス
世界一のタワーといった超高層ビル、東京ドーム24個分もあるショッピングモール、宇宙からも確認できるヤシの木の形をした人工島、美しい砂浜のビーチ…近代的な印象の強い「ドバイ」ですが、約50年前までは砂漠に覆われた街でした。ファテ油田が発見されたのを機に状況が変わり、世界屈指の観光都市へと成長していったわけですが、それでも伝統や文化などを大切にしている街。今回は近代的なイメージから一変、ドバイの伝統やアラブ文化をご紹介します。
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世界一高いビル、世界最大の“ヤシの木”人工島、世界一広いショッピングモール…全てが凄すぎる「ラグジュアリーな“ドバイ”」
アラブ首長国連邦(U.A.E.)のほとんどがイスラム教です。そのため、“ラマダン”というヒジュラ暦(太陰暦)の9番目の月のことで、新月から次の新月が確認されるまでのおよそ1カ月の最も神聖な月を大切にしています。日本でいうと、“お正月”のような文化があります。なので、“ラマダン”の時期に行くとイスラム教ならではの伝統や文化に触れられる絶好の機会なんです。
この期間、イスラム教徒は日の出前の礼拝を呼びかけるアザーンから日没まで断食を行います。1日5回のお祈りも欠かせません。そのため、日中は飲食を禁止されています。街を歩くときも肌の露出を抑えた服装がおすすめです。
ラマダンの時期になると、日中閉まっている飲食店も多く、不便そう…そんなイメージがあるかもしれませんが、ショッピングモールのフードコートは入り口に壁ができていたり、黒いカーテンで覆われていたりと、配慮されています。観光客に断食を強要するようなことはないので、ご安心ください。
それよりも、イスラム教徒の人たちはとっても親切!ラマダン中の日没後に取る断食明けの食事“イフタール”は、大切な家族や友人とともに、普段よりも盛大な食事を楽しむんです。独特な香りが漂うスパイスが使われているものが多いアラブ料理ですが、口当たりが軽く、意外とパクパクと食べられます。“イフタール”は、観光客を混ぜてくれるイベントもたくさん行われています。「SMCCU」では、美味しいアラブ料理とともに、現地の人たちの優しさに触れることができます。
ラマダンの時期のみならず、ドバイの文化に触れられるスポットはたくさんあります。せっかくドバイに行ったのだから、近代的なスポットだけでなく、なぜあそこまで世界屈指の観光都市へと上り詰めることができたのか…歴史を学んでみましょう。前回の記事では「ニュー・ドバイ」中心の観光スポットをご紹介してきましたが、今回は「オールド・ドバイ」の観光スポットをご紹介します。
宗教的ランドマーク「ジュメイラ・モスク」は、1978年に建てられた宮殿のような佇まいが特徴的。非イスラム教徒でも内部を見学することができるだけでなく、観光客向けのガイドツアーも行われています。イスラム教徒の基本的な概念を学ぶことができます。
今年1月に設立したばかりの「エティハド博物館」。アラブ首長国連邦の重要な期間とされている1968年から1974年にかけてを写真や映画など最新のシステムで学ぶことができます。タッチパネル式の展示物やキューブを指定のテーブルの真ん中へ移動させると壁に展示内容が映し出されるなど、ただ見て周るだけの博物館ではないので、小さなお子様や博物館が苦手…という方でも、その最新技術に驚かされると思います。
そして、歴史的建造物が保護されている地区にある「アル・ファヒディ歴史地区」。古き良き街を感じられる伝統的な建物がずらり並んでいるため、散策するにはベストな場所です。細道を歩いていくと、規模は小さいながらもたくさんのギャラリーがあります。また、 敷地内にあるディワン・モスクでは、現地の人たちととともにお祈りを体験できます。
古来より商人たちの交易の場「スーク」。水上タクシーに乗って移動し、3大スークを散策してみると、ドバイの伝統を感じられます。ちなみに水上タクシーは、ちょっぴり水しぶきも飛び、激しく揺れる瞬間もあるので、しっかりと座っていてください。
やっぱりドバイと言ったら、“金”…そんなイメージ通り“ゴールド・スーク”と言って、金製品を扱う専門店が集まる市場があります。眩いほどキラキラと光っている金。記念に1つ買いたくなるはずです。もちろん、品質は政府によって保証されているので、安心してください。
