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香港の風水師に聞く“最強開運香港旅行ガイド” 恋愛成就から学業祈願まで

香港の風水師に聞く“最強開運香港旅行ガイド” 恋愛成就から学業祈願まで

2024年の干支は辰年。空と海を自在に行き来する伝説上の生き物である龍は、十二支のうち最も権威のある存在とされ、その年は中国文化の中で重要な意味を持っています。旧正月(2024年2月10日)を前に、今回は風水師のマック・リンリン監修による旧正月の“最強開運香港旅行ガイド”をお届け。

キャリアと学業のさらなる飛躍を祈願



画像提供:香港政府観光局
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旧正月に香港旅行をするなら、寺院を訪れるのは必須。多くの歴史的な寺院の中でも、特に有名なのは上環(ションワン)にある文武廟(マンモー・ミュー)。

出世や学業成就を祈願する聖域として広く知られているこの寺院は、比較的コンパクトであるにもかかわらず、最も人気のある名所として知られ、観光客で賑わう中心地、中環(セントラル)と上環(ションワン)という便利な立地も、揺るぎない人気の一つ。
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文武廟は主に文神(文学の神)と武神(武術の神)に捧げられています。出世を願う会社員は、文神に祈りを捧げ、「文昌筆」に触れて幸運を祈り、また学業成就を願う学生は、文房具や筆箱を祭壇に持参し、神様に加護してもらうと良い結果が得られると伝えられています。

一家の繁栄を祈る



画像提供:香港政府観光局
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家族全員の繁栄と幸福を祈るには、観音様を拝むのが正しいとされています。香港には観音様を祀る寺院が数多くありますが、九龍で最も規模が大きく有名なのはホンハム観音廟です。

画像提供:香港政府観光局
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旧暦1月26日(2024年3月6日)は、「観音開庫」(観音様が宝物庫を開き、人々にお金を貸すと信じられている日)として知られ、この特別な日には、一級歴史建築であるこの寺院に参拝者が集まり、観音様から借りられる「お金」(赤い紙に書かれた架空の紙幣)を求めて、真夜中から寺院の前に行列を作ります。

「観音開庫」以外の日でも、観光客はこの歴史的な寺院を訪れ、無病息災、子宝、恋愛を祈願することができますよ。

健康と順風満帆を祈る



画像提供:香港政府観光局
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300年近い歴史を誇る九龍城の侯王古廟(ハウ・ウォンテンプル)は、無病息災を願うのに最適な場所とされ、旧暦6月16日に行われる侯王寶誕(ハウ・ウォン・フェスティバル)の期間中は、特に多くの人で賑わいます。

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侯王(ハウ・ウォン)の本尊とは別に、寺院には中国占星術の五行と組み合わせた十二支を司る60の神であるタイスイも祀られています。毎年、特定の干支はその年の支配神と衝突する「ファンタイスイ」とみなされ、その干支の人は不運に見舞われる可能性が…。

画像提供:香港政府観光局
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辰年の不運な干支は、辰、戌、卯、丑です。これらの年に生まれた人は、「タイスイイ」を買って自分の名前と生年月日を書き、線香を供えて太歳神に祈る儀式を行うことで、その年の災いを鎮めることができるといわれています。

万全と結実を祈る



画像提供:香港政府観光局
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辰年を完璧なものにするためには、あらゆる願いに応えることで有名で、旧正月には特別な装飾が施される黄大仙(ウォンタイシン)は外せません。旧正月には、華やかに飾られたこの寺院で、この街最大の伝統行事のひとつである「搶上頭炷香」が実施。

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最初に寺院に入り線香をあげた者が最大の祝福を受けると信じられており、そのため旧正月大晦日の真夜中頃になると、大勢の参拝者が寺院に集まり、我先にとお線香をあげに走ります。1位になるのは至難の業ですが、旧正月期間中はいつでも黄大仙で線香をあげ、辰年の幸運を祈ることができますよ。

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黄大仙には、愛と結婚を司る神様である月老神像もあり、恋愛成就を願う者は、花や果物を月老神像に供えて願い事をすることができます。

月老は結婚にふさわしい男女の足に赤い糸を結ぶと言われているので、参拝後に月老神像の両脇に佇む「金子」と「玉女」の像の足に触れて、早期の良縁を祈ってみて。

運気上昇を願う



画像提供:香港政府観光局
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香港の旧正月旅行で運気を上げたいなら、ぜひ沙田(シャーティン)にある車公廟へ。大勢の参拝者が旧正月の3日目に、扇風機のような銅製の羽根がついた風車がある象徴的な寺院に押し寄せます。

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旧正月の2日目が車公の誕生日ですが、地元の人々の多くは3日目に車公廟を訪れるのです。

というのも、3日目は「赤口」で、人々が喧嘩をしやすい日だと信じられており、この争いの起こりやすい日には友人や家族と会うのを避けるために、寺院を訪れることを選びます。

車公廟で幸運を祈るには特別な風習があり、それは寺院に入ったら、太鼓を3回叩いて、銅製の羽根でできた幸運の風車「轉風車」を回すというもの。

画像提供:香港政府観光局
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前年に良いことがあった場合は、時計回りに回すと上昇傾向が保たれ、そうでない場合は、反時計回りに回すと不運を追い払うことができるといわれています。寺院で売られている風車を持ち帰り、今年の吉方位である南西か北東に置くと、さらに運気がアップするでしょう。風水では、「山は人を制し、水は富を制す」と言われ、旧正月には山と水を見るのが新年の幕開けにふさわしい縁起の良い方法とされています。

辰年の吉方位&幸運の鍵は?



画像提供:香港政府観光局
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<吉方位>
・財運と結婚運の吉方は南西。ラッキーカラーは赤、緑、紫。大きな葉の植物や聚寶盆(財宝を集める秘宝器)を置くとよい。
・感情や対人関係を強化するための吉方は東。ラッキーカラーはピンク。水面に浮ぶ花やピンクの水晶を置くとよい。
・仕事運や勉強運の吉方は北西。ラッキーカラーは、緑やストライプ。4本のミリオンバンブーや、文昌塔(古代中国で建造された塔の置物)を置くとよい。

<幸運の鍵>
・旧正月の初日に一年の運気を高めるために吉方位を歩くことが幸運の鍵。辰年正月初日の吉方位は、南西(導きの神)と北東(幸福の神)で、喜びと幸運を迎えるのに適している。
・今年の旧正月には出かける際は、3つの時間帯(午前7時~9時、午前9時~11時、午後1時~3時)がよい。

旧正月に香港旅行を訪れる際は、この旅行ガイドをぜひ参考にしてみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
画像提供:香港政府観光局

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