京都観光で欠かせないスポットの1つが、まばゆい金色の輝きで世界中の観光客を魅了する黄金の楼閣「金閣寺」。通年客足が途絶えることのない人気スポットなので、周辺一帯には食事や買い物をする場所が集中しています。そこで今回は、「金閣寺」観光後、おさんぽがてら歩いて周れるおすすめスポットを5つご紹介します。

金閣寺

もっと写真を見る京都を代表する建築物の1つである「金閣寺」ですが、実は「鹿苑寺」が正式名称。室町時代に足利義満の邸宅として建てられ、義満の死後、鹿苑寺と名付けられたものの、漆塗りに金箔を張った舎利殿「金閣」が有名な事から、今では「金閣寺」の名で広く親しまれるようになりました。

金閣周辺の庭園一帯がこの世の極楽浄土をあらわしているとされ、衣笠山を借景に鏡湖池に映る金閣の姿は大変美しく、世界中の旅人たちを虜にしています。

金閣のきらびやかな色彩にばかり目がいってしまいますが、下層から寝殿造り、武家造り、禅宗仏殿造りと三段とも異なる建築様式が用いられている点にも注目してみて下さいね。

権太呂 金閣寺店

「金閣寺」全体を歩きまわった後は、金閣寺と龍安寺を結ぶ観光ルート・きぬかけの路の中程にあるおそば屋さん「権太呂 金閣寺店」へランチに立ち寄りましょう。

おすすめは金閣寺店限定で食べられる「ゆばあんかけそば」。昆布と数種類の節から出汁をとったとろとろあんの中に、野菜や肉、そしてそばを包んだ湯葉が入った変わり種そばです。

京都の綺麗な水で打ったそばの美味しさはまた格別。歴史的偉人も多く訪れたという、京都らしい趣きのある町屋で食べることで旅情がかきたてられます。

龍安寺

「権太呂」を出て、緑豊かなきぬかけの路をまっすぐ12分ほど進むと、1450年に細川勝元によって創建された「龍安寺」が見えてきます。

枯山水の方丈庭園で知られる「龍安寺」は、「古都京都の文化財」として1994年に世界遺産に登録されました。

禅の思想を大小15の石から表現した枯山水庭園の生み出すシンプルな美しさは、見るものによって異なる感情を抱くことでしょう。いつまでも見入っていたくなる、不思議な奥深さを感じられるはずです。

京こもの 衣笠

「龍安寺」門前にある和雑貨のセレクトショップ「京こもの 衣笠」では、日常使いしやすい和のデザインやちりめん細工の和小物が集められています。

特に華やかな西陣織金襴で作られた「ねじり箱」がお土産に人気。色や柄のバリエーションは約30種類と豊富で、蓋をあけると中に可愛らしい匂い袋が入っています。

仁和寺

さらにきぬかけの路を奥へと進むと、888年に創建された世界遺産「仁和寺」が見えてきます。

ここは平安から明治維新にかけて、代々皇子皇孫に受け継がれ門跡寺院として栄えた歴史の残る場所。阿吽像のそびえる二王門を抜けると、身も心も浄化されそうな参道が広がり、境内には気品あふれる金堂をはじめとする数々の国宝を所蔵しているため、なかなか見ごたえがあります。

本物の四つ葉のクローバーを使った「仁和寺」オリジナルのお守りは大切な人へのお土産にぴったり。

御室さのわ

見どころいっぱいの「仁和寺」を散策した後は、道路を挟んで斜め向かいの「御室さのわ」でひとやすみ。

京都名産水「京見峠の山水」で淹れる美味しいお茶は、京都産の本玉露から、鹿児島県の煎茶、台湾の木柵鉄観音茶まで厳選した7種類を取り揃えています。

手作りの抹茶スイーツやウィーンの焼き菓子が歩き疲れた体を癒してくれるはずです。。

いかがでしたか？

金閣寺・龍安寺・仁和寺の3つの世界遺産をつなぐきぬかけの路を中心に、1日の巡り方を立ててみるのも楽しいですよ。ぜひ「金閣寺」を訪れる際の参考にしてみてくださいね。（女子旅プレス／modelpress編集部）

金閣寺

住所：京都府京都市北区金閣寺町1
電話番号：075-463-1039
営業時間：9：00～17：00
定休日：無休

権太呂 金閣寺店 店舗情報

住所：京都府京都市北区平野宮敷町26
電話番号：075-463-1039
営業時間：11：00～21：30（LO21：00）
定休日：水曜日

龍安寺

住所：京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
電話番号：075-463-2216
営業時間：8：30～17：30
定休日：無休

京こもの 衣笠店舗情報

住所：京都市右京区龍安寺御陵ノ下町5
電話番号：075-461-2631
営業時間：9：30～17：30
定休日：無休

御室さのわ店舗情報

住所：京都府京都市右京区御室竪町25-2デラシオン御室1F
電話番号：075-461-9077
営業時間：10：00～18：00
定休日：月曜日

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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