今年のクリスマスも間近となり、恋人とどのように過ごすか考えて胸を弾ませている方も多いのでは。今年は少し気分を変えて、愛する人との特別な日を雪国や南国で楽しむのはいかがでしょう？今回はクリスマスシーズンにおすすめの国内旅行先を5ヶ所ご紹介します。

日本で初めてクリスマスが祝われた山口県

もっと写真を見る日本で初めてクリスマスが祝われたと伝えられる山口県山口市。かつて第31代当主大内義隆がフランシスコ・サビエルの布教の願いを寛容な心で受け入れ、1552年旧暦12月9日（陽暦12月24日）、山口の地で降誕祭（クリスマス）が行われたことが、日本で初めてクリスマスが祝われた日として記録されています。

この歴史的史実をもとに、山口市では毎年12月に「日本のクリスマスは山口から」を合言葉に、旧サビエル記念聖堂を再現したイルミネーションや、サビエルの来山400年を記念して建てられた山口サビエル記念聖堂のライトアップが行われ、街全体がクリスマス一色に。

また、下関市の「カモンワーフ」や、宇部市の「TOKIWAファンタジア」、萩市の「ウインターイルミネーション・萩イルミネフェスタ」と県内各地が個性溢れるイルミネーション装飾の光で満たされています。

サンタの聖地・熊本県天草市

16世紀に西洋文化とキリスト教が伝来し、禁教令下にあってもクリスマス（霜月祭）を祝い続けてきたという熊本県天草市。その歴史的背景から、アジア初のサンタクロースの聖地として認められました。

クリスマスが近づくと、冬の天草を光と音で彩る「天草ロマンティックファンタジー」のほか、ロマネスク様式の「大江天主堂」にイルミネーションが灯され、崎津教会ではチャペルコンサートが行われたりとこの時期ならではの催しが。

また天草市には、内装に暖炉や木目調の家具、サンタのオブジェを置いた「アマクササンタカミングホテル」という素敵な名前のホテルもあり、365日いつでもクリスマス特有のわくわくする気分を味わえます。

定番デートスポット・横浜ならクリスマスも外さない

季節を問わずデートスポットとして人気の神奈川県横浜市。毎年赤レンガ倉庫でクリスマスマーケットが開催され、クリスマスに欠かせないロマンティックなレストランや、お互いへのプレゼントを買うためのショッピングスポットも非常に充実しています。

日中楽しくデートをして、気分が最高潮に高まったら「ニューオータニイン横浜」「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」「横浜ベイホテル東急」あたりの夜景を見下ろすホテルでお泊り。定番だけど確実に忘れられない1日となるはずです。

雪の舞う北海道でホワイトクリスマスを満喫

真冬の12月に北海道札幌市へ出かければ、雪の降る街でライトアップされた時計台とイルミネーションが輝く、絵に描いたようにロマンティックなホワイトクリスマスが待っています。

毎年札幌市では、姉妹都市であるドイツ・ミュンヘンのクリスマスマーケットを再現した「ミュンヘン・クリスマス市」を大通公園2丁目会場を中心に開催していて、出店のホットワインや熱々のソーセージで暖を取りながら、札幌中心部の大通りと駅前通りをライトアップするイルミネーションデートを楽しめます。

人気リゾート・与論島で南国のクリスマス

真冬だからこそ、あえて他の人が狙わないリゾート地でのんびり過ごすのもひとつの手。日本のリゾート地として人気上昇中の与論島で、多くの旅人たちをとりこにしてきた“ヨロンブルー”の素晴らしい絶景に癒やされる、南国流のクリスマスなんていかがでしょう。

与論島は12月でも気温が20度を超え、水温も25度ほどと暖かいので、青く澄みきった海を泳いで南国カラーのお魚たちとクリスマスをお祝いするなんて楽しみ方も。

いかがでしたか？

ロマンティックなイルミネーションやディナーだけで終わってしまうクリスマスよりも、旅先という特別なロケーションでの体験がプラスアルファで思い出に花を添えてくれるはず。北から南まで日本各地の街を選択肢に入れれば、クリスマスの楽しみ方は無限大ですよ。（女子旅プレス／modelpress編集部）

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

【Not Sponsored 記事】