京都の世界遺産「下鴨神社」でライトアップイベント「下鴨神社 糺の森の光の祭」が2016年8月17日（水）～8月31日（水）まで開催される。期間中は糺（ただす）の森の参道を光のアート空間に変える「呼応する木々–下鴨神社 糺の森」と、光の球体アート「呼応する球体-下鴨神社 糺の森」の2作品を展示する。

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世界遺産の森がアート空間に

古くより導きの神、勝利の神としての信仰があり、事始めの神社としても知られている「下鴨神社」。この糺の森の中の参道沿いの木々をカラフルにライトアップする「呼応する木々–下鴨神社 糺の森」は、木々の光がそれぞれ自律して、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりする。

近くを鑑賞者や動物が通ると、木がそれを察知し光の色を変化させながら音色を響かせ、その光は他の木々へと次々と伝播。

また長い参道の向こうに人や動物がいれば、向こう側から光が押し寄せ、目で見えなくとも同じ空間に他の存在があることを普段より意識させるような作品となっている。

「下鴨神社」楼門に浮かぶ光の球体

もうひとつの作品「呼応する球体-下鴨神社 糺の森」は、境内の楼門の中の空間に光の球体がただようアート作品。

この球体も、まるでゆっくりと呼吸しているかのように光を強く輝かせたり消えたりし、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。

球体による音と光の連続的な呼応は、楼門を超え参道の木々の光にまで届き、互いに呼応していく。（女子旅プレス／modelpress編集部）

下鴨神社 糺の森の光の祭

会期：2016年8月17日（水）～8月31日（水）
住所：京都府京都市左京区下鴨泉川町59下鴨神社（賀茂御祖神社）
ライトアップ時間：18：00～21：30

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