童話の世界!イタリアの世界遺産アルベロベッロのとんがり屋根の街並みに恋をする
提供:女子旅プレス
南イタリアの世界遺産の町アルベロベッロ。人口約1万1000人ほどの小さな集落ですが、独特な形のとんがり屋根をかぶった白亜の家屋が約1500軒連なった、“トゥルッリ”と呼ばれる物語に出てきそうな街並みに憧れて、訪れる人が後を絶ちません。しかもこの町では、可愛いトゥルッリに実際に泊まることもできちゃうんです。
もっと写真を見るアルベロベッロは、イタリアの首都ローマとナポリから、それぞれ車で半日ほど離れたプッリャ州バーリ県に位置し、最も大きな最寄りの町が、アドリア海に面したバーリという港湾都市。バーリ空港と、ブリンディシ空港からは車で約1時間ほどで到着します。
アルベロベッロの町を印象づけるのが、石灰岩のレンガを積み上げて、壁に石灰を塗った白亜の街並み。旧市街の湾曲したなだらかな坂道の両脇にトゥルッリがひしめきあい、白亜の風景がどこまでも続くさまは、まさにおとぎの国と呼ぶにふさわしい光景です。
この地方特有の伝統的な石造りの家屋群、通称“トゥルッリ”の原型は15世紀にまで遡り、どれもモルタルを一切使用せず、石を積みあげて造られています。建物の構造上、あまり大きな窓はつけられないのですが、屋内も白壁が光をよく反射するので、十分明るさを感じられるそう。現在もアルベロベッロの町の約4分の1をトゥルッリが占めています。
真っ青な空と太陽光に映える白さが眩しいトゥルッリですが、よく見るとそれぞれとんがり屋根の表面に、太陽、月、ハートと弓矢、十字などのシンボリックなイラストが。実は描かれたイラストにはキリスト教や土着の宗教にまつわる意味がこめられているのだそう。
アルベロベッロには、このトゥルッリを改装したホテルがいくつもあり、実際に泊まることもできるんです。素敵な伝統家屋を眺めるだけでなく、実際に泊まれるなんてまさに旅先ならではの貴重な体験ですよね。
「トゥルッリ ホリデイ」「Hotel Silva」「イル ガベロッタ リゾート」「B&B Salita Delle Pere」などがその代表格。外観同様、石造りの客室で、アンティーク製のベッドや自宅のように居心地の良いインテリアに囲まれて眠りにつき、朝はイタリアの朝食を優雅に目覚める。
まさに物語の世界の住人になったかのようなひとときが、旅行気分をさらに高めてくれます。
また旧市街のトゥルッリは土産物店や飲食店として利用されていることが多く、中でもアルベロベッロで唯一の日本人経営者の店として知られる「陽子の店」には、現地のイタリア人男性と結婚した陽子さんという日本人女性がお店に立っているので、言語に不安があっても安心。
地元特産の食料品やオーガニック品、スーツケースに入れて持ち帰りやすい地元の民芸品など、ジャンルを問わず様々なイタリア土産が揃っています。
街角の至る所に思い思いの草花が飾られていたり、地元の方の住居かと思いきやカフェや雑貨店だったり。真っ白な風景の中に発見がたくさん隠れているアルベロベッロへ、あなたも迷い込んでみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/andrepax/3038551179/
2枚目画像:https://www.flickr.com/photos/alfonsominervino/15224206352/
3枚目画像:https://www.flickr.com/photos/pululante/15660039092/
4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ader1972/32986984096/
5枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ader1972/32902064491/
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イタリア・アルベロベッロへの行き方
もっと写真を見るアルベロベッロは、イタリアの首都ローマとナポリから、それぞれ車で半日ほど離れたプッリャ州バーリ県に位置し、最も大きな最寄りの町が、アドリア海に面したバーリという港湾都市。バーリ空港と、ブリンディシ空港からは車で約1時間ほどで到着します。
真っ白なおとぎの国・アルベロベッロ
アルベロベッロの町を印象づけるのが、石灰岩のレンガを積み上げて、壁に石灰を塗った白亜の街並み。旧市街の湾曲したなだらかな坂道の両脇にトゥルッリがひしめきあい、白亜の風景がどこまでも続くさまは、まさにおとぎの国と呼ぶにふさわしい光景です。
この地方特有の伝統的な石造りの家屋群、通称“トゥルッリ”の原型は15世紀にまで遡り、どれもモルタルを一切使用せず、石を積みあげて造られています。建物の構造上、あまり大きな窓はつけられないのですが、屋内も白壁が光をよく反射するので、十分明るさを感じられるそう。現在もアルベロベッロの町の約4分の1をトゥルッリが占めています。
トゥルッリの屋根に描かれたシンボル
真っ青な空と太陽光に映える白さが眩しいトゥルッリですが、よく見るとそれぞれとんがり屋根の表面に、太陽、月、ハートと弓矢、十字などのシンボリックなイラストが。実は描かれたイラストにはキリスト教や土着の宗教にまつわる意味がこめられているのだそう。
アルベロベッロでトゥルッリに泊まる
アルベロベッロには、このトゥルッリを改装したホテルがいくつもあり、実際に泊まることもできるんです。素敵な伝統家屋を眺めるだけでなく、実際に泊まれるなんてまさに旅先ならではの貴重な体験ですよね。
「トゥルッリ ホリデイ」「Hotel Silva」「イル ガベロッタ リゾート」「B&B Salita Delle Pere」などがその代表格。外観同様、石造りの客室で、アンティーク製のベッドや自宅のように居心地の良いインテリアに囲まれて眠りにつき、朝はイタリアの朝食を優雅に目覚める。
まさに物語の世界の住人になったかのようなひとときが、旅行気分をさらに高めてくれます。
また旧市街のトゥルッリは土産物店や飲食店として利用されていることが多く、中でもアルベロベッロで唯一の日本人経営者の店として知られる「陽子の店」には、現地のイタリア人男性と結婚した陽子さんという日本人女性がお店に立っているので、言語に不安があっても安心。
地元特産の食料品やオーガニック品、スーツケースに入れて持ち帰りやすい地元の民芸品など、ジャンルを問わず様々なイタリア土産が揃っています。
街角の至る所に思い思いの草花が飾られていたり、地元の方の住居かと思いきやカフェや雑貨店だったり。真っ白な風景の中に発見がたくさん隠れているアルベロベッロへ、あなたも迷い込んでみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/andrepax/3038551179/
2枚目画像:https://www.flickr.com/photos/alfonsominervino/15224206352/
3枚目画像:https://www.flickr.com/photos/pululante/15660039092/
4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ader1972/32986984096/
5枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ader1972/32902064491/
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