また、観光客向けの民族衣装やグッズが販売されている“ドバイ・オールド・スーク”も眺めているだけでも楽しいのですが、“スパイス・スーク”はカラフルな香辛料や調味料が独特な香りが漂う中、ずらりと並んでいます。商品は量り売りできるので、少しずつ様々なスパイスを購入してみるのもいいですね。
超高層ビル群の中心地から車を1時間走らせれば、広大な砂漠地帯へとなるドバイ。砂漠地帯も絶対に押さえておきたいスポットです。広大な砂漠、そして美しい空との融合は絶景です。
砂漠をドライブできるTravco L.L.C(トラフコ)の「デザート・サファリ」。しかし、それは緩やかなものではなく、四駆で疾走するスリリングなドライブです。砂漠は道なんてないので、一気に駆け上がったり、下がったり…どこへ行くのかはわかりません。また、トラフコなら日本語でのガイドツアーも可能なので、嬉しいですね。
途中、車から下りて、砂漠を生で感じてみてください。大自然の景色、そして澄んだ空気…気持ちがリフレッシュされるはずです。ラクダだけでなく、時折野生の動物もいますので、目を凝らしてみてください。
夕方になったら、サンセットバーで一休み。昼間とは違った砂漠の景色に、心が和むはずです。スリリングなドライブで疲れた身体を、お酒飲んで癒やしてください。そして、その後は、アラビックなBBQへ。伝統的なタヌーラ舞踊なども行われるので、ショーとともに美味しいご飯を砂漠のど真ん中で楽しんじゃいましょう!
現在、近代的なイメージの方が強いドバイですが、このように伝統や文化を体験できるスポットはたくさんあります。ある意味真逆の文化が混ざり合っているドバイ。ラグジュアリーな雰囲気も、歴史ある雰囲気の両方を味わえるドバイは、まさに欲張り女子にはピッタリですね!(女子旅プレス/modelpress編集部)
世界一高いビル、世界最大の“ヤシの木”人工島、世界一広いショッピングモール…全てが凄すぎる「ラグジュアリーな“ドバイ”」
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
取材協力:ドバイ政府観光・商務局
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目次
世界一高いビル、世界最大の“ヤシの木”人工島、世界一広いショッピングモール…全てが凄すぎる「ラグジュアリーな“ドバイ”」
「ラマダン」とは
アラブ首長国連邦(U.A.E.)のほとんどがイスラム教です。そのため、“ラマダン”というヒジュラ暦(太陰暦)の9番目の月のことで、新月から次の新月が確認されるまでのおよそ1カ月の最も神聖な月を大切にしています。日本でいうと、“お正月”のような文化があります。なので、“ラマダン”の時期に行くとイスラム教ならではの伝統や文化に触れられる絶好の機会なんです。
この期間、イスラム教徒は日の出前の礼拝を呼びかけるアザーンから日没まで断食を行います。1日5回のお祈りも欠かせません。そのため、日中は飲食を禁止されています。街を歩くときも肌の露出を抑えた服装がおすすめです。
断食明けの食事“イフタール”
ラマダンの時期になると、日中閉まっている飲食店も多く、不便そう…そんなイメージがあるかもしれませんが、ショッピングモールのフードコートは入り口に壁ができていたり、黒いカーテンで覆われていたりと、配慮されています。観光客に断食を強要するようなことはないので、ご安心ください。
それよりも、イスラム教徒の人たちはとっても親切!ラマダン中の日没後に取る断食明けの食事“イフタール”は、大切な家族や友人とともに、普段よりも盛大な食事を楽しむんです。独特な香りが漂うスパイスが使われているものが多いアラブ料理ですが、口当たりが軽く、意外とパクパクと食べられます。“イフタール”は、観光客を混ぜてくれるイベントもたくさん行われています。「SMCCU」では、美味しいアラブ料理とともに、現地の人たちの優しさに触れることができます。
「ジュメイラ・モスク」「エティハド博物館」「バスタキヤ地区」…ドバイを学べるスポット
