箱根海賊船が運航する芦ノ湖畔の箱根町港に「和カフェ」と「お土産処」等の商業施設「畔屋（ほとりや）」が2016年1月23日（土）にオープン。小田原地区の老舗店舗の食品やアニメ「ヱヴァンゲリヲン」とのコラボ饅頭などを扱う土産物屋や、芦ノ湖と富士山の雄大な景色を望む和カフェが出店する。

癒しの“和カフェ＆老舗土産処”茶屋本陣「畔屋（ほとりや）」　

もっと写真を見る同施設は、江戸時代の箱根関所周辺で、参勤交代の武士が体を休めた箱根宿の本陣をコンセプトに、和の装いを纏いながらも、現代の洗練された空間の中で、箱根観光におけるくつろぎや癒し、活力や賑わいを五感で感じられる“和モダン”を施設の全体的なイメージとしている。

1階は小田原地区の老舗店舗＆お土産屋を含む5店舗が集結

1階には「畔屋」直営のお土産処「箱根百話」（はこねひゃくわ）をはじめ、小田原地区の老舗店舗を含む5店舗がラインナップ。

1階は吹き抜けの開放感と宿場町の雰囲気を醸し出すとともに、箱根・小田原ならではの思い出に残るお土産を多数取り揃え、1階の湖水側には、四季折々の木々や草花を楽しめる回遊性の高い庭園を整備する

「畔屋」1階ラインナップ

小田原の老舗「鈴廣かまぼこ（小田原鈴廣）」は、江戸の頃より受け継がれた技と心を守りながら、天然素材を使い、化学調味料・保存料無添加の伝統の板付きかまぼこのほか、箱根百年水を使用した「箱根ビール」などを提供する。

明治期に卸問屋として創業した「しいの食品」の2号店としてオープンする「しいの 茶屋本陣 畔屋店」では、世界に誇る日本の伝統食である漬物、佃煮をはじめ、塩辛や箱根限定の「箱根七福漬」、アニメ「ヱヴァンゲリヲン」とコラボした饅頭「箱根二子山」を提供。漬物類は温かいご飯と合わせて試食も出来る。

明治初期に創業した料亭をルーツとする梅干の老舗「ちん里う本店」による「NIHON ICHIBAN」では、昔ながらの製法で作る伝統の梅干・梅加工品などのほか、小田原の鋳物や木工製品、日本が誇る各地の伝統工芸品など、訪日客からも人気の品を多数取り揃える。

そして「湖水庵旬果（こすいあんしゅんか）」には、フレッシュジュース、カットフルーツ、いちご大福など、青果店経営ならではの季節のフルーツをふんだんに使用したメニューが登場する。

2階は雄大な芦ノ湖の風景を望むカフェ空間に

2階に出店するのは飲食店「cafe KOMON『湖紋』（カフェこもん）」の1店舗のみ。店内客席は全112席。ホール74席、広縁席32席、テラス6席で構成され、芦ノ湖と富士山の雄大な景色をのんびりと眺めながらオリジナルのカフェメニューのほか、スペシャルティグレードのコーヒー豆をブレンドした「畔屋珈琲」を楽しめる。

「cafe ＫＯＭＯＮ『湖紋』（カフェこもん）」のメニューラインナップ

2階カフェで提供されるのは、駿河湾で水揚げされた桜海老とシラスを使った「箱根八里丼」や、スパイスの効いた「畔屋特製カレー」などのランチメニューをはじめ、熱々の鉄鍋で提供する特製パンケーキや七輪で焼き上げる本陣団子、スペシャルティグレードのコーヒー豆を特別にブレンドした「畔屋珈琲」など、オリジナリティーに富んだ和カフェメニューを用意する。

箱根観光の際に寄りやすいロケーション

また同施設は、箱根海賊船・箱根町港のりば正面で、箱根登山バスなら箱根町バス停前からすぐと、箱根観光のルートに取り入れやすい立地。施設正面の乗用車無料駐車場8台のほか、周辺に無料駐車場も完備。

さらにこの地区は、海賊船と箱根登山バスとの重要な交通結節点であるとともに、箱根新道からも程近く、国道1号線三島方面とを結ぶ道路交通の要所であることから、ターミナル機能の充実化を図るため、施設内にバス案内所を設けている。（女子旅プレス／modelpress編集部）

畔屋（ほとりや）店舗情報

住所：神奈川県足柄下郡箱根町箱根161-1
電話番号：0460-83-6711
営業時間：1階9：30～17：00（予定）、2階10：00～16：00※LO15：30（予定）

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