ラマダンの時期のみならず、ドバイの文化に触れられるスポットはたくさんあります。せっかくドバイに行ったのだから、近代的なスポットだけでなく、なぜあそこまで世界屈指の観光都市へと上り詰めることができたのか…歴史を学んでみましょう。前回の記事では「ニュー・ドバイ」中心の観光スポットをご紹介してきましたが、今回は「オールド・ドバイ」の観光スポットをご紹介します。
宗教的ランドマーク「ジュメイラ・モスク」は、1978年に建てられた宮殿のような佇まいが特徴的。非イスラム教徒でも内部を見学することができるだけでなく、観光客向けのガイドツアーも行われています。イスラム教徒の基本的な概念を学ぶことができます。
今年1月に設立したばかりの「エティハド博物館」。アラブ首長国連邦の重要な期間とされている1968年から1974年にかけてを写真や映画など最新のシステムで学ぶことができます。タッチパネル式の展示物やキューブを指定のテーブルの真ん中へ移動させると壁に展示内容が映し出されるなど、ただ見て周るだけの博物館ではないので、小さなお子様や博物館が苦手…という方でも、その最新技術に驚かされると思います。
そして、歴史的建造物が保護されている地区にある「アル・ファヒディ歴史地区」。古き良き街を感じられる伝統的な建物がずらり並んでいるため、散策するにはベストな場所です。細道を歩いていくと、規模は小さいながらもたくさんのギャラリーがあります。また、 敷地内にあるディワン・モスクでは、現地の人たちととともにお祈りを体験できます。
“ゴールド”“スパイス”スークへ
古来より商人たちの交易の場「スーク」。水上タクシーに乗って移動し、3大スークを散策してみると、ドバイの伝統を感じられます。ちなみに水上タクシーは、ちょっぴり水しぶきも飛び、激しく揺れる瞬間もあるので、しっかりと座っていてください。
やっぱりドバイと言ったら、“金”…そんなイメージ通り“ゴールド・スーク”と言って、金製品を扱う専門店が集まる市場があります。眩いほどキラキラと光っている金。記念に1つ買いたくなるはずです。もちろん、品質は政府によって保証されているので、安心してください。
また、観光客向けの民族衣装やグッズが販売されている“ドバイ・オールド・スーク”も眺めているだけでも楽しいのですが、“スパイス・スーク”はカラフルな香辛料や調味料が独特な香りが漂う中、ずらりと並んでいます。商品は量り売りできるので、少しずつ様々なスパイスを購入してみるのもいいですね。
「デザート・サファリ」で砂漠地帯を体験
超高層ビル群の中心地から車を1時間走らせれば、広大な砂漠地帯へとなるドバイ。砂漠地帯も絶対に押さえておきたいスポットです。広大な砂漠、そして美しい空との融合は絶景です。
砂漠をドライブできるTravco L.L.C(トラフコ)の「デザート・サファリ」。しかし、それは緩やかなものではなく、四駆で疾走するスリリングなドライブです。砂漠は道なんてないので、一気に駆け上がったり、下がったり…どこへ行くのかはわかりません。また、トラフコなら日本語でのガイドツアーも可能なので、嬉しいですね。
途中、車から下りて、砂漠を生で感じてみてください。大自然の景色、そして澄んだ空気…気持ちがリフレッシュされるはずです。ラクダだけでなく、時折野生の動物もいますので、目を凝らしてみてください。
夕方になったら、サンセットバーで一休み。昼間とは違った砂漠の景色に、心が和むはずです。スリリングなドライブで疲れた身体を、お酒飲んで癒やしてください。そして、その後は、アラビックなBBQへ。伝統的なタヌーラ舞踊なども行われるので、ショーとともに美味しいご飯を砂漠のど真ん中で楽しんじゃいましょう!
欲張り女子にぴったりな“ドバイ”
現在、近代的なイメージの方が強いドバイですが、このように伝統や文化を体験できるスポットはたくさんあります。ある意味真逆の文化が混ざり合っているドバイ。ラグジュアリーな雰囲気も、歴史ある雰囲気の両方を味わえるドバイは、まさに欲張り女子にはピッタリですね!(女子旅プレス/modelpress編集部)
世界一高いビル、世界最大の“ヤシの木”人工島、世界一広いショッピングモール…全てが凄すぎる「ラグジュアリーな“ドバイ”」
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
取材協力:ドバイ政府観光・商務局
【Not Sponsored 記事】